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【山猫瓶詰研究所】山奥の小さな研究所

三代目 下園薩男

2022年の8月~9月に鹿児島県の枕崎市で新しいお店をOPENします。そのお店は人口2万人あまりの枕崎の中でも山奥に車で15分走ったところにある築100年になる歴史ある旧郵便局です。

築100年の旧郵便局

何故このような人里離れた場所でお店をするのか。
この旧郵便局は空き家になり時がたち、壊されそうになっていたんです。

「壊すのではなく、誰かこの場所を残してもらえないだろうか」そんなSNSの投稿と一緒にこの建物の写真を見て、“これは残したい“そう思いました。
この建物を1軒宿にしたらよさそうだな。そんな思いで現地を訪れました。
地域の方に案内をしてもらうと、皆さんとても良い方達で、そして昔の思い出なども語ってくれました。

”ここは宿として他所の人が泊まりに来るだけではなく、地域の方々も遊びに来れるお店がいいなぁ”

前面には白い建物があり、後ろには昔ながらな日本家屋がくっついていて、まるでジブリの世界に入り込んだような建物。しかも旧郵便局!
魔女が旧郵便局で銅鍋をぐるぐる回してジャムを作っているようなジャム工房はどうだろうか・・・しかし魔女は唐突すぎる気もするなぁ。

そんなときに「ニャー」と猫が鳴いたような気がしたのです。
この町は枕崎という鰹節の産地でもあり、町の中に鰹節の煙が充満しているような面白い町。そんな山奥に山猫がいても面白い。

そうだ「注文の多い料理店」みたいに山猫が美味しいものを作って手ぐすね引いてまっているようなお店はどうだろう。

山猫瓶詰研究所

この物件は何人もの方がSNS投稿で見に来られていて、私達だったらこうしますというお話しをその後させていただき、私達が後を引き継ぐことになりました。

そこから色んな農家さんやハーブ園と出会いました。
有機栽培にこだわっていて、ちょっと傷がついただけだったり、サイズや形が合わないものは破棄されているという農家さん。

太陽の光たっぷり浴びて育ったカブ
色とりどりの美味しそうな野菜達

そして日本最古の歴史あるハーブ栽培園。
ここでは色んなハーブが栽培されており、味も濃厚。
そして芳樟(ほうしょう)というこの地域の歴史に深く関わっているハーブもあります。

開聞山麓香料園

こういった素材と枕崎の鰹節を合わせたピクルスを「山猫瓶詰研究所」では作っていきます。

季節のピクルス

世の中は同じようなお店であふれています。
百貨店の中のお店は海外も日本も同じだったりします。
そんなお店ばかりな世の中は楽しくない。
私は旅行も好きですが、旅行の目的はその土地ならではのものを見たいし、口にしたい、体験したいからです。

だから私達はその地域の産品、歴史や伝統・文化等からインスピレーションを得て、一手間加えた取り組みをします。
企業理念「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする。」この理念の通りにお店も作っていきます。

人口2万人の町でイワシビルという1Fショップ・カフェ、2F工場、3F簡易宿泊施設というお店も自分の生まれ育った町に作りました。

今度はそこから車で2時間離れた町に新しくお店を作ります。
「山猫瓶詰研究所」ピクルスや、サツマイモを使ったクリームブリュレ、鰹節を使ったマフィン。
それに山猫をモチーフにした靴下やハンカチ、雑貨関係等々。こんな田舎にこんなお店がなんであるの!?そんなお店になってくれるはずです。

現在クラウドファンディングも継続中。すでに100%達成していますが、リノベーションで思わぬ費用も発生中。
このプロジェクトを良い方向に持って行くためにも、皆様どうぞ応援のほどよろしくお願いします。


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三代目 下園薩男
下園薩男商店の三代目下園薩男。 創業昭和14年から続く丸干し屋。2013年、丸干しのオイル漬け旅する丸干しを販売開始、天皇杯等数々の賞を獲得。2017年9月9日に直売所イワシビルをOPEN 企業理念「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする」の考えに関する記事。