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【本づくり】世界でひとつの本を作ってみる。

2月のことです。
私はお友達の情報から岡山でZINEのイベントがあるということを教えてもらい、一緒に行かせてもらいました。

そこで目にしたのはみんな楽しく自分を表現し、本を販売していた姿でした。

自分の好きなものを自由に創作して生き生きとしていた姿。

きちんと製本されたものもあるけれど、
手づくりされたものもたくさんあった。
本の綴じ方だって糊付けだけでなく、
和綴じもある。
リングで綴じたものやホッチキスを輪っかにしていた人だって。

小説、短歌、漫画、写真集など。
内容も自由だった。

「好き」が込められた本たちには、
作り手たちの世界がつめこまれていた。

私は小説を書いて、
本を出版することが夢だった。

小説賞に受賞して、編集さんとお話しながら物語をより良いものにして。
出版してたくさんの人たちに読んでもらえたらいいなって思ってた。

それもいいけれど、
本をつくってみたいと思った。

デザインなんてできないけど、
絵を描くだけがデザインじゃない。

紙だけでつくるのが本じゃない。
布を使ったっていいじゃん。

自由につくっていいんだ。

ってことで、
一度簡単に家にある折り紙でつくってみた笑

折り紙を四つ折りしたくらいの大きさ。

意外と簡単。
いろんな作業をぶっとばしてつくったので笑
きちんとつくろうとしたら、
面倒くさいこともありそう。
けど、いろんな綴じ方もあって挑戦してみたい。

途中で違うってなるかもしれないし、
どこまでできるかわからないけれど。
熱しやすく冷めやすいのでね笑
飽きちゃうかもだし笑

それはそれでよしとする。
まずは、自分でやってみようと思う。

手づくりが違ったら
印刷したらいいし
やり方はほかにもあるはず。

どちらにせよ、
大切にしようと思っているのは、
自分がどんな本をつくりたいのかっていうところ。

私は、何度も繰り返して読みたいと思ってもらえるような本がいい。

優しい気持ちになったり、
すっと心が軽くなったり、
じんわりあたたかい気持ちになったり。

うわー!って驚いたり笑

そのためには内容も大切。

だけれど、
言葉だけじゃなく本そのもの含めて物語の世界なのだ。

当たり前のことだけどね。

物語に合わせて本をつくると
本から世界観が溢れ出す気がする。

手触りや紙の色も考えて、
文字だって短編なら
ガラスペンや万年筆で手書きしたっていいかもしれない。

私はどういう物語を、本をつくりたいだろう?
届けたいだろう?

私の本を手にしてくれる方には
どんな本を持ってもらいたいだろう?

そんなことを考えながら
ぼちぼち作ってみようと思います。

私の本が誰かのお守りになるような本を目指して。


*最後まで読んでいただきありがとうございます*

丸家れいでした。


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