身体が傷付く前に運動を止めるのが最も運動能力が高められる方法のようだ
この本を読んで以来、サウナは私のブームです。週に1~2回は通うようにしています。
サウナの本当の効果は汗を流すことよりも、危険な環境に身をおくことにより、体を守るために脳のスイッチが切り替わるところにあります。
この覚醒状態になることで回復力が高まったり、頭が冴え渡ったり、肌が綺麗になったりするので生活のレベルが上がって良いですよということなんですね。
あくまで脳に危機を知らせることが目的なので、脳のスイッチが切り替わってもそのままサウナに入り続けて体力を無駄に消耗させてしまうとデメリットがどんどん大きくなっていくということでもあります。
そのため脳のスイッチが切り替わったサインが現れたら速やかに出ることが大切です。
この教科書にはそれについても詳しく解説されていますので是非読むことをオススメします。
少量の毒を摂取することによって、その毒から身を守るために身体の機能が活性化することをホルミシス効果と呼びますが、これとよく似ていますね。
実はトレーニングで身体を鍛える場合にも同じことが言えたりします。
特に筋力や運動能力を向上させたいのであれば、全速力·フルパワーで少量の運動をするのが最も効率が良いです。
その最たる例がHIITなどの高強度インターバルトレーニングです。
是非こちらも読んでみてください。
ハイレベルの運動を身体に体感させて危機感を与える、それに加えて筋肉のダメージを最小限に抑えることが理想ということです。
その危機に備えるために活性化してレベルアップするということ。
ちなみに筋肉のダメージの具合と筋力の増強には相関が無いことが既に2006年のブラジルのサンパウロ大学の研究などによって否定されています。
このことから考えると、ただのスクワットや腕立て伏せなどレベルの低い運動を大量に行って筋肉をズタズタにすることは運動能力強化に繋がらないうえに、いたずらに身体を壊す結果になるとも言えます。
私の知っている人でも普段から30分うさぎ跳をやったり腕立て伏せをやったり、1時間くらい走り続けたりと殺人的な量の練習をする人がよくいますが、何故か中年おじさんのような体型だったりします。
これも恐らくは筋肉を壊し続けていて回復が追い付いていないことが原因ではないかと思います。
そしてハードなトレーニングで筋肉を壊してしまい、筋肉が減って代謝が落ち込んでいるタイミングで暴飲暴食するから太ってしまうのかもしれません。
ちなみに弱い付加の運動はでは無意味か?というとそういうわけでもなく、筋肉の量を増やしたいのであれば弱い付加でも良いのでたくさんトレーニングするととりあえず筋肉は増えます。もちろん筋肉をズタズタに壊さないように!
詳しくはこちらをお願いいたします。
ボディビルダーとトップアスリートを比べると筋肉の質は大きく異なります。
筋肉1gあたりが発揮するパワーを比較すると
ボディビルダーの場合は普通の人とほぼ同じ
アスリートの場合は普通の人の1.7倍ほど
だそうです。
質をとるか量をとるかということですね。私の場合は圧倒的にアスリートの筋肉が好みです。
今回はこんなところで。
インスタでは私の普段のトレーニング内容も公開しています。よろしければ見てみてください。
ありがとうございました。
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