見出し画像

好きな仕事はかけ算で見つける

こんにちは。

46歳コロナの春、給与未払いのため会社を辞めましたまるです。

この度、保育園や幼稚園園児向けかきかた教室講師として仕事を始めることになりました。

求職中は、「好きな仕事をする。」を最優先条件にして職を探し
そして叶えることができました。


でも、この「好きな仕事」を見つけるって難しくありませんか?

わたしはとても難しくって、たくさん悩み、たくさん寄り道をしました。


そして、行きついた好きな仕事を見つける方法は

「好きな仕事はかけ算で見つける」 

でした。

わたしがかきかた教室講師に至るまでのかけ算はこうでした。


被乗数
 「字を書く仕事がしたい」
      ×
乗数
 ●「コロナ禍で安心安全が担保されていない現状、家族との時間を大切にし、家族の安心安全を守りたい」
 ●「余裕をもって家事ができる時間と体力と気持ちを確保したい」
 ●「子どもが好き」
 ●「社会・未来の宝である子ども達の成長の伴走者になりたい」
 ●「やる気が芽生えたときにタイミングよくその成長をサポートしたい」
 ●「子育ての経験を活かしたい」
 ●「誰かのアシスタントとして働くのではなく、自分で考え、実行できる立場で仕事がしたい。」
 ●「相談・成長しあえる仲間がほしい。」
 ●「変化にとむ環境で仕事がしたい」

イコール
かきかたの先生



「好きな仕事がしたいなぁ。」って思う時、被乗数が決まっていることは多いと思うんです。

でも、被乗数だけでは仕事は決めるのは難しいし、
被乗数だけで仕事を決めると、あとで違和感を感じることも多いのではないかと思います。

例えば、「字を書く仕事をする」と言ってもいろいろありますよね。
黙々とボールペンで封筒に宛名書きをする。
筆耕士として賞状を書く。
書道教室を開く。
書道家として、芸術作品を書く。
商業書道家として、お店のロゴをデザインする・・・などなど。


大切なのは、乗数を見極めることなんじゃないかと思うんです。


私の場合、被乗数「字を書く仕事がしたい」という気持ちは
20年前の第1子が生まれたときに漠然と心に浮かんでいました。

この時の乗数はただひとつ。
「子どもとの時間を大切にしたいから在宅で仕事がしたい。」

筆耕(毛筆で賞状などを書く仕事)なら家でできると思い勉強を始め、3人の子ども達に手がかからなくなったタイミングで、インスタグラムで集客をし、在宅で筆耕の仕事を始めました。

でも、やってみると分かったことがありました。
「ずっと座って黙々と書いているのは辛い。⇒動きまわれる仕事がしたい。」
「リアルな人との交流が少ない⇒もっと人とリアルに出会いたい。」
「筆耕は書くのに時間がかかるわりに稼げない⇒もっと稼ぎたい。」

3つの乗数が加わり、どうすればこの新たな乗数を満たせるかと考えたわたしは、筆耕の傍ら、空き時間に家事代行の仕事を始めました。

ここでも乗数は増えました。
「だれかに喜んでもらえるってうれしい。生きがい。⇒喜んでいる人の顔が見える仕事がしたい」

・・・・・・・・

このように、経験を重ね、乗数の取捨選択を繰り返しながら、「かきかた教室の講師」へと繋がるわたしにとって大切にしたい乗数が明確になっていきました。

別の言葉でいうと、「どこで」「だれに」「だれと」「どんなふうに」「どれぐらい」「なにを」「いつ」「なぜ」がどんどんはっきりとしてきたのです。


好きなことを仕事にしたい人。

今、好きなことに向かって動いている人は、経験を通して、自分にとって大切な乗数が次第に見えてくると思います。どんどん動きましょう。


訳あって動けない人は、想像力を働かせ、5W1H(どこで、だれになど)を考えることから始めてみてはいかがでしょうか?

わたしもよくやくスタート地点にたったばかり。
ライフステージやスタイルに応じて
今後も乗数は変わってくると思うので
これからもきっと悩むし寄り道もすると思います。
でも、それって当たり前。
むしろなくてはならないものなのよね。

そんな風に思って頑張っていきたいと思っています。
一緒にがんばりましょう!!!


必要なかたに届きますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?