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スポーツ栄養士×アスレティックトレーナーの後藤です。
東京では早朝から冷たい雨が降っています。
家を出た瞬間冬のにおいが漂っていて、寒いのが苦手な私は絶望しつつ冬の到来に覚悟を決めました。
温かいインナーシャツの上に、胸からお尻まで腹巻きを装着、タイツも履いて防寒はバッチリです。

さて先日、オリジン弁当で会計をしているときに「これ、ヘルシーだから良さそう」という女性二人組の会話が聞こえてきました。
これ、いつも疑問に感じていたんです。

ヘルシーとは何ぞや?

確か、その女性たちはサラダ系の惣菜について発言していたと記憶しています。
サラダってヘルシーなの?
カロリーが低いとヘルシーなの?
油(脂質)が少ないことがヘルシーなの?
ビタミン類が多いことがヘルシーなの?

あながち間違いでも無いと思いますが、世の中のほとんどの人がこう捉えている印象を受けます。

そもそも“ヘルシー(健康的)”って「その食事をしたことでひとが健康(的)になれるか」という意味合いだとしたら、野菜ばかり食べていても健康にはなれないですよね。
ひとが生きていくためには、いちばんのエネルギー源になる炭水化物(糖質)、筋肉や骨、血液の材料になるたんぱく質ミネラルからだの調子を整えるビタミン成長ホルモンや性ホルモンの材料になる脂質をからだに取り入れなくてはなりません。

これだけは覚えていてほしいのが、いわゆる“ヘルシーな”食べ物は人それぞれだということ。
だって、ダイエットが必要な人の食事と成長期や増量が必要な人の食事が同じなわけないです。
ひとにとって万能な食べ物が無いからこそ、色々と組み合わたほうがいいのです。

ちなみに私は、納豆やめかぶなどのネバネバ食品だとか、油をあまり使わないとか、肉などの動物性食品を摂らないような食事をすると、すこぶる体調が悪くなります。
趣味のパン屋巡りで、朝も昼もパンばかり食べていると口内炎ができます。
このように、食べ物の影響がすぐにからだに表れるからこそ気を付けざるを得ないというのもあるのですが、自分の体調と向き合いながら「今の自分には何がヘルシーで、何がベターか」を考えて食べ物を選択する必要があるのです。

そうそう。綺麗な話ではないんですが、私の場合、食べたものと便の状態が密接にリンクしやすいので、色、におい、形状、出やすさ(するんっと出たか)から、からだに不足しているものや多く摂りすぎたものを判断して食べ物を選択することもあります。
便の観察はオススメです。
食べたものだけでなく、出すものまで責任を持つことが“ヘルシー”の第一歩になるのではないでしょうか。
便の観察から病気を予防するべく、医師の石井洋介氏を中心に立ち上げた『日本うんこ学会』が素敵すぎるのでシェアいたします。

さいごがうんこの話で終わっちゃった…。

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