見出し画像

10/15(日) 脳出血発症後初、4年ぶりのMusicSchool発表会!

2019.7.27に突然、自身の歌の仕事中に脳出血発症。翌日から、右麻痺と何にも話せない重度の失語症になり約5ヶ月間のリハビリ入院を経て2020年に退院。

私は30年ほど前、テレビのコーラスのオーディションに受かったのがきっかけで、歌手のバックコーラスや洋楽専門のライブハウスのボーカル、自身がリーダーを務めるバンドでの仕事もしていましたが、リーマンショックでバンドでの仕事が激減したために、1人でピアノ弾き語りの仕事を始め、
音大の時に音楽の教員免許を取得していたので、ライブの仕事と並行して、
私立高校の音楽講師や宮地楽器の声楽講師(立川、八王子みなみ野)等、
歌の先生の仕事も始めました。
2014年、結婚を機に、今住んでいる横浜の自宅で
『清水まりMusic School』を開校。
ボーカル科、ギター科、サックス科、ドラム科を作り、1年に1,2回、
ライブハウスで発表会を行っていました。

前回の発表会は、2019.7.7。場所は長年出演させて頂いている
関内ハート&ソウル
そして、その2週間後に同じ場所で自身が歌っている最中に脳出血発症となります。

退院後から今まで、歌での復帰ライブは何回かやらせて頂いていますが、
歌を教えることは、話すことが非常に困難な失語症なので、
『ここを、こう歌ってほしい』と直してほしいところが、言葉では言えない。
右手が全く使えないので、左手でピアノを弾いて、音程は指示できますが、失語症によって『リズム表現(リズム感覚麻痺)』ができなくなっているため、
お手本を表現できないなどの問題がありすぎて、
退院後、すぐにレッスンを開始したのですが伝えたい事が全く伝わらずに断念。
でも昨年、ある生徒さんの『先生、そろそろ、レッスンどうでしょう?』をきっかけに、その方だけ、歌のレッスンを開始してみました。
思いのほか、生徒さんに思っていることが伝えられたので、
徐々に生徒さんの人数を増やしていき、益々、会話のキャッチボールもスムーズになり、もう1度、みんなで発表会をやってみよう!ということで、
今回の発表会が実現できたこと、とても嬉しかったです。

総勢19名の生徒さん達と『失語症カラオケコンテスト』の運営メンバー、失語症当事者の倉谷嘉広さんも出演。そして、コンテスト最優秀賞の神澤愛葉にも来て頂いて、
コンテストでも歌って頂いた『明日への手紙』を披露して頂きました!

そしてそして、一昨年、なんと不思議なことに、とてもご近所に佐賀から引っ越された【はなわさんファミリー】。
とても仲良くさせて頂いています♪
今回の発表会で、はなわさんの奥さんの智子さんと智子さんのお母さま(通称ばぁば)が出演してくれましたよ!
お仕事を終わってから、はなわさんも来てくださいました。
発表会の事をお話ししてくれているyoutubeです(5分40秒付近です♪)

発表会のお手製プログラムです♪

プログラム表♪
プログラム中♪
サポートして頂いたバンドメンバーのプロフィール♪

14:00から始まって4時間、生徒さん達とお客様、総勢100名で、
まるで音楽フェスのように盛り上がりました!感無量です❣(^_^)♪
お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。

そして、『失語症カラオケコンテスト』にご応募して頂いた事がご縁となり『失語症の朗読劇』にも一緒に出演した、とても仲良くして頂いている
kajiさん
発表会に関西から駆けつけてくださいましたよ!そして、発表会の記事を書いて頂きました!とても嬉しいです♪

最後に、発表会の様子を写真で綴った『photo memory』を作ってみました。プロカメラマンの長田慶さんに撮影して頂きました。(7分くらいあります♪)

関内ハート&ソウルは、関内駅周辺の地域開発のため、あと2年であの場所からなくなってしまうそうです。
今回の発表会を見て、自分も歌ってみたいという生徒さんも増えましたので、来年もまたここで、発表会を開催したいと思います❣(^_^)♪
先生、頑張ります!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後までお読み頂いて、本当にありがとうございました♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?