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猫が好きで、パンが好きで、カフェが好きな私にジャストフィットなドラマと本。

映画と読書の話(※ネタばれありと一応書いておく)

「パンとスープとネコ日和」は映画(ドラマ)で観たのが先。

その世界観が大好きで、繰り返し繰り返し見た作品。DVDディスクエンドレスリピート状態。

なにか作業しながら見る時もあれば、
ほぼBGM?くらいに流しっぱなしでほぼ見てないけど、同じ空間にいるかのごとく、その世界に片足突っ込みつつ癒されてたり。
もちろんがっつり食い入るように見る事も(当たり前だけど)

好きな場面はたくさんあるが(そもそも全部)私的見どころ?は
・主人公が同僚(部下?)にさりげなくデスクの上のお菓子を勧めるところ
・帰宅すると近所の喫茶店のママが「おかえりなさい」と「おやすみなさい」を言ってくれるところ
・花屋のヤマダさんと駄菓子屋のスダさんのおじさんコンビのやり取り(毎回)
・退職を決めるまで?の主人公が街を散策する場面
・料理学校の「先生」と卵サンドを食べる場面
・会社で嫌な事があり、自宅で晩酌しながらスダさんの駄菓子屋で大人買いしたクジを1人引きまくっている場面
・お店を始めるにあたってアルバイトを募集したところなんだか個性的?な方々の面接をしているところ(女性:と書いたにも関わらずなぜがオジサマの応募者まで・・・)
・お寺の境内で和菓子を住職が淹れてくれたコーヒーで食べている場面とその時の会話
・スダさんに「たまには呑みにいこうよ」と誘われ、若い夫婦が営んでいる創作和食っぽいおしゃれなお店で、母の思い出話をしつつお酒を酌み交わすところ
・主人公のお店で働くしまちゃんの雰囲気
・猫のタロがとにかく可愛い
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

ありすぎて、キリが無いので(まじで)まだまだあるけど止めておこう。

兎に角SUKI!!

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好きすぎて、生まれて初めてドラマのロケ地に行ってみたい!と東京に遊びに行った時に意気込んで行ったものの、道中の東急世田谷線の「幸運の招き猫電車」はばっちり撮ったにも関わらず、何故かお店周りの風景は全く撮り忘れているという、、、(浮かれすぎてた?)

主人公が始めたお店『Sandwich ä』は、'OLU'OLU (オルオル)というドーナツとベーグルのお店になっていて、向いの喫茶店はカレー屋さんでした。

原作を読んだのは、そんな散々見まくって「次のセリフはこれ」「ここであの場面が来る」など無駄に(無駄ではない)暗記しまくってからしばらくして。

まるっきり予備知識なく、読んでいたら、なんとこれ今現在も続いている(?)連作作品だったのだ。
そして、私が何気に気になっていた「猫のタロの失踪」のその後が、本だと読めるのでは??と淡い期待をしていたのだが(ドラマだと終盤?にタロらしき猫が店の外に帰ってきているっぽい描写あり)・・・

(注:超!!ネタバレあるので、これから読む方などはお気を付けください)













主人公の愛猫タロちゃんは、原作では「失踪」ではなく割とあっけなく
「病死」してしまっていたのである。。。。。

ええええええええええ!!!!!

予想外の展開に、ビックリ。

その後の主人公の落胆ぶり、でもお店をしなくてはいけないという葛藤、
でもやっぱりあの時こうしてれば、ああしてればの後悔を繰り返す姿は
猫と、動物と暮らした経験のある方なら共感しすぎてしまう切ない展開です。

思わず涙。。。。涙ちょちょぎれる場面がちょくちょく出てきます。

まさか「パンとスープ・・・・」読んで泣くとは思わなかったです。
ほっこりはどこへ!?

しかし、物語は続きます。

私たちの暮らしだって、大切なものを失っても、何か大きな出来事が襲い掛かっても、なにもなくても、日常は続くように、この物語は続きます。

だからこそ、主人公も救われる事もありますし、読んでいる私たちにも「ああ、よかったね。。。。」という出来事が待っています。

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そんな「パンとスープとネコ日和」シリーズ。なんと現在第5弾まで発売されているとの事。



うっかり、3巻をとばして4巻5巻と買ってしまった私は、現在2巻目でストップしてしまっています。

早く読みたい~(=^・^=)

でも、ちょっと楽しみを先延ばしにしておきたい気も・・・。

また、変な読書癖が発動してしまっている今日この頃なのである。


猫と暮らす人

カフェが好きな人

現実っぽいけどちょっと現実から離れたい人

そして、パンとスープが好きな人

おすすめの一冊ですよ。

もちろん、ワンコと暮らす、おにぎりと味噌汁が好きな方にも。


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とりあえず、3巻を早くゲットせよ!!

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