ホリエモンがフジテレビを買収してやりたかった事

当時、ライブドアの社長だった堀江さんがフジテレビを買収してほしかったもの、コンテンツ?ではなく「リーチ」だ。いわゆるシェアである。

このリーチを獲得して今のアマゾンのようなビジネスをしたかったという。当時のテレビは月に一回テレビを見る人の割合はほぼ100%だった。これだけで1億人のシェアがある。

しかしこれは一方的に繋がっていて、視聴者は意見を言えない。そこで、意見を言うためにどんな形であれホームページに訪れ、アドレスを登録してもらう。それだけで数百万人集まり、これがビジネスになるということだ。

まさにこれがリーチと言える。

当時の放送局のホームぺージでは番組の情報しかなかった。しかし、ライブドアのホームページには、ECサイトやグルメ、映画、音楽、地図、オークションなど「毎日使いたくなるようなツール」が揃っていた。

この「リーチ」と「ツール」を使って、数百万というユーザーにサブスクリプション(月額)で映画や、通販、グルメ、音楽を提供させたかったのではないかと私は考える。

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