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TOIEC300点から1年で海外転職した英語勉強法1(動機・心構え編)

こんにちは。タイトルの通り、英語全然ダメなところから英語を勉強して英語面接を経て海外に転職したものです。私がどのように英語を勉強したのかを話したいのですが、先に行っておくと正攻法です。努力を必要としますし、それなりに大変です。でも、努力をして英語がある程度できるようになると本当に文字通り世界が変わるので私はぜひやってほしい。特に、英語を勉強する時間的コスト、精神的コストとそのリターンについて不透明だからこそ踏み出せないと思っている皆さんには、その悩みは不要ですと教えてあげたい。絶対リターンありますと言ってあげたい。そもそも英語を勉強したいと思って検索をしているくらいの向上心と知的好奇心があるのですから、大丈夫です。そういう気持ちで書きます。ですのでこの記事は無料です。隠すべきものはなにもありませんので。(適宜更新・追記します)

私のスタート地点はひどいものでした。大学卒業時に受けたTOEICが300点くらい。高校受験で英語は点数を取りやすかったけど、パズルを解いているような感覚で、自然言語としての英語を理解しているという気は全然しなかった。だから、パズルとしての文法は高校受験時点が最高値でそれ以降は勉強していません。(大学にはそのまま上がれる高校でした、すみません)新卒採用の面接で、突然想定外の英語面接になったときに、なんと本当に文字通り一言も発せずに終わりました。3次面接くらいだったのに。ああ。アメリカに旅行に行ったときに、露天で水を2ドルで買ったら後で友達にぼったくられてるよと教えられました。プライドはズタズタです。英語のメールは詐欺か何かのエラーメッセージだと思ってたタイプです。観光地で外国人に道を聞かれたときに、「あっちのほうです」と言いたかっただけなのに、Go awayと言ってしまいました、ごめんなさいあの時の人。

なぜ英語を勉強しようと思ったか。これが意外と大事です。根本的な動機ですからね、これが重要であればあるほどやらざるを得ない。もともと非常にドメスティックな仕事をしていたんですね。日本人の個人のお客さんに株とか投資信託を売るっていうね。この仕事本当に日本語しか必要としないし給料は比較的いいんですが、数字が出来ないとクビになったりするわけです。ちょっとできない時期があって、クビになることが目に見えていたのでどうしようと思っていたんですね。で、同じくらいの給料をほかの仕事でやろうと思ったら、英語ってやっぱり必要なケースが多いんですと。逆に、英語さえできたら業務経験があんまり一致していなくてもいけるケースも多いことに気づいたんですね。可能性を広げるには圧倒的に英語に時間をかけたほうが、今の仕事の延命措置をするより効果的だと気付いたので、英語に全力をかけようと思ったんです。

軌道に乗るまでは失敗の連続。でも失敗してもいい、そして何回チャレンジしてもいい。そういう精神が大事だと思います。ダイエットと一緒です。自分を責めたり、なんてダメなんだと否定しないことが一番です。0から1に持っていくのが一番大変なんです。だからコンディションが良くて、運もついているときにしか1まで持っていけるチャンスはない。でもその一番いい時にそもそもチャレンジしていなかったら、もったいない。だから失敗したときは失敗したとみとめてまた即トライしなおす感じでやってきました。

最初のトライは、Rosetta Stoneでした。中身は悪くなかったのかもしれませんが、すぐにやらなくなってしまいました。コミットするためにお金を払いたかったんだと思います。でも、やらなくなってしまいました。その後いくつかの市販本をこなそうとして、辞めるということを何度かやりました。

軌道に乗ったきっかけは、スクールに通ったことです。そのスクールは10人程度のクラスの日本人講師の授業と外国人講師の実践授業が1回ずつの週2回。授業時間はいつも3時間くらいあったように記憶しています。これがすごく僕にはハマった。スクール自体がすごくよかったのは事実ですが、もちろん、10人クラスのうちちゃんとついてきていなかったり、しっかりと宿題をやってきていない人もいたので、僕がしっかりと英語の勉強に集中できていたことがうまくいった秘訣だと思います。スクールに行っていたのは6か月だけでしたが、6か月間週2回だけで英語がペラペラに話せるようにはなりませんので、常日頃の英語をやるというマインドとそういうサイクルが習慣になることが大事です。スクールに行くことは非常に有用な手段ですが、スクールにすべての解決策を求めるマインドでは英語の習得に至りません。逆に、スクールが何を与えてくれるかを理解して、それが有用だと思えばやってみる。そういう考え方がいいと思います。

具体的な方法論は次回以降かきますが、私が英語学習上重要だと思うのは以下の点です。(すごく普通のことでしょ?)

・文法の正確な理解

・日本語を介して英語を理解する

・英語の音に慣れる。(ジャパニーズイングリッシュの発音をしないように努力する)

・量をこなす(読む書く聞く話す、すべて。)

言うまでもないですが、努力しないでできるようになるという本やスクールや情報商材は考慮するに値しないと思いますので、辞めておいてくださいね。

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