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子どもとZoom合宿してみた!

 知り合いの保護者の方から「zoom合宿できないかぁ」と言われたのは4日前くらいである。秘密基地も自粛の流れになり。秘密基地に引きこもる僕。

 zoom会議、zoom飲み、zoom合コンと色々とzoomを使用したものができてきたけれど…。zoom合宿ってないなぁと思いまして。

 調べても、子どものzoomキャンプとかzoom合宿なんてワードはヒットしなさすぎる。

また、未知で無謀な世界へと足を踏み出してしまう。

いや、無理だよぉ〜。
これはできないよぉ〜。
そんなむぼ…。

zoom合宿してみた!


そんな無謀な事してみました!
思いつく限り、企画を書き出してみて、ざっくりとタイムスケジュールを考えてみた。

朝から晩までコースも考えたけど、ダレると思い2つのパターンを考えた。

1つは朝に集合して、夜に寝て終了パターン
2つ目は、お昼すぎに集合して朝に解散パターン

朝解散が合宿らしいと思い、2つ目のパターンにしてみた。
タイムスケジュールはこんな感じ!

1日目
13時 集合
14時 アイスブレイク
15時 プチ自由研究
16時 自宅でキャンプ!?カレー作り!
18時 夕食 カレーレビュー!
19時 お風呂で実験!?
20時 斬新寝床・就寝チャレンジ
2日目
8時 起床・朝ごはん
9時 ラジオ体操・ゲーム大会
10時 解散!


アイスブレイク


アイスブレイク(最初にお互い打ち解けあうゲーム)は、「家にある長い名前モノ選手権」

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制限時間10分間で家の中から、長い商品名のものを探してきて1番長い物を持ってきた人が勝利という非常にシンプルなゲーム!

ドタドタ〜!と一瞬にして画面から子どもが消える笑。

で、最後にジャストアイディアで以外にも盛り上ったのは…。

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リアルミッケ!」である。
絵本のミッケ!からヒントを得て、実写の世界で行うというもの。

これは本当にとっさのタイミングで思いついた物で、場を回す人がお題を決めて探してきてもらう

最初は物を探すだけだったけど、見つける物にポイントをつけると盛り上がる事が判明!

今回は、全員がミッケする事ができた!
下の写真はビーサンを見つけてきた様子👡

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ビーチサンダルをみんな持ってきてみたり、一瞬外に出てダンゴムシを探してみたり。

リアルミッケは自分でも、良いネタを作り出してしまった…😂。

プチ自由研究してみる


せっかくのオンラインなので、ネットで調べられるという事に気がついた!

何か課題とヒントを与えて、答えを導き出す事ができないかと考えた。

今回は、おやつの時間を見据えて、「塩、氷、ジュースを使いアイスを冷凍庫を使わないで作成する」という実験を行ってみた!

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右の上から3番目の子は、チャレンジで学習した事を思い出して、持ってきて見せてくれた!これをヒントになにかできるかなぁ? 

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大体1時間くらいは試行錯誤していたような気がする。

できるかなぁ…。

氷と塩でアイスができたじゃないかぁ!

塩水がアイスに進入してしょっぱいけど😂

あ、写真撮りそびれた…。

カレーづくり


ここまでで以外とすぐ3時間が経過する。
子ども、僕共に疲れている様子はみられず、むしろ切ろうとしない笑。

16時からは、夕飯に向けてカレー作りを開始!

カレー

さすがに火を使ったりするのに、オンラインなのは怖いので、カメラをオフにして調理開始。

2時間後合流し、完成して、いただきます!

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と、思いきやもう食している!

食している!そしておいしそう🍛


この食事の時間、不思議な光景である。
でも、なぜか全く違和感がなく食事をする事ができるのだ!

ナンを買ってきて食す、水を多めにしてしまった、駄菓子をたくさん入れてみる。

僕はトマト缶を入れすぎてハヤシライスになる。 

工作タイム


お風呂に入る時にも、何ができないかなぁという事で子どもの頃に作っていた、「お風呂でブクブク」を作る事を考えた。

作り方はめっちゃ簡単!

ペットボトルを切って、切り口にガーゼとかハンカチとか巻いて、飲み口から吹けばブクブクと泡が出てくるという、お風呂時間を少し楽しくできる、簡単に作成できるアイテムである。

ブクブク

※イメージ図

※ボディソープ・石鹸でもできる


それを作り、子どもたちはお風呂へと旅立っていった…。

もちろん、お風呂タイムのオンラインはアウトなので、一旦バイバイ。

「ブクブクできた〜!」と帰ってくる子どもたち!

おぉ!いい感じに成功しているじゃん!

良かった!


違う場所寝床チャレンジ


合宿なので、いつもと違う場所で寝られたらいいなぁと思い、いつもと違う場所で寝るチャレンジを開催!

部屋の中にテントを貼ってみたり、ハンモックで寝てみたり、押入れに入ってみたり。

そんな僕は外へ。ミニテントと台の上で寝る。


怖い話する?という話から、映画を観ようとなるも、画面共有が難しい。

ラグと、画質が急激に悪くなる。

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「もう寝ようよ〜」

気がつけば、20時30には就寝笑。

また明日!ここでZOOMが終了。


6時には子どもは既に起床していた。正確には5時50分だそうだ。

予定だと、8時集合のはずだっかけど僕も外で起床したので6時45分にはオンライン開始!

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2時間くらい寝ながらゴロゴロして話して、8時に朝ごはん。

朝なので、ガッツリというよりもサクッとが大事なので、各自食材はお任せ!

後ろには、部屋の中で作成したテントがみられた!

