断腸の思い<831/1000>
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こんばんは。
面接して入社してもらった方が、色々と問題を抱えている場合には、辞めてもらうのも仕方がないと割り切っているのに、自分が面接して来てもらったので、どうしても罪悪感を感じてしまうコマリストです。
日本の会社の多くで採用されている『試用期間』という制度。
短くて3ヶ月、長いところで半年程度の試用期間を設け、実際に企業と人の相性を確認するのが目的です。
この仕組みを通過儀礼的に導入している企業も多いため、半年が経過した時点で多くの人がそのまま働き続けることになる。
一方で、本気で企業と人の相性を確認するために、この仕組みを活用している企業もあるため、一定数の人が半年で企業から離れることになる。
そして、私の関与している農場でも同じく、この仕組みをしっかりと活用し、働く場所と働く人がマッチしていることを重視する。
日本でも数少ないアクアポニックス農法を採用している農場であることもあり、国内の農場の中でも群を抜いて見学者が多い。
こんな場所において、最も重要なのはスタッフ間の信頼関係と来場者への心遣い。
この点において、現在ウチの農場で従事しているスタッフのうち1名が、もうじき半年の試用期間を終えることになるタイミングで基準を満たしていないと判断しました。
ということで、今週中にも職を辞して頂く旨を伝えなければなりません。
そもそも1人で農場を運営していくことは不可能だからと、昨年の7月から募集をかけたスタッフ。
複数名が来てくれたおかげで、今の私は現場作業に直接関わらずとも生産が行えるようになっています。
この状況を実現できているのは、私が手放しで信用出来る最強のリーダーの存在があるから。
この人は、何があっても私を裏切ることは無いと断言出来る絶対的な存在。
長年、私が学んでいるものを共有し、超ポジティブシンキングな私をしっかりとコントロール出来る器量の持ち主。
当たり前ですが、他人の愚痴を言うタイプではありません。
愚痴が嫌いな私と同じ職場で働きながら、無計画な私の依頼に対応していくわけなので、愚痴なんて言ってる暇があったら頭と手を動かさないとついてこられないはず。
にもかかわらず、今回私が、半年で抜けてもらわないと厳しいと判断したスタッフに対しては、ほぼ毎日ダメ出しをし続けていました笑
初めは、相当合わないんだろうなと軽く考えていましたが、最強のリーダーがこれほど嫌悪感を表面に出すのは過去に見たことがありません。
真剣に、言葉を受け止めてみると、私が居ないところで隠れてサボる姿や、ルールを曲解して我が家のように過ごす姿、他のスタッフに暴言を吐く姿などなど、とても国内の先頭を走る農場に置いておけない姿が目に付きました。
それでも、私が面接して、半年間働いてくれたことには感謝しかありません。
ウチには合っていなかっただけで、きっとどこかで輝ける場所があるはず。
そう信じて、前向きな気持ちを持って送り出そうと思います。
本人には嫌われるかもしれませんが、まぁそれは仕方がないことです。
組織は人なり。
次のステージへ向けてスピードが上がり始めた今だからこそ、枷になる可能性は排除して一気に進めていきます。
半年後、名実ともに業界のトップになると同時に、最高の職場として地域で愛される場所にしていきます!
じゃ、またね〜!