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【活動報告】錦町通り商店街軽トラ市(福岡県大野城市)

10月7日(土)に錦町通り商店街軽トラ市に出店してきました!

企画、準備、当日の様子、次への課題に分けて書き残しておこうと思います。


1.企画

実は昨年も出店しておりました。

立派なテントを貸してもらえた

昨年は9月開催でまだまだ暑かったこと、栄養相談というコンテンツの特性上、短く見積もっても10分はその場にとどまらなければならないこともあり、メインターゲットにしていたお子さん連れの方々には見向きもしてもらえませんでした。

「栄養」という単語にすら反応してもらえなかったのは地域の特性もありますし(優先順位が高くない)、お祭り気分でやって来た場所でお勉強はしたくないだろうし、何よりめちゃくちゃ暑かったのが大きな要因かもしれません。

それでも栄養の知識を広めていくことを諦めてはいけない!と、今回は“えいようまとあて”なるものを考案し、出店することにしました。

ルールは以下の通りです。
①3色食品群の説明を聞く
②食材の書かれたボールを取る(ブラインド)
③その食材がどの色に当てあはまるか考える
④色を決めたらその的に目がけてボールを投げる

このゲームのポイントは、
★3色食品群を使って食育ができる
★親子(大人と子ども)で一緒にお勉強ができる
★子どもの食に関する知識を親(大人)が確認できる
★“幼児期に身に付けたい36の基本動作”である「投げる」「当てる」を取り入れている

このような感じで、スポーツ栄養士×アスレティックトレーナーの資格を存分に生かした企画内容にしてみました。

3色食品群
山梨大学中村和彦氏考案

2.準備

3色食品群の資料は自作で、36の基本動作は上記の図をお借りしました。
そして、テントの装飾類(看板的なもの)、ボール(新聞紙と養生テープ)、的(ペットボトル)は当日に。

軽トラ市を開催している錦町通り商店街(福岡県大野城市)には、両親が営む店があります。
せっかく沢山の人が来るのに、お客さんが出店ブースしか利用しないのはすごくもったいない。
ということで、ゲームでパーフェクトを達成した方に“お買い物券”をプレゼントすることにしました。

利用した金額分、私が負担するシステム

さらに。
お店のオリジナルエコバッグも作っちゃいました!

1つ300円で販売

自分で消しゴムはんこを彫って、アクリル絵の具でスタンプしていく超アナログスタイル。
夜中の3時までかかって、正直なところこれが一番しんどかったです。

そして、処女作
一発目は失敗(自分用になる)
2回目はいい感じ

3.当日の様子

当日は8時から搬入開始。
父がリサイクルショップで購入してくれたテント(タープ)、姉から借りたテーブルと椅子を組み立てていく、、、テントは1人では到底無理なので、お隣さんと母に協力してもらいながら設営完了!

手書きなんかい
エクバッグて、、

10時のオープンから多くのお客さんでにぎわった錦町通り。
お隣に出店していた地元の板金屋さんがスーパーボールすくいやヨーヨー釣りをしていたものだから、なかなか集客に苦戦しましたが20人ほどの子どもたちに遊んでもらえました。
エコバッグは4つ売れました。やったー!

大野城市のキャラクターまどかちゃんも挑戦
バターが何色の食材か考え中
見事にヒット!

パーフェクトを達成するために2~3度挑戦する子、あと1投でパーフェクト!って時に限って力んで失敗して泣く子、失敗しても次にどう投げたらいいか考えて投げる子など、子どもたちのリアクションは様々で見ていておもしろかったです。

未就学児でもヒント無しでやれてました◎

一番小さい子で2歳ぐらいの子どもが挑戦し、ゼロ距離でなぎ倒す子もいれば、年上のお兄ちゃんより上手に投げる子もいて、“投げる”という動作は練習(経験)で上達していくとはいえ、小さなうちはセンス(観察力と表現力)もあるなぁと感じました。
投げ方の指示は特に出していませんが、体感として上投げと下投げの割合は半々ぐらいでした。

3色食品群の説明をするとき、子どもたちはとても真剣に話を聞いてくれ、ほとんどが保護者(大人)の助言なしに食材と色を一致させることができていました。きっと学校での学びが生かされているのでしょうね。

私の母校である大野北小学校は、使われた食材を給食係が赤、黄色、緑に書き分けて黒板に貼り出すというのを1年生のうちから毎日実践しており、この取り組みは今でも継続されているそうです。
学校によって取り組みに差があるのは様々な事情があって仕方がないとは思いますが、私はとても運がよかったです。
専門学校時代に栄養学の勉強がすんなり受け入れられたのも、この経験のおかげだと思っています。

4.課題

“えいようまとあて”を出店している私が何者なのか、そして的当てゲームの目的がまったく伝わらない看板でした。

近寄りづらい

①noteの書き出しでよく使っている「スポーツ栄養士×アスレティックトレーナー」を掲げてもよかったなと反省。
参加者(の保護者)もゲームの説明を聞いて初めてその目的を理解していた感じだったので、一目見てわかるようにすることの大切さを痛感しました。
次にどこかへ出店する際は、「スポーツ栄養士×アスレティックトレーナー考案」をでかでかとアピールしようと思います。

②参加賞を準備しておけばよかった、、、
パーフェクトを達成できなかったら「はい、おしまい」だったので、「頑張ったで賞」的に飴などの一口お菓子があるとクロージングもうまくいったかと思います。
人を楽しませるって難しいですね。

5.まとめ

昨年の反省を踏まえて挑んだ今回の軽トラ市ですが、細かい反省はあるものの、立ち寄っていただいた人数も増え、子どもたちの素敵な笑顔や自信に溢れた表情、悔しい表情、思いやりの姿などをたくさん見ることができたので、合格点には達したと思っています。
学童や子供会イベント等、「やってほしい!」という方がおりましたら記事下の“クリエイターへのお問い合わせ”からメッセージをお願いいたします。
マルゴトキカクのメッセージからでも構いません◎

これからも“遊べる食育”をたくさん考案して、誰もが栄養の知識を日常会話のなかに取り入れている世の中にしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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