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自立を阻むことは虐待になり得る

子どもの環境要因について

一番に親だと言うことは皆さん理解されています。
それが分かっているのにやってしまっている現状

たとえば,,,,,,,
親がレールを敷いている状況下で、
それに乗っかっていけるのが定型発達の子だとすると

それがしんどくなるのは凸凹の子に当たります。
しんどくなる原因は様々ですし、皆対処がことなるし、症状の出方もそれぞれなのが発達障害の特徴です。

今現在不登校、診断を受けた。困っていることがある。
これら今出ていることをどうにかしたい!っていう想いもめちゃくちゃ分かります。

しかしちょっと目線を変えてみたらどうでしょう。
今出ている症状(事象)に対して非難するのではなく、
起こったからどうというのではなく、
そもそも起こらないようにすることって大事だと思いませんか?


脳の多動という可能性

この子は多動じゃなかった。だから生まれつきじゃないっていうケース。
おそらく脳の多動だったんだろうな。
脳の中で大運動会やマラソンが繰り広げられている
周りからは多動に見えない
だからヘルプも言えないまま
頑張って自分の中だけで処理をしてきた
ほんと頑張ってきたんだと思います。

でも親元を離れて
処理しなくちゃいけない課題が多くなって,,,
ってなってくると、処理できなくなり脳が思考停止してしまう。

これって、幼少期に暴れていた子が突然めちゃくちゃ聞き分けのいい子になって(実際は感情を出すのを辞めている、出せなくなっている状態とも言えるんだけど、)『最近この子大人しくなったんです』って聞いて、よーく観察して見たら、これ脳がもう思考停止しまってるやん!ってケースと同じサイクルなのです

それと同じ状況が大人になってからやってくる。
これは大学生の時や新社会人になってすぐの段階で訪れやすい

できると思われるし、本人も頑張ったらできてこれたからという思いもあったり

人より今まで実は頑張っていた
それでどうにかやってこれた
頭がいいからできると思われていた。
でもしんどさを自分自身で庇いきれなくなって思考停止してしまうと、
何が起こるか。


短絡的欲求を満たしている時は思考停止状態

目の前の短絡的欲求を満たすようになる。
これを自分自身の欲求であると認識してしまう。
そうなると、快楽を味わえるギャンブルや、恋愛に対して依存してしまうといった構造が出来上がってしまう。

親は、子どものためにってレールを敷いたり、先回りしてやってあげたり、何もかもしてあげたり、、、、、
これって結果的にこどものためになるんでしょうか?

私はそうは思わない。
障害があるからってできないんじゃない。
できないようにさせる環境がある。
じゃあ その環境設定から変えていけば、親も子もハッピーな状態が作れるんじゃないか。

子育ての仕方って 
皆さん学ばないまま 
親になって 
それが当たり前のまま 
疲弊しながら子育てをしている。
もうこの連鎖やめませんか?

最後に傷ついて
ずっと同じ時ことを繰り返し
これからどうしたらいいのと
途方に暮れている78歳のお母さんを見た時
心底想いました。


過剰な支援になっていませんか?

過剰な支援は自立を阻む虐待
そこまで言ってもいいくらい

30年息子と共に生きる、それは本当尊敬します。
でも、もっとお母さんができる方法があるんだよ。

こどもの人生一生面倒見れる保証なんてないんだから
こどもが自分の人生に自己責任取れるくらいに
環境設定を整えてあげることしていきませんか?

本人が障害と自己受容すらできていないなんて、
そしてそれをさせないなんて、はっきり言って虐待です。

極端に言ってます
でも言わないと理解してくれないんです

障害を盾にしてほしくないし、そんなもんじゃないって思っている。
だからこそ、輝いて欲しい。
輝ける未来を作る
これが親に課せられた最大の課題だと思っています。

親がこどもためにできることって、先回りするのでも、ずっと寄り添うのでもないと思うんです。

皆さんお子さんが生まれた時、どうでした?
こんな子に育って欲しいな。
でも一番は元気で楽しく生きてくれたらいい。

それを一番に望んでいるからこそ、
今差し出しているその手、その心一旦深呼吸して考えてみませんか?


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