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わざわざ平田さんが福岡にやってきた!(6/30大雨)

5年前にnoteの記事を読んで以来、いつかは会いたい!と願っていた長野県東御市で“わざわざ”というパンと日用品の店を営んでいる平田はる香さん。

このたび『山の上のパン屋に人が集まるわけ』と題した本を出版し、トークイベントで全国各地を巡ることが決まり、なんと私がアルバイトをしているブック&カフェに来ることに!!

今年の2月頃、書店スタッフに「お店を経営、運営していくにあたり参考にしたい尊敬している人が長野県にいる」という話を暑苦しく語っていたのですが、4月の終わり頃だったでしょうか。「後藤さんに朗報です」と平田さんを招いてトークイベントを開催することをこっそり教えてもらったときには飛び上がるほど嬉しく、「その日はシフトに絶対入れてください!」と念押ししたぐらいでした。

待ちに待った当日。
福岡は一日中強い雨が降っていて、雨女の私が楽しみにしていることがあるとだいたい天気が崩れるんだよなと、イベント準備をしながら平田さんの到着を待っていました。

宮崎から福岡へ来るまでにトラブル発生&強い雨に降られてすでに満身創痍の平田さん。なのに終始笑顔を絶やさずにいてくれたのがとても心強く感じました。(イベントを運営するにあたってゲストのコンディションはどうしても気にしてしまいますからね)

トークイベントは本の内容や聞き手のオーナーが興味のあることを中心に進んでいきました。(詳細は割愛しますね)。
スタッフ教育の話が出てきたので、専門学校で教鞭をとっている身として「モチベーションが上がらずやめてしまいそうな学生がいる。スタッフに置き換えるとどのような対応をしているのか」と質問をぶつけてみました。

平田さんの回答:
(さまざまな部署があるので)本人の適材適所を探す。
その際は、受け入れてくれる側へのフォローも怠らないようにする

とのことでした(随分ざっくり書きましたが)。
なるほど、「お願いね、よろしくね」と言われてばかりだと、割りを食っていると感じる人も出てきておかしくないですもんね。

学校でも授業の進行や難易度をどこに合わせるかをいつも考えますが、結局のところ中途半端にならないようにバランスを見ながら上げたり下げたりしているから、どちらかに寄り添いすぎないことが大切なのかなと捉えました。

他には、いじられて輝く、暗記系は苦手だけど計算は得意、食材の名前をよく知っている(担当が栄養学なので)、物怖じせず発言できる、うなずくなど反応してくれる、机と机の間の狭い通路を通ろうとしたらさりげなくカバンを避けてくれる等、素敵なところを持ち合わせた学生がたくさんいるから、それを当たり前に備わった能力だと思わずに「ありがとう」をちゃんと伝えようと心に誓ったのでした。

イベント後には懇親会が開かれ、さまざまなバックグラウンドをお持ちの参加者さんのお話しも交えてとても楽しい会となりました。

テロワールの話が楽しかったです

平田さんが福岡に来たら必ず立ち寄るという“手打ちうどん しげ(八女)”。いつか私も行こうと思います。
(それにしても八女は遠いな笑)

P.S.
サインをもらい、ツーショットまで撮ってもらってデレデレのわたし。

かわいいイラスト入り
顔が小さすぎる平田さん

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