若手社員に聞く!「入社前の私」と「入社後の私」
4月から新年度!新しい生活が始まる方も多いのではないでしょうか?本記事では就職活動から入社までの流れに合わせて、「外から見る丸井グループと入社した後の丸井グループではどんなギャップがあった?」「どんな基準で企業を選んでいたの?」「学生時代に描いていたビジョンは丸井グループで本当に実現できるの?」などの疑問を若手社員にぶつけてみました!若手社員のリアルなホンネが丸裸に…!
丸井グループへの入社の決め手 ~就職活動の軸~
皆さんが就職活動をするうえで最も大切にしてきた軸となるものは何ですか?
渡部さん
就活生時代は「なくてもいいけどあったらうれしいプラスアルファのものを生み出したい」と考えていて、無くても困らないのにわざわざお金を払って使用するサービスには価値があると考えていました。そこで「自分自身がワクワクするもの」を一つの軸に、ブライダル・ハウスメーカー・お菓子メーカーなどさまざまな業界を見ていてその中で一つの選択肢に丸井グループもありました。
東山さん
私は「社会課題解決に真剣に取り組んでいる企業かどうか?」という軸で企業を選定していました!社会的に注目度は低いけど、実はとても困っている人がいたり深刻な社会課題があると思っていて、そんなところに手を差し伸べている、本気で社会課題を解決しようとしている企業探していた結果、渡部さんと同じく業界はかなりバラついていました(笑)。ですが結果として入社後もさまざまな職種を経験でき丸井グループに入社して良かったなと思っています。
大野さん
私は「to Cの事業会社であること」が就職活動の軸でした。「何かしらの事業領域でトップランナーであること」も条件のうちの一つで、丸井グループはカード事業や小売のビジネスモデルの改革にも成功しているのでイノベーターだと感じたのと、若手のうちから第一線で活躍できる会社だと思い志望しました。実際に入社をしてみても、経験だけでなく新しい発想も尊重してくれるとてもフラットな環境なので、若手にとってもチャンスのある会社だなと感じています!
渡部さん
大野さんのおっしゃるように、丸井グループでは「強みを活かす文化」が醸成されていると思います!MBTI診断*¹やSPI*²を導入しているのも今持っている「スキル」ではなく「人」を育てることに注力しているからなのかなと感じています!
MBTI診断*¹:アメリカで生まれた性格診断テストで興味関心の方向・ものの見方・判断の仕方・外界への接し方を合計16タイプに分類したもの
SPI*²:能力検査(言語・非言語・英語)・性格検査から基礎的な知的能力や性格特性を測定する検査
実際丸井グループはイメージ通りの企業なの?
入社後に感じたギャップがあれば教えてください!
東山さん
先輩方が話を真剣に聞いてくださったり応援してくださることに驚きました。経験不足だからといって若手社員の意見が蔑ろにされることはこれまで一度もなく、意見を尊重してくれていると感じられる職場です。また、現在開発イベント部と兼任で自ら公募に手を挙げ青井奨学会*に出向してるのですが、応募の際、現業との両立に迷っていることを当時のマネージャーに相談したところ、「青井さんと一緒に仕事ができる機会なんてそうそうないよ!応募しないともったいない!」と背中を押してくださり、やりたいことを応援してくださるのはとてもありがたいことだなと感じました!
青井奨学会*:将来世代である高校生・大学生の経済的支援・人材育成を目的に、返済不要の給付型の奨学金事業や学生同士の交流支援事業を行っている公益財団法人。丸井グループでは公募により青井奨学会への出向メンバーを募り、自主的に奨学金事業や交流支援に取り組んでいる。
大野さん
私はこのようなフラットな組織だからこそ、自分の仕事は自分で責任を持つことが必要だと入社して思いました。入社前、複数の企業でインターンを経験したのですが、それらの企業に比べて丸井グループは自身のやりたいと思ったことを否定されずにのびのびと仕事ができると感じました。その反面、やると決めたからには責任をもってやり遂げる必要があるのと、何度もチームで「目的のすり合わせ」をしている印象があります。
東山さん
確かに、一つの社会課題を解決しようと考えた際にも、ロードマップを自分自身で描いてからチームに提案をする必要がありますよね。ロードマップを描くためにもまず目的のすり合わせをするというか。
大野さん
一つの事象に対して、自分なりの解釈や意見を持つことが求められている気がします!
