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【心のこと】自分と繋がる方法

数ある記事の中からご訪問いただきましてありがとうございます。
マルソルです。

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「インナーチャイルドの癒し」をしても、夫2にだけは「慈悲」が送れなかった私が、最終的には「自分と繋がる」ということができるようになって、夫2にも慈悲が送れるようになりました。
今回はそのこと「自分と繋がる」ということについて書いてみようと思います。

自分と繋がる、その「自分」とは?


ここでいう「自分」とは、しっくりくる名前で捉えてもらえばよいと思います。

「ハイヤーセルフ(直観)」
「潜在意識」
「内なる神」
「源(ソース)」
「本当の自分」
「心の奥の優しい自分」
「愛」
「アートマン(真我)」
「ブランマン(普遍の存在)」


マインドフルネスをすることで、「私」というマインドがふたつあると書きました。

「thinkingマインド」(自動思考)する「私」。
そして、慈悲を自分にも怒りの相手にも送りたくないと思っている「私」。

では、そのふたつのマインドを見ている「私」とはなんでしょうか?
答えは、それが「優しい私」「愛そのものの存在」の本当の「自分」です。


【「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える】
の中で、「本当の私」について書かれている部分を一部省略し抜粋してみます。

そう、「私」は二重構造をしている。

ひとつめの「私は」、「thinkingマインド」と、この肉体。
生まれて、年を取って、病気になって、そしてある日、死んでいく「私」です。

もうひとつの「私」は、「thinkingマインド」とこの肉体を観ている、
生まれることも、死ぬこともない「私」。

「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える/山下 良道 (著)


ここまで読むとおわかりになると思いますが、「私」と思っているものはひとつではありません。

「thinkingマインド」(自動思考)する「私」。
そして、慈悲を自分にも怒りの相手にも送りたくないと思っている「エゴの私」。
このふたつの「私」は、私たちがこの世に体を持って現れてからずっと、成長しながら変化もしていく、「肉体としての意識の私」です。

そして、その「肉体意識の私」を観ている「私」が、著者がいう、もうひとつの「私」であり、私が「自分と繋がる」ことを意識した時の、その「自分」の部分です。

著者はさらに、「生まれることも、死ぬこともない私」を認識し、実感できると続けます。

この「私の二重構造」は、何も新しいものではありません。
大乗仏教そのものが、その構造の上に立っているからです。
では、これまでの大乗仏教の大前提を超えて、何が新しいのでしょうか。

それは、「私の二重構造」を、私たちが実際に経験できることです。
二重構造は実感できる、認識できるということ。

何によってでしょうか。
はい、答えはもちろん、マインドフルネスによって、です。

「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える/山下 良道 (著)


「自分」と繋がるとはどういうことか?


私が「繋がっている」と感じる瞬間は、「ありのままの素の自分でいる時」です。
どういうことかというと、余計な思考がかぶさっていない、「純粋な私という意識だけでいる瞬間」ということです。

まるで「17.星」のようですね。
何も身につけず、何も彼女を覆い隠しません。
ありのままの、純粋な姿でそこにいます。

「純粋でありのままの、17.星」

たとえば、

・自分が1番リラックスして、心地良い状態でいる時
(お風呂に浸かった瞬間の「はあぁ~~~」となっている瞬間)
・自分の好きなことに浸って感じている時
(大好きなものを食べたり飲んだりして味わっている瞬間)
・意識を自分の中に落ち着かせている時
(瞑想中に動く意識に気づきながら、呼吸に意識を向け続けている瞬間)

などです。

「五感を使って味わって感じて喜びに浸る、3.女帝」


「3.女帝」は「純粋に感じる、ありのままの自分」です。
たとえるなら、叶姉妹のようなイメージですね。
豊かで恵まれていて、幸せを味わい喜ぶお2人の姿はチャーミングですよね。

逆に言えば、そのような「ありのままの素の自分」の状態から遠ざかって、「エゴ」や「思考」に支配された時間が増えていくと、なんとなく切り離されたように感じたり、「自分」を感じられなくなってしまいます。

ただ、勘違いしてはいけないのは、私たちはいつだって「自分」と繋がっていて、「自分」と離れたことなど一瞬もないということです。
誰の中にも、小さい存在を見た時に「可愛い」と感じたり「守りたい」と感じたりする、優しい自分は常にいるのです。

簡単に言えば、「自分」と繋がるには、「自分が究極にリラックスして、究極に心地良さを感じる」だけで良いということです。

自分と繋がるメリット


自分と繋がると、様々なメリットがあります。

私が体験してメリットだと思ったことを書き出してみると、次のようなことがありました。

・悩んでいることに「答え」が出る
・自分の中から出てきたので素直に「納得」できる
・困った時はまず自分に相談するようになった
・自分も、人も許せるようになる
・自分にも、人にも期待しなくなる
・自分を信頼できるようになる
・自分を無視しなくなる

