The former residence of Prince ASAKA
昨日まで3月くらいの気持ちだったのにもう4月末です。
唐突な3連休に備えておらず、27日は午後に起きて、残りの2日で何をしようかというパズルを組む日でした。行きたい！と思ったお店や展示や舞台は随時ブックマークしており、今回のように何も予定のない休日のピースになるので貯めていて良かったです。(デメリット・忘れる＆終わっている)
そのピースのひとつが「旧朝香宮邸を読み解くA to Z展」でした。
1400円で殿下のお屋敷を見させてもらってよいのでしょうか、我々のような平民が...と思いながら向かうと、芝庭でピクニックをしている人々がいてびっくりしました。OKなのか！懐が深すぎる！
窓辺
たぶん私は建築物の中で「窓」が好きなんだろうなと思います。撮った写真の半分くらい窓でした。
晴れることは事前に分かっていたので、早めに起きて午前中に行って正解でした。初夏のまだ柔らかい光よありがとう。
照明
部屋ごとに照明のデザインが異なっていて、どれも格調高さと可愛さを合わせ持っていて...。
もしかしたら日没後に見た方がもっと綺麗なのでは？と思いました。
壁
壁紙も各部屋で異なり、どれも本当に優しくて素敵なデザインです。新館の方で壁紙見本をまとめて見られます。持ち帰って我が家にも貼りたい...。
何をどうしたらこんな美しいものができるんでしょうか。部屋に入る度に唸ってしまいました(ほんとに)
私が一番好きな部屋は朝香宮妃殿下のお部屋です。
シンプルで気品のある白いお部屋。
全貌は是非実際に見に行くことをおすすめします。
各部屋にA~Zのカードがあって、表には壁紙や照明のデザインが描かれていて、裏には解説が書いてあるのでいつでもじっくり読み返せます。もちろん全部集めました！
庭園はちょうど躑躅がたくさん咲いていて目に眩しかったです。
本当に素晴らしく、たくさんの人におすすめしたい展示でしたが、最後に一点だけ気がかりなこと。
今回は邸内撮影OKなのと、「素」の状態を見せるために注意書きも少なめだったのか、壁や窓に触れてしまうお客様を何人も見かけました。分かるよ、触れたくなる気持ち...。だけど文化財なのでNGです。あんまり多いと、今後の展示やめるか...となってしまうかもしれないのでご注意くださいませね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？