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#8 自信(部活)

私は現在、大学4年生。
中学高校と体育の授業はとても好きだった。
どのスポーツでもそのスポーツを専門としている部活の人々の次にできていた。
それくらいには運動が好きだ。
しかし、中学高校となぜだか部活動に所属をしていなかった。
そこでとても後悔をしていた。
部活動に所属している人たちの頑張っている姿や仲の良さに憧れを抱いていた。

そこで大学に入り、部活動に所属をした。運動部だ。
大学で部活動をやる人は珍しかった。
なぜか私はそこの世界に飛び込んでしまったのだ。
中学高校時代の憧れの気持ちを忘れることができなかったから。

入部して感じたことがある。
周りはみんな私以上に運動神経が良いのだ。
中学高校時代に全国大会やらインターハイやらそのような話が尽きなかった。
そんな中で部活に所属したことのなかった私は、
スタート地点での出来は本当に酷かった。

現在、大学4年生。
大学では最高学年であり、部活動においては引退する年だ。
この節目において、想像をするだけで不安が生じる。

「引退試合で失敗したらどうしよう」
「ミスをしたらたぶん泣いちゃうんだろうな」
「もっと頑張ればよかったと後悔するのではないか」
「引退した後なにを目標に生きていけばいいんだろう」

引退を見据えているいま、考えることがある。
「努力では負けたくない」

自分に自信なんてない。
運動神経では負ける。
そこで勝つためには、努力量しかないのだ。

引退を見据えることができていながら、行動せずに後悔すること。
今一番に恐れていることだ。
「できることはすべてやって挑みたい」
この気持ちはおそらく誰もが抱いているが、実際には難しいかもしれない。
最善なんて考えれば考えるほどありそうだから。

自信のない人は山ほどいるだろう。
そんな人に伝えたいことがある。

私の考えではあるが、
「自信のなさは努力の量でカバーすることができる」

自信がないのならば自信がないなりに行動する、挑戦することができる。
それがただ一つ、自信のある人に立ち向かう方法なのではないかと思う。

自信がないと考える人のひたむきな気持ちほど強いものはない。

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