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大学サッカー 「4年目」 〜2.分析〜

4年目にして自分の立ち位置をここで整理する。
0.選手
1.学生コーチ
2.分析
3.副務


幼い頃からサッカーを始めていたがその時から猛烈に「将来はプロサッカー選手になる!!」と口にしていたかと言えばそうではなかった。
憧れはあったが、プロサッカー選手を夢見て自分がスタジアムのピッチに立ってプレーをしているイメージとその臨場感があったかと聞かれたらそうではなかった。

でも、こうしてまだサッカーに関わり続けている。
多分サッカーが好きなんだと。
どうせなら上手い方が良かったに決まっている。
ドリブル上手くて、強くて、速くて、賢くて、他人より秀でた選手でありたかったに決まっている。
それはみんなそう思っている。
それでも、「君、上手いね」って言われるぐらいの選手にはなりたかったなと思う。

まあ、選手はまだこの先でも出来る。社会人チームで出来る。
上手くなれるはず。
頭のこともあるがやれる範囲でまた少しずつプレイヤーとしてもやりたいなと思う!

今はそんな選手を育てる側にいるのが現在と未来の立ち位置。
高校の時から少し感じていたが、教えるのが好きだなと。
自分で観て感じたことを人にアドバイスすることが好きなんだなと感じていた。
だから、コーチという役割は自分に合ってるんじゃないかなんて思っていた。
これまでに素敵な指導者にたくさん出会えて良かったと思ってる。
指導者に対する悪いイメージがあまりない。


サッカーをしていくにあたって、
選手と指導者存在は極めて重要な存在であることは言わずもがな。 

ここで、自分が大学で新たに出会った魅力的な役職があった。「分析」だ。


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〜2.分析〜

そう。今回は「分析」について自分の経験を踏まえながら感じたこと、そして現状を記していく。

始まりは大学2年の春頃。
ある方から「分析」にチャレンジしてみないかというお話をいただいた。

将来指導者として活動していきたいと考えていた自分はよりサッカーを深く学べる。トップチームのサッカーをより間近で観れると考え、即チャレンジすることを決断した。

ここで生まれた1つのネガティブ要素

"こんな誰かよくわからんやつに言われてみんな納得するのか?聴いてくれるのか?"


でも、今後のため、自分のためだと思ってやるしかなかった。

「分析」のいろはなんてなんもわかっていなかった。
初心者。

自信なんてあったもんじゃない。
ちょっぴりしかない勇気を振り絞ってトップチームの前へ出て、初の分析のプレゼンをした。
汗びっしょり。
とにかく緊張し続けて終えたが、選手の皆さんから「良かったよ」「わかりやすかったよ」などお世辞も含まれていると思うが、ポジティブな声をかけてくれて、すごく安心した。

そこから2019シーズン、2020シーズンと継続。
少しずつ色々な方々の声やアドバイスを聴きながらやってきた。

分析という立ち位置についてから多くの方から色々なことを教わったし、見える世界も広がり、関わる人も増え、何しろより深く幅広くサッカーをもっともっと学びたいと思えた。
自分のサッカーに対する熱量をより増大にさせたきっかけが「分析」との出会いだったのかもしれない。


そして、現在
2021シーズンに突入しようとしている。


今年から日体大卒で筑波大学院で蹴球部のコーチと分析コーチをしていた方が戻ってきた。
その方が分析コーチとしてメインになるが、
こんなにも貴重な時間はない。
今年は昨シーズンまでとは違い分析に関して常に身近で学べる機会があるのだ。

今までは自分が先頭を引っ張って試行錯誤してきた。失敗も学びに変えられた。むしろ良い環境だったと思う。しかし、学びを深められる機会も少なかったと感じている。それは自分の学ぼうとする意欲も圧倒的に足りていなかっのかもしれない。

決してその人がいるから成長できるとか学べるとかそういうわけではない。
自らアクションを起こし続けて学びに行こうとするか、成長しようとするかが大事なことであるはず。
そういう意味ではより容易にアクションが起こせる環境になったことに感謝したい。

その方から多くのことを盗み、学び、自ら多くのことを吸収していきたい。
それは分析のことだけではない。footballに関する多くのことをその方から学んでいこうと思う。


2021シーズンは分析コーチから多くのことを学び、
4年目のラストシーズン、関東リーグ2部優勝1部昇格のためにも分析という立場でやれることを最大限にし続け貢献していきたい。

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