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【ゲームの感想】Rise of the Ronin PS5版 ライズオブローニン

幕末の知見もなく興味もなかった私でもめっちゃ楽しめた力作アクションゲーム


初見クリアまでの時間は95時間!
ストーリークリア後、30分でトロコン!
未購入者もOKの重度のストーリーネタバレなしレビュー

総評 評価S 21/25点

初期に選べる中では最高難易度の常闇を選択。

クリアまでずっと木刀で不殺プレイ。

同社の仁王とよく似ているけど not 死にゲー。

たまに死ぬけど同じボスで延々とリトライするほどではないです。

いい感じに濃いストーリー、自然と探索したくなるゲームデザイン、パリィが気持ちいい戦闘で中毒化してしまったゲームでした。

オープンワールドのゲームは移動が面倒なイメージだけどそこを上手く作ってあるので移動のストレスがほとんどないのは素晴らしいの一言。

最初から最後まで中身がギッシリで満足できるゲームだと思います。

クリア後のやり込み要素とオンラインマルチプレイ要素もあるけどそこはやってないので未プレイでの評価。


ストーリー ★★★★★ 5点

幕末の知識0で興味もなかったけど普通に楽しめるストーリー。

史実はどうなの?って気になるほどには楽しかった!

知らないから楽しめたまである!

坂本龍馬をとっても身近に感じる、そんなゲーム!

何かとぜよ、ぜよ、言うけど愛着がわく坂本竜馬さん



遊んでて面白い度 ★★★★★ 5点

面白かったところ


  • 好みのキャラで遊べる

顔や体形を細かく作れちゃう!

更にいつでもキャラクリのやり直し可能!(性別の変更もできちゃう)

武器、服装や被り物なんかも一度手に入れた物は何も支払わずに外観に反映可能。

プレイする度に色んな服装で遊ぶのは楽しかった!

私のマイキャラは仁王のウィリアムさんでした!



  • 移動が楽しいから探索も楽しい

塀に登れる、屋根に登れる、崖に登れる。

二階建て屋根くらいの高さであれば鍵縄で簡単に登れちゃう。

あそこ行けるかなー?って場所には大抵行けちゃう。

そしてそこから飛べる!

街でも山でも街道でも飛べる!

徐々に高度は落ちるものの飛べる!

真下にいる敵に致命攻撃できたり遠くの敵にミサイルみたいなの発射して爆撃もできます!

ビバ!幕末!



  • わかりやすい探索要素

細かく区切ってある地域毎に周辺にあるイベント、宝箱の数がわかる。

地区の収集をコンプリートすると能力値が上がったりアイテム貰えたりするので全部探しちゃう!

可愛すぎるワンコをモフモフできちゃうぞ!

ネコもいます!



  • 戦闘は連続パリィで気持ちよく!

最初は全くわからないけど何度も戦ううちに確実に精度が上がっていく。

そもそも敵の種類(武器種)もそんなに多くなく、攻撃パターンも武器種毎に3~4パターンくらいなので数をこなせば嫌でも覚えていきます。

戦闘面倒な気分の時は背後や上からステルス致命で!(雑魚ならほぼ確殺)



  • 同じ武器でも使う流派でモーションがガラッと変わる

仁王の上中下段が無くなって追加されているのが流派。

流派によって通常攻撃とパリィのモーション、使える武技が変わる。

装備した1つの武器に3つまで流派をセット可能。

武器は2つまで装備できて、戦闘中に瞬時に切り替える事ができるので計6つの流派を切り替えながらテクニカルな戦闘も可能。

やらなくても問題ないけどガチャガチャ忙しい操作して変なコンボやって私スゴウマっ!って気分になれるので個人的には楽しい要素!



ちょっと・・?と思ったところ


  • 壁を背にした時のカメラが絶許!

これは3Dアクションゲームが背負った宿命みたいなものです。

数多くのゲームあれど、この問題を解決したゲームはないと思う。

これのせいで狭い部屋や通路での戦闘が全く面白くない。

プレイヤーは数多くのゲームを体験し、広い場所への誘導や壁がない方向への移動や回避というのを気にしながら戦闘するように適応していく。

このゲームに限らずだがプレイヤーが適応するの任せにせずどうにかしてほしい。



  • パリィがスカッって大ダメージ

敵の連撃をガードなりパリィで受けてる時ってどんどん後ろに押されていくんですが、そのせいで敵の攻撃が途中で1発だけスカるというのが結構な頻度で発生するんです。

このゲームのパリィって受ける直前でガードボタンを押すいわゆるジャストガードではありません。

パリィボタンがあり専用のモーションが発生して成功時はモーションキャンセルで隙無し、失敗時はダメージ有りの攻撃判定を出しながらかなりの隙有り。

つまり敵が途中で1発だけスカっている部分にパリィを入力しているとスカモーションが出て確定でズバッと斬られるのです。

この気持ちよくなさはモヤっとするぞ!



  • 闘いは数

敵が2体同時で結構無理。

パリィで弾いて攻撃しようとした瞬間に別の敵が襲ってくる。

向き合ってる敵と戦っていたらいつの間にか3~5体に囲まれていた、みたいな状況が多々ある。

走って逃げて1人ずつ倒すしかない。

ボス2~3体同時はもう拷問レベル。



グラフィック ★★★★☆ 4点

プレイ中の風景やムービーはかなり綺麗。

街のオブジェクトや建物が近寄ってよく見てみるとかなり適当である。

普通にプレイしていると気にならないから良しです。



BGM ★★★☆☆ 3点

良く言えばうるさくない、邪魔じゃない。

耳の残っている曲がない。

雰囲気には合っていたように思える。



快適性・遊びやすい度 ★★★★☆ 4点

フリーズやバグの遭遇はなし。

ファストトラベルのロード時間がかなり速い。

マップを開いて目的地を指定すると自動で馬に乗って走って行ってくれる。

お茶飲んだりお菓子食べたりの小休止ができちゃいます。

でもたまにオブジェクトにハマったり深い水場を無理に横断しようとしたりしてオート移動がキャンセルされちゃうのが気になりました。

普段の移動やUIに関しては不満はないです。



仁王シリーズの延長戦上かと思いきやステージクリア式ではないし別物です。

死にゲー感も薄く、純粋にストーリーと戦闘を楽しむ感じのゲームでした。

ソウルシリーズやエルデンリングよりもホライゾンやツシマの方に近いので後者が好みの方にはオススメ!

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