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教育における脱近代思想

テクノロジーの発展で、
社会は目まぐるしく変化しています。

誰も予想できなかったものが、
開発され、流行し、我々の生活に溶け込んできます。
情報は誰もが入手できるようになり、
今や我々は、「学校」に教わることよりも、スマホから学びとる量の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
今は手軽に個人の発言を、入手できるようになりました。

そんな現象の影響からか、
近年人々の価値観が、すごく多様化していると感じます。

「嘘やん」って思う行動や、思想がどんどん広がっている。
それは個人の持っている可能性を、大きく拡げてくれていると思います。

そんなテクノロジーの発達と生き方の多様性の進展は、これからたった3年後の世界も、誰も予想することをできなくさせました。
今の当たり前がどう変化して、何が当たり前になっているのかもわからない。

そんな世界を生きるために、今必要な教育とは何か。
その一つは言うまでもなく、
「柔軟性」であると思います。
変わりゆく社会に適応する力、学び続ける力です。
また、それらを習得するにあたって、
「好奇心」や「向上心」も備えておくことが大事かと思います。

どんどん紐解いていきます。

では、その「心」を育むためには、どんな体験が必要でしょうか。
私は、何かに没頭する体験や、チャレンジと失敗を繰り返す体験が有効だと考えます。

それには、たくさんの機会提供と、
一方で強制しない自由教育主義が鍵となるのではないかと思います。
縛られない生活スタイルが幼少期に与えられていれば、自分は何が好きであり、
何を大切に思っているのか、
そして何がしたいのか、
そのためにはどんなことをするべきなのか、
外部の指示を受けずして、
そのような判断をある程度自分で下せる、
言い方を変えれば信念の強い性格が育まれるのではないかと思う。

「未来を生きる力」をテーマに作成された現在の学習指導要領は、近代(=現代の前の時代)に作られたものです。
しかし、当時は当時が現代であると思われていました。しかし、この15年間ほどの目まぐるしい社会の変化で、おそらく未来の時代区分では、実は当時はまだ明治維新以降と同じ近代社会の区分にあたる時代であり、
今こそまさに現代へ変わっている最中であると考えられています。
そんな大きな社会の変化とともに、既存の教育スタイルも、当然ながら変容させていく必要があると考えます。


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