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ChatGPTとBing AIの違いと使い分け

【追記】:最新情報にアップデートした記事を作成しました。この記事を書いてから2ヶ月ほど経過し、GPT-4の登場やBing AIの制限の変更など、いくつかの重要な変更がありました。

人工知能(AI)が進化したことで、様々なAIアシスタントが登場しています。今回は、私がよく使うChatGPTとBing AIについて、どのように使い分けているのか紹介します。

ChatGPTの活用

英会話に使う

ChatGPTで英会話をするには、次のようにお願いします。

You are my English teacher.  Let's have a conversation and could you please point out any grammatical errors?

これで人工知能が先生になってくれます。ChatGPTを閉じてもこのチャット履歴に行けばこの文は再度入力しなくても大丈夫です。

一方でBing AIに英会話の練習をお願いすると、断られてしまいました。Bing AIは、検索や質問応答に特化しており、普通に会話はしてくれますが文法ミスなどの指摘はしてくれないようです。(文章の要約などはできるのになんでですかね?)

絵文字つきで断られました😅

追記:BIng AIでも頼み方によっては文法の修正をしてもらえることがあるようです。ただし、Bing AIは5回ほどやりとりしたら会話が打ち切りになります。5回に1回は再度英会話をしてもらうようにお願いする必要があります。つまり今のところ連続した会話には向いていません。

5回ほどで会話が打ち切りに

一応、英会話の先生役になってくれたときの文章を載せておきます。

英会話の練習をしてもらえますか?返事は英語でお願いします。もし文法が間違っていたら参考文献とともに教えてください。

また、以下のように文法の添削がおかしいことがありました。添削もしてくれたように見えましたが、よくみると自分が書いていない文章を勝手に修正することもありうまく機能しませんでした。(以下の例だと「,」を使っているのに使っていない、someを使っていないのにsomeからanyに直すようにとの添削)

文法の修正のアドバイスがおかしい事例

執筆のサポート

Bing AIでも下書き作成や目次、タイトルの提案、要約などのサポートができますが、回数制限があるため、最近はChatGPTを併用してすることが多いです。(なぜか50回使わなくても止められることがしばしば。)ChatGPTを使えば、制限なしにいつでもサポートを受けることができます。障害で使えないことはたまにありますが。

ChatGPTは、下書き作成だけでなく、目次やタイトルの提案、要約など、さまざまなサポートができます。また、文章に納得がいかない場合は、ChatGPTに別の表現に変更してもらうこともできます。これによって、効率的にわかりやすい文章を作成することができます。

プログラミングのコードを書いてもらう

ChatGPTはプログラミングのコードを書いてくれます。Bing AIでも同様にできますが、ChatGPTの方が親切な気がします。

例えば、以下のような質問をChatGPTに送信することができます。
「Hello ChatGPT, could you write a Python code to add two numbers?」(こんにちはChatGPT、2つの数値を足すPythonコードを書いてもらえますか?)

すると、ChatGPTがプログラミングのコードを書いてくれます。

ChatGPTは、解説も丁寧なため、コードの意味や動作原理を理解することができます。また、ChatGPTが書いたコードでわからない部分があれば、再度質問することができます。

スマホで使う

Bing AIは現時点ではスマホ対応していないので、スマホではChatGPTを使うこととなります。

追記: Bing AIもスマホ対応がはじまりました。

Bing AIの活用

情報の引用元を確認する

Bing AIの強みは、引用元を示してくれることです。これにより、情報の信頼性や出典を確認することができます。ChatGPTは参考にしたサイトを教えてくれないことがあります。また、聞いても架空の論文を出してきたりすることもあります。

最新の情報を確認したいとき

ChatGPTでは最新情報を収集できないです。ChatGPTは、自然言語処理に優れたAIアシスタントです。しかし、学習したデータが2021年9月までなので、最近の話題について答えてくれないことがあります。この場合、Bing AIを使うことがおすすめです。

長いPDFやサイトの要約

長いPDFやサイトを読み込むのは時間がかかり、疲れてしまうこともあります。そんなときは、Bing AIの要約機能を使うと便利です。Bing AIは、長い文章を要約してくれる機能を備えています。たまにうまくいかないこともあるかもしれませんが効率化に役立ちます。

おまけ: Microsoft Edgeの執筆執筆支援機能

執筆の支援にはMicrosoft Edgeのサイドバーの下書き作成AIも便利です。ベータ版ですが使いやすいです。(たまに応答がなくなりますが)

まとめ

ChatGPTは、英会話や執筆において優れたサポートを提供しています。Bing AIは検索に特化しており、情報の引用元や最新情報の収集に適しています。また、Bing AIには、PDFやサイトの要約機能が備わっており、Microsoft Edgeの下書き作成AIも利用可能です。

ChatGPTは、スマートフォンでも使用できますが、Bing AIは現在はスマートフォンに対応していません。各AIアシスタントの特徴を活かして使い分けることで、効率的に情報収集や文章作成ができます。









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