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ACの男性は無理!

AC
アダルトチルドレンという言葉と
その意味を知ったのは、
ここ数年のことでした。

そして
私はこのACの言葉を知り、
過去に付き合った男性がACだったということに、
改めて気づきました。


彼は小学生の時に、
母親が男を作って家を出ていきました。
わりと裕福な家でしたので、
その後は父親や親戚の愛情を受けて
育ってきました。

そのような過去があるわりには、
真っ直ぐに育ってきた健全な人に
思えました。

実際に明るく楽しく性格の良い人でした。

ただ
私の異性との関係にはとても神経質でした。
嫉妬深いを通り越してる感じ
でした。

そして、
何か問題が起きると、
必ずわたしを批判する。
「自分も悪い面やいたらないとこがある」
という発想があまりない。
おそらく、
被害者意識が強く他者批判が強い。



飲みに行ってる時に、
その場に男性がいる。
複数人数のお出かけやイベントにしても
男性がいる。

そのようなシチュエーションでは、
ネチネチ私を責めてくるのでした。


必死で説明すればわかってもらえる。 
愛情を伝えれば理解してもらえる。

そう思って努力したつもりでした。


でも私は疲れ果てるようになってきました。


「なんだかおかしい、、、」

感じるようになりました。

そして
この人と付き合っていても、
私は幸せになれない

悟りました。


素敵な時間もたくさんあったので、
未練もありましたが、
長く付き合うのは無理と判断しました。


彼は
頻繁に連絡をくれて、
マメに「愛してる」と愛情表現をしてくれる人でした。

わたしの好きになる人は、
比較的「愛してる」だ「好きだ」という
言葉を連発しない、
口になかなか出さない人が多いです。

なので、
やはり寂しい気持ちも感じてたので、
とても新鮮に感じました。
「愛情が豊か」なんだと思い込んでました。


でも、
早い時期に気づきました。

「愛してる」とマメに言う人、
連発する人って、
実は自分のために言ってる
んだって。


自分がメンタル不安定人間だから、
愛情確認したい。
自分が寂しいから、その寂しさを埋めたいだけ。
「愛してるよ、君も僕のこと愛してくれてるよね?」
を確認したいだけ。

その証拠に、
返事しなかったり、無視すると

妙に不安になり不安定になったり、
怒ったりします(笑)


精神が成熟して安定した男性は、
ここぞ!と言う時に、
そのような言葉を言ってくれますが、
基本、普段はそっけないものです。


でも
男性が自分を愛してくれてるか、
そうでないかなんて、
実は簡単にわかります。

「行動」
で。


わたしの経験と、
友人たちの体験からすると

「愛してる」連発男にろくな奴はいませんでした

(笑)
そもそも
イタリア人じゃあるまいしね。



最近になり、
精神のことや心理学の本を読んだりして、
改めて
彼がアダルトチルドレンだったんだろうなぁ
と思うようになりました。

お母さんが不倫して浮気して、
自分達兄妹とお父さんを捨てて、
家を出て行ったのです。

基本女性への不信感が強かったのだと思います。



それに加えて、
私は男友達が多く、
フランクに男友達とも遊ぶタイプでした。

うまくいくわけないですね。

今思い出すと、

なんであんなに執拗にネチネチ、
異性関係に対してだけ責められたのか?

時には
私のことを憎んでるのか?
嫌いなのか?
とすら思うほどでした。

きっと彼は、
私でなく、

お母さんを、
自分やお父さんを捨てるような女を、
責めて憎んでいたのでしょう。

もし
私が彼と結婚していたら、、、

間違いなく
私は不幸になってたでしょうね。


わたしには
子供の頃に受けたそのような大きな
傷を癒すほどの度量はないですから。

というか、
他人に幼い頃の心の傷を癒やして、
その人を変えてあげるなんて、
できないそうですね。

自分で自分のトラウマに気づき、
自分で自分を癒やし変えてくしかないそうです。



若い時って、
おバカちゃんだから

わたしが彼の傷を癒やしてあげるの、、、
わたしがいないと彼はダメなの、、、
彼にはわたしが必要なの、、、

そんなセンチメンタルで、
ダメ男に簡単に引っかかります(笑)



ACで愛情に問題を抱えてる人って、
異性を愛して幸せにしてあげること
できるのでしょうか??


