見出し画像

心を閉ざした子供との関係の作り方

みなさんこんにちは!
子どもの笑顔を増やしたい高校通級を担当している高校教員のmasaです!


〇家族や周囲からどのような対応をされてきたか?

自閉スペクトラム症の子供で、自分の興味関心のある話題なると取り留めなく話す子供がいます。こういった子供は家でそのような話ができているでしょうか?
ご家族も忙しいので、常にその話に付き合えるわけではありません。
ましてや毎日興味のない話を延々とされたらどうでしょうか?
面倒くさいなぁ。となるでしょう。

その面倒くさがられる対応を受け続けている子供は次第に話さなくなり、自分の殻に入って心の窓を閉ざしてしまいます。

〇自発的に話してくれる話題

心を閉ざしていても興味関心は消えるわけではありません。自分の中や今であればネット民の中で自分の興味関心を思う存分話せる環境に閉じこもり続けるでしょう。

私も通級を通じて子供本人が話したいと思っている話題を探ります。
そういった話題になると子供の表情をキラッと輝きます。

〇話を聞いてもらえる安全感を提供する

まずは、ここでは話を聞いてもらえるという体験が大切です。自分の伝えたいことが相手に伝わったというのは嬉しいものです。
最初は一方的かもしれませんが、対面でのコミュニケーションがどんどん積み重なっていきます。コミュニケーションを重ねる中で相手とのやり取りが磨かれていきます。

これまで殻にこもってしまっているということは圧倒的に経験数が少ないのです。

自分から話したい話題なので、主体的にコミュニケーションを取ることができます。

まずは、量を重ねることが大切です。
数をこなす中でコミュニケーションも磨かれていきます。

通級という場では、その場でフィードバックも受けられます。伝わりにくいとか、相手がどのように受け取ったかなど、自身の言動を振り返ることができるのです。

好きな話題をきっかけに話すことでコミュニケーション力を育むことに繋がるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?