渡部さん
入社してしばらく時間が経って私が感じたことは、「丸井グループ=小売」のイメージがまだまだ世間に根付いているということです。丸井グループのインパクトである「社会課題解決」や「好きを応援」、「サステナビリティ」に関する取り組みは投資家さまや就活生には浸透しているものの、企業として丸井グループを見てくれている人以外の人々、例えば株主さまやお取引先さま以外の他企業の方や、お客さまにはあまり届いていない実感があります。私が入社した時に比べてかなりイメージが浸透している自信があったのですがまだまだ頑張らなければならないと感じています。
ー自主性や熱意を持った人を全力応援・サポートする風土を強く感じますね!
若手社員のキャリアビジョン
丸井グループで実現したいことを教えてください!
東山さん
私自身が商業施設を回ったり、エシカルなアイテムを買ったり使ったりするのが好きなので、自分がいいなと思ったものをお店をテナントさまとして導入できることにとてもやりがいに感じています。今後も丸井の代表としてさまざまなお取引先さまと交渉し、たくさんの方に支持される魅力的な商業施設づくりに貢献したいです!また、丸井グループの志望動機でもある、「困っている人にサービスを届ける新規事業の提案」を近い将来実現できたらいいなと思っています。一方で、12月に参加した社内版アプリ甲子園*に参加した際、社会課題を解決しながらマネタイズすることの難しさを痛感したので、今後はマネタイズについても学んでいきたいと思います。
渡部さん
私も前所属では丸井グループのインキュベーション会社okosで食領域の新規事業を考案していたのですが、残念ながら事業撤退となってしまい、新規ビジネスを実現する難しさを痛感しました。しかし、直近開催された第3回「Future Accelerator Gateway*¹」で最優秀賞を受賞したRelieFood*²の取り組み内容を知り、「自分たちだけでは解決できない社会課題も他社との共創によって一緒に解決できるかもしれない」と感じました!現在、事業領域を広げ、さまざまな分野で価値提供していることは丸井グループの強みだと思うので、さらに事業領域を広げていくためには仲間づくりをしていく必要があると思います。そして私自身も丸井グループのフロントランナーとして共創の輪を広げていける存在になりたいと思っています!
Future Accelerator Gateway*¹:U-24の将来世代を対象としたアクセラレータープログラムで将来世代と丸井グループ社員で組成したチームでアイデアをプレゼンする大会
RelieFood*²:特定原材料28品目アレルゲン不使用で誰もが食体験を楽しめるプロダクトを提供しており、第3回「Future Accelerator Gateway」では最優秀賞を受賞
大野さん
私も丸井グループの事業領域が広いことは自分にとっても良かったと感じています。仕事を通じて「たくさんの消費者がターゲットになる新たな市場をつくって成功したい」という想いがあり、入社当初はリテールメディアに興味がありました。しかし、結果として現在フィンテックの開発に携わっており、グループの利益に直結する事業の開発ができているのでやりがいをもって仕事をすることができています!
先輩社員がアドバイス!キャリアに対する不安や悩み
昨年入社した大野さん・東山さんが現在の悩みを少し先輩の渡部さんにぶつけてみました。
東山さん
現業と出向のスケジュール調整が難しいです。現業は手を動かす作業が多い一方で、出向の青井奨学会はゼロベースでアイデアを生み出す仕事なので切り替えに悩んでいるのでアドバイスいただきたいです!
渡部さん
私だったら、午前中は頭が働くので考える時間、午後はグイっと作業を進める時間と1日の中で時間を分けます。異動したばかりのころは、ミーティング中に質問タイムを入れて先輩に質問をする時間を確保していました(笑)。そうすると「今日はないの?」と先輩が聞いてくれるようにもなり...おすすめです!
大野さん
私は現在の部署に配属され半年も経っていないのですが、先輩方にかけていただく時間と自分のパフォーマンスが見合っていないのが悩みです。できるだけ早くチームに貢献したいのですが、渡部さんは異動直後のインプットの期間をどうやって乗り越えましたか?
渡部さん
私も以前契約ごとが多い部署にいたことがあるのですが、質問タイムで細かなことでも何でも質問していました。教えてもらうよりも自分から質問をした方がどこかで点と点がつながることが多かったり、すでに決まっているルールにあまり意味がないことに気づくこともあり、自分から新しいことを提案するきっかけになることもあると思います!逆に質問をすることが先輩たちの気づきになることもあると思うので、組織の活性化にもつながると思います。丸井グループは異動が多く質問しやすい風土があるので積極的に先輩たちに質問してみるのが私は良いと思います!
丸井グループの若手社員のリアルな声はいかがでしたでしょうか?
ビジネスマンとして活躍するためのヒントにつながることもあったのではないでしょうか!
※この記事は、丸井グループオウンドメディア「この指とーまれ!」の連載記事として2023年6月に公開されたものです。