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キングコング西野亮廣さんの「新世界」を読んでみた

キングコング西野さんの著書「新世界」


今更ながら、私はこの本を現時点で3回読み返しました。


キングコング西野さんといえば、

・お笑い芸人
・絵本作家
・オンラインサロンの運営者(国内最大)


と様々な肩書きをもっています。


過去にも「魔法のコンパス」や「革命のファンファーレ」などのビジネス書を出版しており、どれも面白い内容となっています。


そんなキングコング西野亮廣さんの著書「新世界」を読んだ感想を備忘録としてまとめておきます。


「新世界」の要点まとめ

キングコング西野亮廣さんの「新世界」とはどのような内容か?要点を簡単にまとめます。


【現代におけるお金について】

結論からいうと、お金は信用を可視化したものです。


この「信用」が現代には非常に大事になってきます。


その理由を今から説明していきます。


まずあなたはお金と聞いてどのようなイメージがありますか?

・お金は汚い
・お金は我慢の対価として得る報酬だ
・お金持ちは何かズルをしているはず


など色々なイメージをもっているでしょうが、どれもあまり良いイメージではないでしょう。


そんな「お金」ですが、ここ最近お金の流れ方や生み方含め大きな変化が起こっています。


特にお金の生み方に関しては、クラウドファンディングというサービスの登場により劇的に変化してきています。


クラウドファンディングとは、インターネット上で自分の企画を発表して支援者を募るサービスのことです。


今までのお金の生みだし方であれば

・自分で働いてお金を稼ぐ
・お金を借りる


という選択肢しかなかったのが、このサービスの登場によりどんな人でも(子供でも)お金を稼ぐ手段を獲得することができるようになりました。


この画期的なサービスであるクラウドファンディングですが、有名人との相性はあまり良くないそうです。


なぜか?


有名人=信用がある

ではないからです。


つまりクラウドファンディングは、金の生る木ではなく信用を換金する装置なのです。


現代ではこのお金を稼ぐのではなく、信用を稼ぐ

いわゆる

信用持ち」があらゆるメリットを受け取れる時代となってきています。


これからは個人の信用を稼ぐ「貯信時代」となると本には書かれています。


【信用を稼ぐには自分をブランド化し、嘘をつかないこと】

では信用を稼ぐにはどうすればいいのでしょうか?


それは、自分をブランド化し、嘘をつかないことが大切になります。


現在はSNSで誰でも情報発信ができる時代です。


誰でもだからこそ匿名のSNSは得策ではないと西野さんは言っています。


実名で活動し、信用ポイントを自分の名前に貯めて、自分を「ブランド化」しておくことが、これからの個人の信用がモノを言う時代に生きてきます。


例えば芸能人のグルメ番組や化粧品のCMで考えてみましょう。


芸能人はグルメ番組でマズイ料理が出たとしても「美味しい」と言わなくてはいけないし、自分が使ってもいない化粧品のCMに出演することもあるかもしれません。


その際のコメントやCMを真に受けたお客さんが、わざわざその料理を食べにいったり、わざわざ化粧品を買ったりして、そこで満足してくれたら問題ないです。


しかしそうでなかった場合、必ずシッペ返しがあります。


嘘をつくことで露出を続けると、認知度は上がるけど、人気度(信用度)は確実に落ちていくというわけです。これが西野さん曰く、認知タレントと人気タレントの違いだそうです。


これは個人の信用がモノを言う時代において致命的なことです。


今のは芸能人の話しでしたが、私たち一般の人に置き換えるとどうでしょう?


解決策はシンプル。


・嘘をつかないで信用のあることをする(続ける)!

・誰かにとって価値のあることをする(続ける)!


これだけです。


まとめ

「新世界」を読んでみて、キングコング西野さんの言葉1つ1つに説得力がありました。


なぜか?


それは本質をとらえているから。


その他のページについても西野さんの活動(オンラインサロン内の活動etc)が書かれており大変面白い内容となっています。


現代の新たなビジネスモデルに興味がある方や何か行動を起こしたい人は特におすすめです!


最後まで読んでいただきありがとうございました。










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