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上司へ報告するさいに大事なたった1つのこと

新年度が始まり1ケ月ほど経ちましたがいかがお過ごしですか?

4月になると新入職員も入ってくるので、改めてちゃんとしよう!と気合いが入ります(すでに1ヶ月ほど経っていますが笑)。

前回はコミュニケーションについて書きました↓
コミュニケーションについて考えよう

今回は、コミュニーケーションといっても色々な場面が想定されるので、ガツンと的を絞ります。

それは「上司へ報告するとき」のコミュニケーション術です。

普段こんなことはないですか?

上司へなにかを報告した際に
「結局何が言いたいの?」
「結論は何?」
といわれたこと。

かくいう私も経験があります。

だからこそ、上司へ報告する際に私が意識していることを書いていきたいと思います。

ポイントは
○○を簡単に伝える!
です。


前提として

コミュニケーションをとる前提として

そもそも

「人はあなたの話しの80%は聞いていない」

ということです。

意外かもしれませんが、コミュニケーションはそういうものです。

あなたも学生時代に先生から

「前で話しをしている人がいるのだから、静かに聞くように」

と言われた経験があるかと思います。

では実際どうでしょう?

あなたは100%真剣に聞いていました??


もちろん最初は真剣に聞いていたとしても、いつの間にかぼんやりと違うことを考えてしまっていたかもしれません。

でもそれが当然なのです。

だからこそ

「自分が伝えたいことを話せば、人は話しを聞いてくれる」

ではなく

「人はあなた(相手)の話しの80%は聞いていない」

ということを知る必要があります。


ポイントは○○

前置きが長くなってしまいましたが、上司へ報告する際に大事なこととして

結論を先に(簡潔に)伝えるです。

そんなの当たり前だよーと思う方もいるでしょう。

しかしとくに新人さんは、なにを報告してなにを省くべきなのか、どこにポイントを置いたらいいのかまとまらずにダラダラと話してしまいがちです。

だからこそ、結論を先に話すことで、上司は次の指示が出しやすくなります。

こんな場面を想像してみましょう。


80代女性
脳出血
左片麻痺
基本動作介助レベル

ベッド→車椅子へ移乗する際に、フットレストに麻痺側の足をぶつけ皮膚はくりを起こしてしまいました。

その後出血みられたため看護師へ処置を依頼した。


こんなとき、あなたはどのように上司へ報告しますか?

<Aパターン>
脳出血で左片麻痺の女性を移乗する際に、本人がふらついてしまったので急いで介助したら、フットレストに足をぶつけ皮膚はくりを起こしてしまいました。

<Bパターン>
脳出血で左片麻痺の女性を移乗する際に、フットレストに麻痺側足をぶつけ皮膚はくりを起こしてしまいました。出血もあったので看護師へ処置を依頼しました。


さてどちらが分かりやすいでしょうか?


Bパターンのほうが結論を簡潔に話していてわかりやすいですよね。

Aパターンのほうは皮膚はくりを起こしたという事実までは話していますが、その後どうしたのかという部分までは報告していません。

この例でいうと

「出血があったので看護師へ処置を依頼した」

というのが結論部分になるので、これを聞いて対応が良かったのか悪かったのか上司は判断することでしょう。

結論を簡潔に話すためには、あなたが伝えるべきことの結論は何か?

これをはっきりとさせましょう。


まとめ

今回は上司へ報告するときのコミュニケーション術について書いていきました。

ポイントはたった1つ!

「結論を簡潔に伝える」

当たり前なことかもしれませんが、意外にできていないこともありますので、あなたも振り返ってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


参考書籍

・伊藤洋一 著:1分で話せ:SBクリエイティブ株式会社

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