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実家の和菓子屋で働き始めて3か月。一番の学びは、「無駄に焦るな」ということ。


①はじめに

こんばんは。市丸です。
家業の和菓子屋 菓心まるいちで働き始めて3か月が経過したので、
棚卸のために簡単にですが、この3か月間を纏めようと思います。

~簡単な流れ~
2015年4月 ソウルドアウト株式会社 入社
2020年4月 退職
2020年5月 実家で働き始める(コロナのためリモートワーク)
2020年7月 帰省
2020年10月 現在

※転職の背景、想い等、詳細については、以下の過去記事をご覧ください。

②3か月間の学び

学びは、
1、無駄に焦らないこと
2、お客さんが喜ぶことは何か、を考えること
3、実行すること(考えるだけで終わらないこと)

の3点です。
思ったよりも当然のこと、だけど、改めて書いていくことが大事だと信じて書き進めようと思います。

③仕事内容

私が今やっていることは、ザックリ言うと、「商品・まるいち・佐賀のことを伝える仕事」です。
その結果として、お客さんに楽しく、気持ちよく買い物をしてもらい、「またあのお店に行きたいな」と思ってもらうための色々が私の仕事です。

前職では、これをWeb広告を主体に伝えることをやってましたが、伝え方の幅がグッと広がった感じです。

具体的に、何をやっていたかと言うと、、、

◇SNS運用(Instagram、LINE、Twitter)
情報収集、写真・動画撮影、編集、ライティング、分析、対話
◇ウェブサイトリニューアルのディレクション
写真撮影、編集、ライティング、商品情報の精査
◇オンラインショップ運営
写真撮影、編集、ライティング、商品情報の精査
◇オフラインチャネル改善
パンフレット修正、精査
◇広報活動
新聞社、地元メディアへの連絡
◇販促イベント企画、運営
チラシ作成、印刷、チラシ配布、イベント出演
◇店番
商品出し、梱包、レジ打ち、店内接客、電話対応
◇配送
商品揃え、各店舗まで運転
◇商品・サービス開発
パッケージリニューアルディレクション
◇その他
催事や出品等の対応、伝票処理等

前半、写真撮って、文章書いてるだけの人みたいになってますね。
Web以外に、チラシやパンフレット、店頭での接客等、伝える手段が増え、色んなモチベーションのお客さんに対して伝える機会が増えました。

また、現状把握⇒課題抽出⇒対策立案⇒具体的な企画⇒実行までを一気通貫でやってきました。前職では、分業制だったこともあって、最初は四苦八苦しました。(今もしてます。)

④改めて、3か月の学び

この3か月の学びを再掲します。
1、無駄に焦らないこと
2、お客さんが喜ぶことは何か、を考えること
3、実行すること(考えるだけで終わらないこと)

前のめりに転職したこともあり、「やってやるぞ!」という思いが先走って、色々と手を出していき、中途半端・アイデア止まり・低クオリティなど、ネガティブなことが多かったと感じてます。それもあり、無駄に焦らないということが一番の学びです。

”無駄に”というのが大事だと思っていて、
・実家という環境
・これまでしてこなかったことをやるため比較対象が無いこと
・PCでカチカチやってるから仕事内容が見えづらい
等から、サボろうとしたらサボれちゃうのが現状で、ある程度自分にプレッシャーをかけながらやらないと、物事が進まない状況です。そして、私の場合、行き過ぎると”無駄に”焦ってしまい、ネガティブな結果になることに。

なので、地味ですが無駄に焦らず、課題意識とそれに対する対策を実行していく。ということが一番の学びです。「取捨選択」みたいなことかもしれません。

2,3の学びも比較的地味ですが、前のめりに働いている時ほど忘れてしまいがち。特に3、は考えただけで仕事した気分になっちゃうから要注意。

⑤これからのこと

3か月を簡単に振り返りましたが、過去の話だけしていても進展はない、ということで、少し先の話をしようと思います。

9月のお彼岸過ぎから「催事」「年末商戦」に向けた準備を行っています。具体的には、催事は、11月半ばに博多大丸さんにお邪魔して、販売をさせていただきます。詳細は絶賛詰め中です。申込から備品の準備、商品選定、搬入・設営などの計画、その他諸々、初めてのことだらけで楽しいです。皆さん、顔だけでも見にいらっしゃってください。無駄に焦ってる私が見られると思います。

年末商戦は、「お歳暮」と「正月餅」の2つです。お歳暮は、佐賀だと12月に入ってから配ることが多いのですが、全国的にみると11月から動き出すエリアもあるようで、むしろ準備遅れてねえか・・と焦っちゃいますが、無駄に焦らず着実に進めようと思います。

「正月餅」は、餅屋から始まった我々にとっては一番と言うくらい大事な商品です。「餅は餅屋」と言いますが、スーパー・オンラインショップ等でも良いものが手に入る時代であり、そもそも「正月にお餅を」と思う人たちが減少する中で、楽しんで味わっていただけるお餅をお届けするためには何をやっていくか、頭を振り絞ろうと思います。

⑥最後に

これは前職の時から思ってますが、一人で出来る仕事は存在しないので、
今やっている仕事も社内の先輩方、様々な原料を仕入れてくださるパートナーの皆さん、何より美味しいと喜んで食べてくださるお客さんに感謝しながら、4か月目も突き進んでいきます。

以上、簡単に3か月の振り返りでした。
ここまで読んでいただいた皆様、ありがとうございました!

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