「空の大怪獣ラドン」(1956)は、環境破壊の影響で出現した怪生物の脅威を描くパニック映画である。「ゴジラ」(1954)と並ぶ怪獣映画の金字塔とされながら鑑賞の機会が少ない本作だが、戦争の影を引きずらないドライな作劇や、大スペクタクル描写など娯楽作としてもっと評価されるべきである

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