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18歳キャバ嬢デビューの日

夜の世界に足を踏み入れたのは
大学入ってすぐ
飲み会帰りに声をかけられたこと。

よく居るキャッチのお兄さんたちは
お店と女の子の間の仲介業者的な役割ですが
私が声をかけられたのは
キャバクラのボーイさんでした。

名刺を渡されて
「答えは悩んでいいし
仕事でやる事は全部教えるから」
と言われて
その日は詳しく話を聞かずに終わり、
名刺もそのまま放置してました。

田舎から出てきたばかりの子供には
さすがに敷居が高くて怖い…。
ただ、
子供なだけあってやっぱり好奇心旺盛!笑
キャバ嬢をしていた
同じ大学のサークルの先輩に相談しました。
別に怖くないところよ、と聞いて…
名刺を貰って5日後
ボーイさんの名刺を見て電話しました。

「もー!悩んでる間に5万は稼げたのにー!」
と言われました笑
正直その5万の価値も
当時の私は分からなかったのですが……

その後はトントン拍子で
体験入店が決まりました。
「体験入店=たいにゅー」と言うのですが
他にも
キャバクラならではの専門用語が多くて
覚えなきゃとメモとってました笑

【体験入店当日】
20:00オープンなので
準備のために早めに行きます。
19:00にお店についてシステムの説明…
・セット料金(50分¥〇〇ー)
・延長料金
・お客様ドリンク(焼酎・ウイスキーは無料)
・割り物はピッチャーで別料金
・女の子ドリンク
・場内指名
・指名
・売上集計は前期後期の月2回
・売上額によって時給が決まる
・ドレスレンタル、ヘアメイクなど引かれる金額

云云…。

説明を聞く間頷くしか出来ませんでした。
もう、なにがなんやら…でした笑
(お店を色々経験すると、このシステム説明の段階でお店の善し悪しが分かります)

幸い、最初のお店が普通にいいお店で
悪徳商法のブラックではなかったので
運良く騙されずに済みました笑

一通り説明を受けたら
ロッカールームでドレスやポーチを借りて
ヘアメイクして貰って綺麗にします。

ポーチの中は
・空名刺(お店のロゴのみ名前が空欄の名刺)
・ライター
・ボールペン(空名刺に名前書く時)
・メモ帳(お客さん情報パパっと書く)
・リップ(ドリンク飲むと取れるので)
最低限の持ち物を入れておきます。

そこからお酒の作り方の練習です。
店長やキッチン専門のスタッフさんから
焼酎やウイスキーなど基本的な作り方を聞いて
実践練習。
OKが出たら完了です。
私はお酒が飲めないので、
ウイスキーとブランデーの違いが
分かりませんでした(色同じだし)笑

諸々準備を終わらせたら
いよいよ
20:00オープンです!

待機席と言われる
女の子たちの座るスペースがあります。
ココに座ってお客さんが来るのを待ちます。
ドキドキ…。

長くなってしまったので
続きは次回に持ち越します( ´-` )スミマセン。
また読んで貰えたら嬉しいです



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