特に、「自分と繋がる」ことで得られる最大のメリットは、「自分を無視しなくなる」ことだと私は思います。

私が過去に経験した様々なことから見えてくるのは、どの時も「自分の声」を聴かなかったことでした。
その変わりに大きく活躍していたのが、「thinkingマインド」(自動思考)する「私」でした。

自分の声を少しでも聴いて受け止めていれば、この時↓とは違った選択ができただろう今では思っています。


そして、「自分を無視しなくなる」の前には、もちろん「自分を信頼できるようになる」こともとても大きなポイントです。
「自分を信じられる」から「自分を無視しなくなる」のですから。

自分と繋がる方法


世の中には、色々なアプローチで自分と繋がる方法があります。
その名前や方法は様々ですが、どれも目的は同じだと思いますので、その中から、ご自分がしっくりくるやり方で実践されてみるのが良いかと思います。

たとえば、

・ハイヤーセルフと繋がる
・潜在意識と繋がる
・宇宙と繋がる
・ヒーリング
・瞑想
・誘導瞑想
・呼吸瞑想
・マインドフル瞑想
・リラックスする

など、調べてみるとたくさんあると思いますが、できれば自分で毎日いつでもどこでもできる簡単な方法が1番ベストだと思います。

以下は、私が実践した方法です。

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【呼吸瞑想】

①.お香を焚いて、好みの瞑想音楽をイヤホンで聞きながら、あぐらを組み座る
②.呼吸の動きに合わせて、エネルギーが空(宇宙)から自分を通って、地球の中心に降りるのを感じる
③.地球の中心から自分を通って空(宇宙)に戻っていくのを感じる
④.思考が出てきたら「ありがとね」という、すると落ち着く
⑤.思考とは違う意識の動きがあることに気づく
⑥その意識を観察していると、直観のような感覚で、言葉や答えやメッセージが浮かぶので覚えておく
⑦.心地良いので、気が済むまで行う
⑧覚えている言葉をメモしておく
(瞑想が終わると忘れていることもよくある)

イメージと呼吸が連動することで、体感として心地よさを感じやすかったです。
そうして、瞑想をしている最中に頭に言葉が浮かぶようになりました。
最初は自分の想像や思考なのか、それとも自己の声なのかわからないので、とりあえず覚えておいてメモしていました。

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【お風呂で瞑想】

①.湯船に浸かって、心を落ち着かせる
②.心が落ちついたなーと感じたら「自分と繋がる」と意図する
③.今悩んでいることや、答えが出なくて困っていることを質問してみる
(問いかけが大事、向こうから答えは勝手にこない)
④.自分の頭に浮かんだ言葉や答えを全部、否定せずそのまま受け入れる
⑤.毎日毎日、この投げかける作業を繰り返す。

これは、脳の「イメージしたものや意識を向けたものに反応する」という仕組みを使ったやり方だと思います。

これも最初は、頭に浮かぶものが自分の想像や思考なのか、それとも自己の声なのか違いがわかりません。
その違いが認識できる、また、その返ってきた声を信用できるまで、自分に問いかけるということを繰り返し練習していました。

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繰り返していると、だんだんと、問いかけに対して返ってきた言葉に、妙に納得したり、「そうか」と腑に落ちたり、答えが出てスッキリしたり、ということが増えるようになりました。
その経験が、「自分と繋がっている」という実感に変わっていきました。

そしてある日、私はこう質問してみました。

「私にとって、再婚した意味ってなんだったの?」

するとこのような答えが頭に浮かびました。

『制限を経験したかった』
『思い通りにならないことを経験するために必要な人たちだった』

私の想像かもしれません。
自分と繋がっていると思い込んで、自分に都合のいいように解釈して、満足しているだけかもしれません。

でも、真実はなんであれ、私はこの答えが返ってきたとき、
「ああそうか、役割をしてくれただけなんだ」
と、気持ちがスーッと落ち着きました。

この答えを聞いたことで、私はやっと夫2に対して、心のざわつきを感じることなく「慈悲」を送れました。

「自分と繋がる」ということをするようになって、最終的に思ったのは、答えは自分の中にある。
自分の中にしかない、ということでした。

誰かが何かを言ってくれても、答えをくれても、結局最後は、自分が納得できるかどうか。
腑に落とせたかどうか、だからです。

この世に生きている限り、自分の「エゴ」や「思考」を無くして生きることはできません。
でも、その「エゴ」や「思考」を自分と思っているところから離れて、「自分のまま」でいることを意識することはできます。

そして「自分と繋がったまま」の「ありのままの自分」で、私はどんな風に生きたいか、を考えることもできます。

常に「自分」とともに。
自分に微笑みながら、自分を信じて進んで行こうと思います。

ここまで読んで下さってありがとうございます。
ではまた。

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