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経営者と服装

一般的に、経営者で特に金持ちともあれば、常に高い服を身にまとっていると思われている。
私も経営者になる前はそう思っていたし、その時と今とでは、また傾向が変わってきているのかもしれない。
今回は2024年時点での、経営者の服装について書き綴っていく。


普段着

経営者の普段着は、本当に様々だ。
しかし、高級ブランドへのこだわりのある人は、それほど多くない。
特に、地方の経営者には、高級ブランドへこだわりがある人は殆ど見ない。

いつも洒落た服装の人もいる。
業種的に、美容系の人はお洒落率が高い。
全体的に、客商売の人ほど、お洒落率が高い。
しかし、殆どは一般的な会社員と変わらないというのが実情だ。

ちなみに、私は普段着に全くこだわりがない。
服屋へ行くのすら苦痛。
買う時は、同じ服の色違いを3つ買う。

ユニフォーム

客商売の場合、ユニフォームがあることが多い。
仕事で使うユニフォームには、こだわりが強い。

しかし、客商売の人ほど、日常でユニフォームを着ない気がする。
仕事の時に着て、終わったら脱ぐ。

逆に、企業相手の商売の人は、日常的にユニフォームを着ている人がそこそこいる。
これは、宣伝、広告、キャラメイクのためにユニフォームを着て、外に出ている感覚が強いのだと思う。

ちなみに、私は「ユニフォーム=普段着」だ。
複数事業、複数会社のユニフォームを持っている私にとって、それだけで普段着がほぼ完全に網羅される。
若干の公私混同感はあるが、きっと若干の広告宣伝にはなっていると思う。

スーツ

面白いのがスーツの場合だ。
客商売で、特に仕事でスーツを全く着ない人は、スーツに全くこだわりがない人が多い。
リクルートスーツに毛が生えたようなスーツで所属団体の総会へ出席する人もいる。
おそらく、そんな会でもないとスーツを着ることはないのだと思う。
実に合理的だ。
経営者団体が正装で参加する会へ出席すると、それが一目でわかるのが面白い。

一方、企業間取引で営業も自ら行うような人は、スーツにこだわりがある人が多い。
皆が行き着くのは、オーダーメイドのスーツ。
高級ブランドかどうかは別として、オーダーメイドのスーツは体に良く馴染む。
体に良くあったスーツのシルエットは、相手に好印象を与える。
体の大きい人ほど、オーダーメイドの方が良い。
仕事でスーツを着る人にとって、スーツは「戦闘服」なのだ。

ちなみに、私もオーダーメイドのスーツを着ている。
今では滅多に着ることはなくなってしまったが、スーツは仕事道具だ。
ブランドにこだわりはないが、体に馴染むスーツが良い。
運良く、元バンドメンバーの大先輩がオーダースーツショップを経営している。
美的感覚がゼロの私にとっては、採寸、生地やシェイプの選択など、全てをプロに任せることができるのが何よりも有難い。

アクセサリー

高級腕時計が好きな人もいる。
しかし、それほど多くない。

仕事用のカバンは比較的こだわる人が多い。
カバンに関しては、耐久性を考えるとそれなりのブランド品にたどり着く傾向が強い。

こだわりがある可能性が最も高いのは、財布。
金を扱うのが商売人だから、当然かもしれない。
札を折り曲げることに抵抗があるのか、長財布が多い気がする。
経営者へ「なぜ、その財布を選んだのか?」と聞くと面白い。
その人の考え方が最も表れるアクセサリーだと思う。

ちなみに、私の財布はこれだ。
(私はAmazonで購入したが、既に販売終了しているので購入不可)

※ Amazonのアソシエイトとして、「そこらへんの経営者」は適格販売により収入を得ています。

現金を殆ど使わない私は、カードとスマホが入れば、それで事足りる。
この財布は、申し訳程度についている小銭を入れるスペースが購入の決め手。
小銭が発生した場合、自宅にある漬物用の瓶に小銭を移す。
瓶が持てる程度の重量のうちに、銀行へ瓶を抱えて持って行き、口座へ入金してもらっている。


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