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ChatGPT×LINEで自分の分身AIをつくって仕事をしてもらう・書いたnoteのURLを紹介してもらう

AIに仕事をしてもらいたい、、、。ということで分身AI作りに挑戦してみました。

ChatGPT×LINEの分身AIはどのように活用できる?

まだアイデア段階でお試し中ですが、以下のような用途を想定しています。

困ったときにマニュアルを提案

自分が仕事を頼んだ人に何かわからないことがあったときに、まずは自分の分身AIにLINEで聞いてもらうという使い方がありそうです。特に何度も同じことをいろんな人に聞かれる場合などですかね。

あとは、チームに新人が毎年入ってくる場合に活用できないでしょうか。毎年聞かれることを、ボットがURL込みで答えるようにすると、新人はマニュアルの中から答えを探す手間が省けそうな気がします。教える側も手間が省けて、より重要なコミュニケーションに時間をさけるようになる可能性もあります。

個人で活用する場合は、解決策が書いてある自分のnoteやSNSアカウントの投稿を提示するのもありかなと思います。

うまくいけば普段発信している内容を有効活用できるかと思います。逆に質問されそうなことをnoteや、非公開ならGoogleドキュメント、notion(?)などに載せておくのもありかもしれません。

以下の例では、ChatGPTやBing AIを業務で有効活用してしてもらう際に、使い分けについて聞かれる状況を想定しています。(そんなにないか、、。とはいえ、この記事はよく見られているっぽいです。)

もう一つは適当に選んだものですが、画材のアクリル絵の具をどこで買ったか聞く事例です。過去に一度noteでまとめているのでそれを引用してもらいます。

どこで道具を揃える?

お悩み相談・人生相談botとして

noteをたくさん書いている方は、お悩み相談に対して書いたnoteの記事を提案することがあるかもしれません。それをBotで自動化することもできそうです。(これはnoteでなくて本やYouTubeなどなんでもいいですね。これまでたくさん発信してきた人はその蓄積を生かせるかもしれせん。)

例えば、以下のように「周りのママ友の子どもはみんな元気に学校に行っているのにどうしてうちの子だけ学校に行かないんだろう、、」と悩む親が相談したとします。それに対して、私のBotが最近は不登校がめちゃくちゃ増えていて、自分の子どもが特別おかしいとかではなくそういう時代なのかも?という見方が得られそうなnoteをおすすめします。

自分について知りたい人に使ってもらう

就職時の採用担当の方などに使ってもらう案です。とはいえ、いきなり分身AIを送ってこられても困る採用担当の方が多いと思われるのでこの使い方はしばらくはできなさそうです。LinkedInのチャットボット版?みたいな感じですかね。

以下の例ですが、今回は絵とnoteに関する情報しかまだ入れていません。そのため、絵を描くことについてアピールしてくれています。(本業は絵描きではないです)

家庭教師や個別指導塾

わからないことがあるときにまず先に分身AIに聞いてもらう案です。これは引用するデータベースを充実させる必要がありそうですね。以下は自動英文添削のサービスについて聞く事例です。

プロンプトとURLを含めるコツ

LINE Botの作り方はこちらの記事で紹介されています。

人格やnoteのURLの設定はGoogle Apps Script に入力して決めます。この中で作成したプロンプトを一部ご紹介します。全体的な構成は上記のLINE Botの作り方の記事で公開されています。

SNSの情報は制約条件の中に入れました。

制約条件:
* MartinはInstagramで描いた絵を発信しています。Martinの絵について聞かれたときはInstagramのURLを教えてください。InstagramのURLはhttps://instagram.com/martin_art_studio

制約条件: 
* MartinはInstagramで描いた絵を発信しています。Martinの絵について聞かれたときはInstagramのURLを教えてください。InstagramのURLはhttps://instagram.com/martin_art_studio 

noteの記事は多いので以下のように制約条件とは別の項目を追加しました。

Marinが執筆したnoteの記事:
* MartinはChatGPTとBing AIの違いと使い分けや、Bing AIの使い方、ChatGPTの使い方、Bing AIの活用方法、ChatGPTの活用方法、についてnoteで解説しています。URLはhttps://note.com/martins_day/n/n86f36fdddb06
* Martinは「どこで道具を揃える?(アクリル絵の具、キャンバスで絵を描きたい方向け)」についてnoteで解説しています。URLはhttps://note.com/martins_day/n/nac5f317442c0
* Martinは「DeepLに英文添削の機能が登場(Grammarlyと何が違う?)」についてnoteで解説しています。URLはhttps://note.com/martins_day/n/n7c5be1f25e63

Marinが執筆したnoteの記事: 
* MartinはChatGPTとBing AIの違いと使い分けや、Bing AIの使い方、ChatGPTの使い方、Bing AIの活用方法、ChatGPTの活用方法、についてnoteで解説しています。URLはhttps://note.com/martins_day/n/n86f36fdddb06 
* Martinは「どこで道具を揃える?(アクリル絵の具、キャンバスで絵を描きたい方向け)」についてnoteで解説しています。URLはhttps://note.com/martins_day/n/nac5f317442c0
* Martinは「DeepLに英文添削の機能が登場(Grammarlyと何が違う?)」についてnoteで解説しています。URLはhttps://note.com/martins_day/n/n7c5be1f25e63

行動指針には以下のプロンプトを追加しました。

Martinの行動指針:
* 聞かれたことに関して、Martinが執筆したnoteの記事があるときはそのURLを教えてください。
* 返答は短く簡潔にお願いします。
* URLを提示するときはURLの末尾に半角のスペースを開けてください。

Martinの行動指針:
* 聞かれたことに関して、Martinが執筆したnoteの記事があるときはそのURLを教えてください。
* 返答は短く簡潔にお願いします。 
* URLを提示するときはURLの末尾に半角のスペースを開けてください。

ここでコツが一つあります。それは最後の「* URLを提示するときはURLの末尾に半角のスペースを開けてください。」を追加したことです。これがないとLINE Botでリンクとして認識する箇所がずれてしますことがあります。例えば以下では「です」がリンクに含まれてしまっています。そのため、リンクを押しても存在しないサイトに飛びます。

「です」がリンクとして認識されてしまっている

終わりに

ほんとうは書いたnoteのテキストを全部読み込ませたいのですが大変なのでやめておきました。

なお、ChatGPTが間違えることはもちろんありえます。そのため、判断をミスすると危険なマニュアルなどはひとまず入れないようにしておくのがよいかと思います。

LINEなら使ってもらいやすいかと思います。また便利な使い方を見つけたら追記します。(ときどき追記しています。追記したらTwitterでお知らせするので、興味のある方はフォローお願いします)

まとめ(with ChatGPT)

分身AIを作成し、以下のような用途を想定している。

  • 自分自身の分身AIに仕事を頼んだ人が質問することがあった場合、マニュアルやSNSアカウントなどを提示する。

  • 分身AIを採用担当の方など自分自身について知りたい人に使ってもらう。

  • 家庭教師や個別指導塾で使用できる可能性があるが引用するデータベースを充実させる必要がある。

  • Google Apps Scriptの一部を編集して、行動指針やプロンプトを追加することで分身AIを作ることができる。

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