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半年間の育休を通じて~育休パパ奮闘記~

皆さんこんにちは!だいです!

私は昨年まで丸井グループの広報室に所属しており、育休を取得したあとに職種変更(*1)し、現在は小売のテナント関連の部署で働いています。
 
今回は、以前在籍していた広報室から急に「長期育休取った感想をください!3000文字くらいで!」とのムチャぶりを受けて書かせていただくことになりました。
 
ということで、今回は半年間の育休を取得した時の流れや子育ての話などを書いていければと思います。良ければお付き合いください。

(*1)職種変更:社員の成長を促すことを目的に、グループ会社間でまったく異なる職種・職場に異動し、新たな業務にチャレンジする制度
参考記事:【マルイノホンネ #1】職変って?自己と組織の革新につながる人事システムの成果を語る


【プロフィール】
私(34歳)、妻(33歳)専業主婦、長女(5歳)、次女(0歳)

2013年入社
丸井での販売員やECバイヤーを経験後、福祉会の広報へ
その後丸井グループ広報室へ異動し、昨年10月から半年間の育休を経て現在は丸井テナント課に勤務
趣味:格闘技・将棋
特技:キックボクシング

育休期間に対する悩み

一人目の娘が産まれた時は7日間の育休を取得しました。
本当にあっという間で、生後半年くらいまでは、3時間置きの授乳だけでなく、夜泣きもひどかったので、寝不足が続き精神的にも肉体的にもつらかったです。特に奥さんは授乳もある分、さらにつらかったはずです。

そして今回、二人目の妊娠がわかりました。

前回の経験も踏まえてなるべく長い期間取得したいと考えていましたが、先輩方の育休取得期間は長くても1~2カ月程度のイメージでしたので、同じくらいの期間を想定していました。
(ちなみに丸井グループでは2019年度より男性育休取得率100%で、男性の育休取得は当たり前になっています。)

上司のざみーさんに妻が妊娠していることを伝えると、返ってきたのは「おめでとう」と、「育休は1年くらい?」という言葉でした。
1~2カ月休ませてくださいというのも不安だったくらいなので、面くらいました。

上司にそう言っていただいたことで不安な気持ちもなくなり、妻とも相談して、今回は思い切って半年間休ませていただくことにしました。(半年以上の育休も考えましたが、経済的なことも考えて半年にしました)
職場の皆さんにご迷惑をかけてしまうのが不安ではありましたが、半年間休みたい旨を伝えると快諾していただきました。

職種変更や手挙げ(*2)などによって業務の引継ぎなどが頻繁に行われていることも長期間取得しやすい風土の醸成につながっているのではないかと思います。
何はともあれ、今回の育休で快く送り出してくれた会社・チームの皆さんには本当に感謝しています!

(*2)手挙げ:自律的な組織つくりのために、学びの場や社内横断のプロジェクトなど、社員自らが手を挙げて参加する制度
参考記事:【マルイノホンネ #3】手挙げの文化

一番大変なのは、長女と遊び続けること

出産予定日より前から有給を使用して、出産にも立ち会うことができました。

元気な次女が産まれ母子ともに健康でした。

妻の入院中は一人で慣れない洗濯に苦戦しながら家事育児をこなしました。育休中何が大変だったかといえば、家事ももちろんなのですが、一番は長女と遊び続けることでした。
長女はとにかく「ごっこ遊び」が好きで、私は「パン屋の店員」「お客さん」「医者」「怪物」「ヒーロー」などいろいろな役を演じます。
私が創造した架空の話で登場した「アレキサンダー船長」がお気に入りで、公園などの外でも「アレキサンダー船長」と呼ばれます(笑)
家事はある程度自分のペースでできますが、育児はそうはいかず、気が休まりません。
子どもと四六時中一緒にいる妻には、日ごろもっと感謝を伝えないといけないなと感じました。

妻と次女が退院し、新しく家族4人での生活が始まりました。おむつ替えや沐浴など、長女で経験していた分、戸惑いもなくこなせたと思います。

あるあるだと思うのですが、むしろ夫婦共に長女の時よりも、かなり雑になりました(笑)。長女の時は少しでも泣いたら抱っこしていましたが、今は経験からの余裕もあり「まだ平気かな」としばらく放置することも・・・(ごめんよ次女🙏)

そのかい?あってか、寝かしつけも抱っこではなく、ミルクを飲ませたあとに布団に置けば必ず寝るようになりました。(親孝行の次女に感謝です!)

あらためて、育休を長期で取得して本当に良かったと思います。

妻の負担を減らせたこともありますが、二人で協力して育児を行ったことでパートナーとの絆が深まったことや、日ごろ妻が行ってくれていた家事・育児に対する理解が深まり、仕事に復帰した今でも、感謝の言葉が以前よりも伝えられるようになったと思います。

そのおかげか、生後6カ月くらいになってずり這いができるようになったので、パパとママが並んで「おいで、おいでー」と呼んだのですが、なんと!パパの方に来てくれました!(涙)
子どもにとっても、生後半年くらいまでは一緒にいる時間が重要なんだと思います。

あと長期の育休は、長女にとってもすごく良かったと思います。長女はすぐに嫉妬するタイプなので、次女にかまってると「赤ちゃん(本当は名前)ばっかでずるい。おねーねは?」とすぐに言ってきます。

長女とも半年間の育休でたくさんお出かけして思い出をつくれました。長女と二人で東京ドームシティアトラクションで遊んだのですが、娘はそれがすごく楽しかったみたいで、今も「また行きたい!また行きたい!」と言ってます。
どうしても赤ちゃんから目が離せないので、一人だったら長女にとっても今以上に不満が溜まっていたように思います。
そういう側面でも二人で育児をできたのは良かったと思っています。

長期育休を通じて

家事育児で大変さもありましたが、それ以上に楽しくてしあわせな半年間でした。
正直に言うと、仕事への復帰時期が近づいてきた時は、また仕事が始まるのかーと不安な気持ちになりました。
今までに経験のない180連休だったので(笑)

復帰後の新しい職場では、慣れない仕事で大変なこともたくさんありますが、仕事から早く帰れた時には、娘二人が笑顔でかけつけて(次女はずり這いで)くれるので癒されてます。「また明日も頑張ろう」と思えますね。

お取引先さまや友人に半年育休の話をするとだいたい「良い会社だね!」と驚かれます。
まだまだ世の中ではめずらしいことなんだなと実感しました。

育休を取得する機会があればぜひ長期での取得がおすすすめです!
今は世の中的には長期の男性育休はめずらしいですが、今後はもっと当たり前になって欲しいです。

むしろ男性も家事・育児をするのが当たり前だと思うので、女性育休という言葉がないように、男性育休という言葉もなくなっていくと良いかなと思います。

まだお店に行くと女性トイレにしかおむつ替えシートがついていないパターンも多かったので、男性も育児に参加しやすい社会になるとうれしいです。

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