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『顔面神経麻痺』で学んだ"心の健康"

MARIです。

私は20代の前半で
顔面神経麻痺を経験しました。


ある時、顔が引き攣るようになって

なんだか動きが鈍いな〜
痙攣するな〜
疲れてるのかな〜

って思いながら数日過ごしていて

ある朝、目が覚めたら
顔の右側が全く動かなくなったんです。


自分なのに自分じゃない感覚

自分の顔のはずなのに
自分で動かすことができない。


顔は歪んで、笑うこともできない。


その時の私は『絶望』に包まれた。

自分がこの先どうなるのかもわからなかったし

顔面神経麻痺についての知識もなかったから

病院の何科に行けばいいのかもわからなかった



ただただ
鏡を見るのが怖かったし

水も上手に飲めないし

歯磨きをしてうがいをしようとしても
口から水がこぼれるし


このまま麻痺が全身に広がって
体まで動かなくなるんじゃないかと

とてつもない恐怖と不安に襲われていたんだよね。



そこから症状を元に
『顔 半分動かない』とかでめちゃくちゃ検索してたと思う。

いくべき病院はどうやら耳鼻科らしい。

なんで耳鼻科なん??
脳外科とかじゃないの!?って思ってたけど

どうやら担当は耳鼻科らしい。


半泣きの状態で半信半疑で耳鼻科に行って



先生が一言目に

『顔はまた動くようになるから大丈夫。安心して。不安だったでしょ。』
って言われて涙が止まらなかった。



顔面神経麻痺の原因は過度なストレスと言われているんだよね。


有効的な治療法はなくて
ただ、休むこと。

とにかく安静に、ゆっくり過ごして
ストレスのかかることはしないで。

神経の修復を助けるためのビタミン剤を渡されて終了。



心が原因で起こる症状には
医学での治療法は存在しないんだと学んだの。


心が壊れると全てを失ってしまうと体験からわかった。


一瞬で未来は絶望に包まれる。

これからどうやって生きようか
やりたいと思っていたことは全て閉ざされて

『私の人生終わった』って思った。


その時に初めて
自分はまだやり残したことがあるんだなってわかった。


体が動かなくなるのは怖いし
笑えなくなるのは怖い

失いかけて初めて
当たり前に存在しているもののありがたさに気づいたの。


今、体が動かなくなったら後悔するな。
まだできていないことの方が多いな。

まだ死にたくない。

昔は『死にたい』と思っていたはずなのに

まだ生きていたいと強く思うようになった。



失った時に大切さを知るって言うけれど
まさにその通りで


体が動くことがどれだけ幸せかを体感した。

目が見えること
耳が聞こえること
歩ける足があること

どれだけの大切なものを
すでに当たり前に持っていたかを
気付かされたの。


この私が持っているすべての大切なものを
最大限活かして生きていきたいと思った。

それから5感を最大限つかうことを意識してみたら

目に映る日常は鮮やかで

街で聞こえる車の騒音さえ美しく感じたの。



"今ある当たり前がどれほど幸せか"に
気づけた人から幸せになれる。



私は体の健康よりも
圧倒的に心の健康を大切にしたいと感じた。


体は治療できても
心を根本から治療するには

自分で自分を癒していくことを覚えるしかないんだよね。



心が健康なら体を健康にすることはできるけれど
心が壊れた時、体を健康にすることは
ちょっと難しいんじゃないかな?


自分の”心”の在り方で、生き方は大きく変わる。


人生は一度きり。

豊かで思い通りの人生を生きましょう。


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