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「ひらがなしりとり」を一通りしてから、オリジナルラジオ体操。

新ラジオ体操なんてのがある事を知り、

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その後、ラジオ体操に合わせて、ダンスするという😂

これがめちゃくちゃ疲れる!3分間動き続けるのはまぁまぁハードである。

1曲踊り飽きた。

「何が見えているかわからな〜い」と言われた。

ZOOMは動画の画面共有は少し苦手そうだ。


最後は、演劇などのワークショップを多くやってくれている僕の後輩の子が、「海ガメのスープ」というカードを使ったクイズ大会!

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これ、かなり盛り上がる!


後半は一通りzoomでできる王道なゲームをしてしまっていてネタ切れであったが、こういう少しゲームがあるといいなぁと思いました!


終了

気がつけば後輩君の大活躍のおかげで、あっという間に楽しい時間がすぎて10時に。

海亀のスープ強い!
「じゃあそろそろ終わりにするかぁ…」


最後に感想やら、謎にうんちの話をしてバイバイ😭

またやろ〜!とか、楽しかった〜!と良いリアクションをもらえた!


勿論、またやろうぜ〜!

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zoom合宿で良かった事


1、家が会場である事
実際の合宿となると、食材なり、寝場所なり、企画なり色々と確保する物が多い。反面、zoom合宿は家なので食材、寝床はあるという。必要な物は予め用意してもらえればいいから楽である!
会場ベースになると学生と子ども、スタッフと子どもというような関係性になるが、これは親御さんも参加しやすい。これが以外にもいい。
まぁ、知り合いだったってのもあるけどね。
フランクになれるんです。

2、日常を非日常にできる
少し工夫をしてみると、日常が少し非日常にできる。
家の中の物を物色してみるとか、寝る場所を変えてみるとか。
自粛は悲しくするものではない、楽しくするものだ。 

ご飯は、zoomをつなぎっぱなしでご飯を食べる。

人のおうちを覗いている感じだけど、別に変な違和感もない。

3、オンライン慣れできる
シンプルに自分で調べるという「きっかけ」を作る事ができる。今回のようなプチ自由研究。

「氷、塩、ジュースで冷凍庫を使わずに作成せよ!」というミッション。

子どもたいは、ネットを使わなくても考えるし、それをヒントに調べてみる。ちょっとした謎解きである!

また、チャット昨日があるので、タイピングとかもできてしまう。

4、自分のペースで過ごせる
知らない人と合宿するとか、そうでなかったとしても、結局1番ゆっくりできるのは家だったりもする。
いつものリビング、いつもの寝室、いつもの机みたいなのって以外にも安心できるものだったりする。
自分のペースを作れるのもこのzoom合宿のいいところである。
ホームシックとかそういうのもあまりないだろうなぁと思った。

5、色々と自由
色々と自由なので、コミュニケーションが苦手な子でも参加できる可能性が高い。
顔を移したくなければ、非表示にしてチャットで参加すればいい!
自分の時間を確保しやすいのが何より他で行うキャンプや宿泊行事との違いであろう。

zoom合宿で難しかった事


1、参加者のペースを考えること
家にいれば、親御さんは急な外出もあるし、家事をしなくちゃいけない。
今回の場合は、ご飯作りのタイミングで、お母さんが外出をしないといけないという事になり、時間のズレが生じてしまった。
このような時にフォローができなかったのが反省定である。

2、人数
以前、同期でzoom飲みを11人で行ったのだが、想像していた以上にうまく回った。
しかし、今回は年齢が違うだけでなく、企画を進行しないといけない。そういう意味で人数のバランスというのは難しい。

3、画面共有
静止画や、パワーポイントあらいいが、動画や音声のあるものはかなり子どもには聞きづらく分かりにくいことが判明。

4、話題
zoomの特性は、飲み会のようにして話題がバラつかなる性質がある。それは子どもたちにとっても同じである。

飲み会であれば、テーブルの中で話題が1つではなくテーブル内で別れる。

多ければ多いほど、話題の転換や、気の利かせ方が難しくなる。スタッフが多ければ良いというものでもない訳だ。

大事になってくるのは、その場や話題を展開するファシリテーターであろう。


子どもとzoom合宿をしての気づき

zoom合宿、僕が想像していた以上に楽しかった!

今回は、子どもが3人でちょうどいいバランスだったので、つまらないなら「つまらない!」と言えて自分の意見を言えたり、話がいい感じで通しやすかったです!

1、待ち時間のあるゲームはしない
何回かこれをしてしまっているが、王道の「絵しりとり」などは人数が多くなればなるほどカオスになる。というのも、待ち時間が多いゲームは飽きるのだ。できるなら、全員参加できるゲームや、ポイント制度などを設けてレクをすると、飽きないポイントになると思った!

2、ゲーム本・カードゲームはもっておくべき!
zoomでできるゲームを調べると、紙とペンを使う事が多い。
あとまだ、zoomでレクリエーションをする情報が少ない。

こういうカードゲームは持っておくとかなり良いと思った!バリエーションも多いし、売られているゲームなので「楽しい」となれる仕掛けが満載だ!

3、スライドを活用すべし
今回、スライドを使いタイムスケジュールや、企画説明を実施。
オフラインだと口で説明したりしないといけないが、スライドで説明すると視覚でもルールなどを確認できるから便利!

動画とか、音楽の共有は、ラグや、聞こえにくい問題が発生するので注意!


最後に

この事態が終わらない限り、子どもたちも親御さんもしんどくなる。

子どもを相手にしている職業や、法人の人たちも今現在何ができているか考えている真っ最中であると思う。

何か少しでもヒントになれればと記事を書いてみました!

5月末まで緊急事態宣言が伸びたので、これから定期的に開催できればと思います〜!


それでは!!

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