episode 0 「それはオマエが後輩に返せ」
見出し画像

episode 0 「それはオマエが後輩に返せ」

竹田正信 Masanobu Takeda

「いいチームをつくりたいマネジャーのためのマガジン」を始めることにした理由〜

私はこれまで5つの会社に所属し、そのうち4つの会社で取締役をつとめています。いずれの会社も上場や、急成長を希求してチャレンジする「ITベンチャー企業」です。
一貫して変化の激しい環境だったこともあり、その間3回の企業買収も経験しました。
そして、そのいずれでもPMI*の責任者を務め、幸いなことに成功と呼べる結果をおさめることができました。

*PMIとは
M&A(合併・買収)後の統合プロセスを指す。経営統合、業務統合、意識統合の3段階からなる。
当初計画したM&A後の統合効果を最大化するための統合プロセスを指します。統合の対象範囲は、経営、業務、意識など統合に関わるすべてのプロセスに及びます。
(引用 Nomura Research Institute, Ltd.用語解説)

またこの間の約20年の中で、マネジャー経験は15年になります。
最少で2名の営業チームからはじまり、大きなところでは約500名が所属する組織の責任者も経験させてもらいました。
ちょっと例をあげると、

・自身がまったく実務経験をしたことがない組織のマネジメント
・昨日まで最大の競合だった組織の責任者
・まるで社外かのように分裂した組織のターンアラウンド

などなど、さまざまな経緯・条件下で、たくさんの仲間と、ドラマチックな時間を共にさせてもらいました。

これからしばらく、noteではこんな感じで、具体的なエピソードと一緒に、私が体験から学んだマネジメントに関する話題を紹介してゆこうと思います。
ただ、自分のしてきた体験は、ストイックに勉強したものではないですし、何十年も研究した結果でもなければ、もちろん、死と隣り合わせのような経験を経て得たものでもありません。
体験のなかで悩んだり、考えたりして取り組んだ時に、浮かんだアイデアや気付きなので、体系化されたメソッドや論理をお探しの場合は別の方にお任せします。

そもそもこんなことをしようと思ったのは、20代、30代でマネジメントに悩んでいる人が身近に何人かいたことがキッカケです。
なので、プレイヤーからマネジャーに初めてなった人や、急に大きな組織を担当することになった人、だましだましマネジメントしてきたけど実は自信がない、みたいな人に読んでもらえたら嬉しいです。


それともう一つ、お世話になった先輩がご馳走してくれるたびに言っていた言葉を思い出したことも、やってみようと思ったキッカケの一つです。

「先輩が財布出したらごちそうさまと言えばいい。そして、ありがたいと思ったんなら、いつかそれはオマエが後輩に返せ。」

私の体験には常に、私以外の誰かの存在があり、常にその人々のおかげで得られていることだけは確かで、そろそろそれを、後輩にお返ししてゆけたらと思っています。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
嬉しいです!これからもよろしくお願いします。
竹田正信 Masanobu Takeda
株式会社マネーフォワード 取締役執行役員 マネーフォワードビジネスカンパニーCOO/株式会社クラビス 取締役CFO。一貫してITベンチャー畑を約20年。経験領域はセールス/マーケ、事業戦略、人事企画、M&AにおけるPMI等。長野県出身、早稲田大学卒。愛犬の名前はむーたん。