ちなみに、
わたしの夫は
両親祖父母の愛情たっぷりで育ってきた人です。

夫も
夫の妹も
とても精神の成熟した安定した人です。

鈍感すぎますけどね。

一緒にいて、
とても楽チンです。

少なくとも
人を責め立てることはしません。
自身も精神的に不安定になることは、
一切ありません。

30年以上つきあってきて、
夫が精神不安定になったとこを見たことは
一度たりともないですね。
(少し落ち込むくらいはありますよ)
どんなに辛いことや厳しいことがあっても、
冷静に対処するタイプです。


ちなみに「鈍感力」って、
とっても大切なことなんです。

渡辺淳一の著書に「鈍感力」って、
ありましたよね。

精神が安定してる人は、
この鈍感力を天性的に持ってるか、
自分で努力してコントロールして身につけてます。



後日談ですが

彼は地味で真面目そうで絶対に浮気しそうもない女性と結婚して、
子供も産まれ幸せそうです。

あれだけ女の浮気に対して神経質で許せなかった人ですが、

彼自身は定期的に恋人を作り不倫してました。
(笑)

人間って本当に複雑なんですねぇ。



ずっと彼から責められた言葉

八方美人
男好き
浮気者
信じられない
(まぁ当たっていなくもないんですけどね)


しばらく、
責められた言葉は
わたしに呪いのようにまとわりついてました。

まぁ
そもそも「呪いの言葉」を吐く人とは、
男女ともに、
深い付き合いはするべきじゃないですね。



やっと最近わかりました。

彼はACだった。
あれらの言葉は、
母親に対する言葉だった。
可哀想な小学生の言葉だった。


そうだったのでしょうね。

それにしても、
人の心を傷つけるような言葉で責め立てる男とは、
結婚しない方が得策です!

独身の女の人には
声を大にして言いたいですね(笑)


責め立てなくても、
その変化バージョンで、
妙にこちらの罪悪感を掻き立てる技を使う人も
悪性です。



精神が安定してる人。
健やかなメンタルの持ち主。
これ
最大の利点ですね



おまけですが

精神医学や心理学にも書かれてますが、
「引き寄せの法則」てのがあるそうです。

精神的トラウマを抱えてる人が、
本当はそれを避けたいのに、
あえて引き寄せてしまうというケース。



父親がアル中だった、
アル中の男とは絶対結婚しない!
アルコールを飲まない男と結婚したのに、
ギャンブル依存だった、薬物依存だった。
結局は依存症の男だった。


浮気者の父親に苦しんだから、
誠実な男性と結婚したいと思ってたのに、
いざ結婚した相手は病的な浮気者。

暴力暴言をふるう父親に苦労したのに、
結婚相手もそうだった。

意外と多いケースらしいです。


本当に人間は複雑ですね。

ACはACを引き寄せる。
これも多いケースらしいです。

そういえば
メンヘラもメンヘラを引き寄せますね。



メンヘラ同士のカップルって
案外多いようです。
当人同士が幸せならいいと思いますが、

万が一、
子供が産まれたら、
可哀想とは思いますけどね。

わたしなら、
両親がメンヘラなんて絶対イヤ。
グレルかビョーキになるわ。

人間は複雑が好きじゃの。
もっとシンプルに考えよ!

と言ってるマヌルネコ(笑)

小難しいこと考えてないで、
日々やるべきことやって生きてればいいんじゃ!

仕事に家事に趣味。
やるべきことやってれば良し。

自分と家族が幸せになって、
残りの余力で、
余計なこと考えたらいいんじゃ。


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