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視点を変えて、結果をつかめ!

【ラジオ体操10日目】

こんばんは。
興味のあるものばかりお薦めしてくるAmazonの広告に、いつも計画外のものを買わされてしまうので、Amazonとは親友になれるんじゃないかと思っているコマリストです。


さて、今日は朝イチに送られてきたメルマガに記載されていたストーリーがあまりにも素晴らしい話だったので、その話を共有したいなと思います。
#自分の話を書け

このメルマガのメッセージは、『売り方が重要』だということです。
ただ、セールスの話は嫌いだという人も"良いお話"として、読んでもらえるものになっていますので、最後までお付き合いください。

メルマガの内容

【ピンチを逆手に商品を売った、たった1つの方法】
これは、あるりんご
農家 田中さん(仮名)の実話である。

・・・
 
1991年9月28日 早朝。
 
 
大型の台風19号は、
最大瞬間風速50メートルを超える勢いで
青森県津軽地方を襲った。

多くの電柱が倒れ、
10日以上停電するほどの勢力だった・・・
 

 
朝起きて、田中さんは
急いで畑に向かった。


そのとき見た光景を、
彼は今でも忘れることができない。


ほとんどのりんごが地面に落ち、
まるでりんごの絨毯のようだった。


彼は悲しむことも忘れ、
しばらくその場に立ちつくした。

 
 
なんと、りんごの9割が
地面に落ちてしまっていた。

落ちたりんごは、
傷がついて売り物にならない。


彼だけでなく、
周りの多くのりんご農家が、
存続の危機に直面した。

来年以降も栽培を続けるためには、
どうにかして収入を得なくてはならない。


「こんな状況で、どうしたらいいんだろう・・・」

 
「売り物のりんごがダメじゃ、
 もうどうすることもできない・・・」

 
「諦めるしかないか・・・」

 
 
田中さんは、
くる日もくる日もどうしたら良いか考えた。


 
 
・・・その時だった。


「・・・これだ!」


彼はあることを思いつき、
ある方法でりんごを売り始めた。


 
 
すると・・・
 


 
りんごはみるみる売れていき、
気づけばなんと、6000万円の売上を上げていた!
 

 
・・・

 
 
一体、田中さんは何をしたのだろう。
答えを見る前に少し考えてみてほしい。

メルマガを受取ったコマリストの思考

こんなメルマガを朝から送ってくるものだから、
考えないわけにはいかないですよね。

で、私も真剣に考えてみましたが、
どうもしっくりくる答えを見つけられませんでした。

私がずっと考えていたのは、

『落ちたリンゴ』をどう活かすのか?

という観点でした。

・リンゴの形態のまま売るのではなくて、加工品に変える?
・低価格で販売する?
・同じく困っている同業者と連携してSDGsを掲げた販売をする?

などなど、
他にも10個以上考えてみたものの、全然しっくりこないんです。


このままだと、モヤモヤしたまま一日を過ごしてしまう!
そう思って、もう一度メルマガを立ち上げたところ、
何と、下の方に答えが用意されていました。
#最初から気付け

* * * *
田中さんがどんなふうにピンチを乗り越えたのか。
それはこんな1つのキャッチコピーだった。
 
「落ちないりんご」

 
田中さんは、
落ちてしまった9割のりんごではなく、
落ちなかった1割に注目した。


そして、その1割を
台風に負けなかった強運のりんごとして、
受験生やその家族に向けて販売した。

 
落ちないりんごは、
狙い通り受験生やその家族に大反響。

感謝の手紙がたくさん届き、
「来年以降も販売を続けて欲しい」という声が多数寄せられた。

それを受け、29年たった今でも販売が続けられ、
受験生にエールを送り続けている。


答えを見た私は、自分のビジネスセンスの無さに愕然としました。

繰り返しになりますが、私が注目したのは
「落ちてしまったリンゴ」

田中さんが注目したのは
「落ちなかったリンゴ」

真逆じゃん!!

メルマガからの学び

もしかしたら、
最初から落ちなかったリンゴに注目した人もいるかもしれません。

けれど、私と同じように”落ちたリンゴの活用方法”を考えてしまった方が多いんじゃないかなと思います。

なぜかというと、多くの人が
”もったいない”という言葉を子供の頃から刷り込まれているから。

この”もったいない”のように、
無意識レベルで刷り込まれている「固定観念」を
私たちはたくさん抱えています。

実際、落ちたリンゴを活用することで、
ピンチを乗り越える方法もあるとは思います。

なので、"田中さん"の実行したことが唯一の答えではありません。

けれど、この田中さんのように、
少しだけ視点を少し変えてみることで、
気づかなかった”良い部分”に気づくことができるかもしれません。


いや、俺の考えた方法のほうが正しい!!
と、意固地になるよりも、

自分の視点はまだまだ甘かったと認めて、
おぉ~!すごいいい話じゃん!!
真似できるところはないかな?
と、考えたほうが、
ワクワクするし、明日からの自分を成長させてくれると思いません?

まとめ


固定観念に縛られて、思考が停止していないか。
もっと別の視点で見てみることはできないか。


壁にぶつかったり、立ち止まったりした時に、
解決策を必死で考えることがあると思います。

自分なりの解決策が見つかったら、
その解決策を客観的に眺めて一度、真っ向から否定してみる

ド変態みたいですが、
”新しい気づき”を得られる可能性があります。

そして、これが今まさに私たちを苦しめているコロナ禍で、
売上を伸ばしたり、ファンを増やしたり、取引先を増やしたり
といった結果をもたらしてくれるかもしれません。

是非試してみて下さい。

最後になりますが、このメルマガでは最後に、
「売り方が9割」という書籍を勧めてきました。


受験シーズンにマッチするストーリーを選択するあたりとか、
本当に売り方が上手いですよね。
#説得力


本当の勝者は”田中さん”ではなく、メルマガ発行者でした(笑)


じゃ、またね。


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