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#1 昨日を忘れた私達へ 映画「ラッカは静かに虐殺されている」

「よし、これからは〜を毎日意識して生きていくぞ」
「こんな世界もあるんだよな・・・忘れちゃいけないな」
「〜には気をつけなければ!」



映画や本や誰かの話でも何でもいい、強く何かに感動した時だったり、世間や身の回りで無慈悲な事件が起きてしまった時だったり、、、そんな時にリアルタイムでは上記のように心で誓ったりしたことって何度もある。

例えば、2017年8月に北朝鮮による弾道ミサイルの発射実験によって北海道上記を通過したミサイルが飛ばされていたこと。覚えていますか?

当時は確か発射時刻が早朝ということもあって、会社にいく準備をしながらテレビをながら見していた時に、全国瞬時警報システム(通称:Jアラート)の本能的に不快で危険を察知するような音が部屋中に鳴り響いたことをはっきり思い出す。そして発射されたのを知ってからたった10分程度で領海に落下したことも。

それからも弾道ミサイルの発射実験は何度もあって緊急速報でその度に予定ニュースが差し替えになって報道されていました。Twitterでもミサイルがもし国内陸で落ちたら、光も絶対見てはだめだなどのツイートが、青汁王子並みに拡散されていたと思います。

「国民保護ポータルサイト」という内閣官房から発信されている下記サイトが今もあって、「弾道ミサイル落下時の行動」など色々書かれています。


何を言いたいか


全部もうなかったかのように生きている気がするけど、これはいいんだろうか? 

そのことをこの映画は気づかせてくれました。


少なくとも私と同じ20代の方々にとっては、自然災害や凶悪事件ではなく対国の問題でこれほどの自体に直面したことはないはずなので、流石に平和ボケしてはいられないと感じた人はいると思います。
自分たちの命に関わる。なんでそもそもこんな事が起きたのか。知るべき。アンテナも持つべき。もっと議論をしていくべき。など

それでも多くの人は、次の日のバラエティ番組やyoutube、著名人の不倫や大企業の不正などの新しくホットなニュースを、帰宅して無意識に付けたTVで見てしまい、昨日大事に考えたことはもう意識にはない。

全員がそうだとは言えませんし、自分もその一人でした。
平和に過ごせているんだけど、どこか毎日せわしなく、1日1日をこなしていくのにいっぱいいっぱいだったりします。

人間ってそんなによくできてないんだと思います。

でもだったら

そんなに保存できないんだったら

情報の仕入先はしっかり選別したいなと。


それからは、以下を全部意識的にしました。

・BGM化していた自宅のテレビ番組→観たい番組だけ観れる

・SNSのフォローアカウント整理→不要なタイムラインの情報をなくせる。


・スマホホーム画面のアプリ配置整理→開きがちなアプリをホーム画面上 で見つけにくくすることによって、不必要に起動しづらくできる。


最後に


毎日大量な情報が舞い込んでくるこの時代だからこそ、各々が目を向けるべきことに対して寄り道しない為にも、トライ&エラー で生きていきたいと思います。

※こんな感じで映画を通して感じた思いや伝えたい考えを綴っていこうと思います。よくある映画のあらすじや感想、レビューといったことはしていかないつもりです。そういうのはそういうサイトがありますしね。

自分のnoteの使い方に関しては初回投稿を読んで知って頂ければ幸いです。


映画「ラッカは静かに虐殺されている」(原題:City of Ghosts)

興味を持っていただけましたら詳細はこちらで是非チェックして観てください。


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