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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第144回 「あの世から見たお盆の仕組み?」

ということで、前回の続きのお盆編ですが。
あの世から見た、お盆ルーティンについて語ってもらうことになりまして、あの世的にはどういう感じでこの期間を過ごしているのかを確認していきます。
あくまで、亡くなった方の主観であり、生活パターン、成長してきた文化圏で異なると思います。

妻の実家では迎え火、送り火、とやって精霊流しとかもあった感じですが、今はやってるのかどうなのか?
我が家は昔からそういうのは無いです。
なので、お盆も初盆とかやってますが、これは「田舎の民は皆行う」のと、僕も妻の親戚の方やら初盆参りやら行ってますからね。そうなると、お返しで回ってくる方もいますのでやらないわけには行かない、という田舎の風習と捉えて宗教行事とはあまり考えてないとこがあります。

そんな育ちの違う僕と結婚した妻は、果たしてどちらのルートでこの世を認識するのか?

「ということで、あの世でお盆を認識するのはどういうタイミング?」
「こちらの世界、あなたたちが「お盆だ」と思うと伝わるわ」
「となると、7月くらいにはもうそういう感じの情報が伝わるわけかいな」
「でも、葬儀が終わった後にもう「お盆はどうするか」とか考えるでしょう。その時にすでにお盆については考えてるわよ」
「なら、妻の場合は3月に葬儀も終わったので、その時から「今年は初盆か」とか思ってたんかいな」
「そうよ。だからお盆提灯の柄のとことかうまく合わせてあるじゃない」
「そういうことはあったね、お姉さんが購入されたのがちょうど迷ってたやつとか」
「8月になると、あの世でもなんとなくお盆の話で集まったりするのよ」
「あの世の実家みたいなところに親戚が集まるんかね?」
「行き来に時間かからないから、集まるのも一瞬だし情報交換も素早くできるから現実世界で集まるような感じでは無いわよ。
でも、わーっと先祖から何から集まって、今年の動きをお互い話してそして行くとこに行く感じ」
「どこに行くん?」
「自分のところ」
「それは現実の世界での話、あの世の自分のスペース?」
「あの世の自分スペースよ」
「まだこの世には来ないんだ」
「お盆当日になると、人がお参りしたりお墓に来たり、うろうろし始めるでしょ。その時に、強くこの世につながる感じ」
「それは具体的にどうやって?」
「お盆でも一番縁の深い人の霊体を借りて、この世の状態を見ることするから、肉親とか結婚相手とかいるとそこの霊体に入り込んで、そこからこの世を見てる感じ」
「それは、初盆の時、もしくはお盆の時は僕のとこに憑依してみんなお客さんを見てる感じ?」
「そういう言い方もあるけど、憑依って言い方悪くない?」
「霊体を一部借りて現世を見るような感覚、って文が長いやん」
「憑依でいいわよ」
「で、それは近しい相手がいないと無理ってことは、ご先祖とか縁が離れてしまった人は憑依できんてことやないの?」
「そうよ」
「じゃあご先祖様来てないのでは?」
「意識は向けるから。憑依してみたりはしないけど、自分のとこから「みんなやってるな」というのを眺めることは可能よ。
そうね、霊界から霊的遠隔カメラを実家に設置してて、そこから霊体ケーブルで繋がっていろんなご先祖の場所にあるテレビに映し出されてる感じ」
「霊体ケーブルテレビみたいな感じかいな。
で、近い肉親がいる場合は、憑依できるからバーチャル体験ができて、先祖は画面越しで眺めることができて、ってことになるのか。
そうなるとご先祖がこの世界に直に影響あ耐えることなくない?」
「私たちこの世に降りられる子孫に「ちょっとあれしてきて」って頼んでくるわ」
「じゃあ、お供えの漬物が気に入らない場合は「もう少し辛めで」とか文句言ってくるん?」
「そんなに狭量じゃないし。味付けとかそんな細かいことは言わないわ。ただ、家にとって気になることとかあればお盆の時にそれについて何か伝えたいと思う時はあるかも」
「これはお盆の時に、この世の人たちがあの世を感じる、意識するからご先祖が介入したいと思うだけで、そのような風習がない場合はご先祖はあまり介入してこないわけか」
「多分そう」
「僕の場合は、妻の実家のご先祖がこちらに影響与えるんかね?」
「あなたのとこには関係ないわ。私の実家に対してよ」
「うちは?」
「そういう感覚ないじゃない。おじいちゃんばあちゃん以上のつながりよく知らないじゃない」
「確かに」
「それに、あなたのひいおじいちゃんとか出てきても私わからないし」
「そうなると、妻は僕の先祖からのメッセージは持ってこないけど、妻の実家のメッセージを妻の実家に届けることは行うってことか」
「そうなるわね」
「割と設定が細かいね」
「設定とか言わない」

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