処方箋

会社の集まり(新年会？飲み会？みたいなやつ)があったのですが
別に何かトラブルがあったわけではなかったけれど
なんだか心がざわざわして、なぜか分からないけれど悲しい気持ちがぶわっと襲ってきたりして、帰りの電車に乗りながら少し不安定になっていました。
最寄り駅に着いたとき、だんなさんが言いました。

「カラオケに行きたい」。

でもなんだか元気がなくて、元気がない感じの選曲しかできなかったんです、私。

そしたら彼、今日はBUMPの曲を沢山歌っていて。
「喉の調子がBUMPの日だわ〜」なんて言いながら。
その中の一曲が「ギルド」という曲だったのですが、なんだか今の私に沁みる歌で。

これ、もしかして、私が元気がないからカラオケ連れてきてくれたのかな？って思ったりしました。
そうだとは言わなかったけれど。
彼にはこういう優しい面があります。

元気のない私への処方箋が「休むこと」の日もあるし「山を見ること」の日もあるし、
今日みたいに「歌って音楽に触れて音楽の力で元気を出すこと」の日もあります。
それが私より分かってるの、すごいなぁって思います。

ふたりできっちり２時間歌い、カラオケを出る頃には少し元気になっていました。

今日のしょんぼりを明日に引きずらないようにしてくれてありがとう。
心からそう思いました。

2024.1.15