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キンドリング(逆耐性現象)がメジャーでも起きる

2019年8月に断薬しましたが、
その後半年間ほど、

どうにも耐えられなくなり、
頓服薬として処方されていた
抗精神薬の「リボトミン」「リスペリドン」を
頓服として時々飲んでいました。

 
2019年10月11月頃。

私は既に
ベンゾジアゼピン系薬で
キンドリング ・奇異反応・逆耐性現象

起こすようになっていました。


 
キンドリング 
奇異反応
逆耐性現象


それぞれ言葉が違うので紛らわしいですが、
ほぼ同じ意味合いらしいです。
(医師に説明してもらいました)
 
岡山大学医学部精神医学教授の大月三郎教授が
「キンドリング 現象と精神医学」
という
論文を書かれてます。
 

キンドリング 現象とは、

精神病症状が間歇的、波状的に起こったり、
経過を追うごとに難治性になる
「再燃準備状態」のことであり、
 
対象薬物の長期乱用者に生じる逆耐性現象。
 
つまりは
「最初にはなかった症状が出現する、
過敏に反応するようになる」



その薬物の効果と反対の作用が現れる
 
キンドリング 現象が
GABA作動系薬物で現れた場合、
脱抑制作用(機序)=奇異反応
 

表現するそうです。
 
GABA作動薬、
つまりは
ベンゾジアゼピン系薬物です。

 
それらの主な作用は
鎮静・抗不安・睡眠など
リラックスさせる方向の作用です。
 
それが
奇異反応では逆の作用となり
現れます。
 
抑うつ・精神病症状・敵意・攻撃性・興奮・
不安・焦燥・気分易刺激

 
など、
それらが激しい症状となり現れます。
 

まさに
攻撃性が自分に向かえば自殺、
他人に向かえば他害状態になります。

(暴力・自殺企図に至ります)
(実際にこの現象が原因とみられる殺人事件も起きてます)
 

興奮が激しい時は、
鎮静作用の強い抗精神薬のハロペリドールの
静脈内注射などで鎮静化させます💉
 
そして、
対処方法は
原因薬剤の中止が原則となります。
原因薬剤を断つことにより
改善します。
 

よく
「ベンゾを増薬減薬するとキンドリング が起きて減薬できない」

表現する人もいますが、

むしろ
本当にそれが起きたのなら、

薬剤中止しないと危険極まりない状態
なわけです。
(興奮錯乱するわけですから)
 
ただ、
あまりキンドリング ・奇異反応・逆耐性現象については、
心配する必要ないと思います。
 
薬の正式な添付書に記載されてますが、
その発現率は0.001%以下です。
 
そして、
このキンドリング 現象が出るということは、

長期薬物乱用により、
脳内に非可逆的な障害刻印がされてることをうかがわせる。

この過敏反応性は逆耐性現象(キンドリング )と呼ばれ、
断薬後も長時間持続する。
 

医学論文に書かれてました。
 

(これを読んで、
私の脳は非可逆的な障害があるのかと悲しくなりました。
でも、
原因薬物を飲まなければいいだけのことなので気にしません)

 
長くなりましたが、
私は
ベンゾでキンドリング が出ましたので、
逆にベンゾを飲むことを
主治医から強く反対されました。
(危険すぎますので)
 
そして、
不調な時は頓服薬として処方されてた、
メジャーのリボトミン、リスペリドンを
飲んで対処しようかと思ってた矢先、

これらでもキンドリング 現象が起きるように
なってしまいました。


 
詳細は書きませんが、
それはそれは恐ろしい事態に
なりました。

まさに暴力・自殺企図に至るという状態に
なりました。
 
本当に怖いですよ⚠️
キンドリング ・奇異反応・逆耐性現象

 
身体の離脱症状が酷いといったレベルではありません。

それこそキチ◯イ・けだものみたいになります。

要は精神症状が凄いことになります!
 

詳細は書きませんが、
一つだけ自慢を、、、、(笑)
 
興奮して外に飛び出た私を、
父が力づくで押さえこみました。
私は、
近所中に響きわたるような叫び声を上げ続けました!!
そして庭の石で己の頭を叩き続けました。
 
自分があんな叫び声を出せるなんて
初めて知りました😱
 


ほんのちょっぴりだけ、
また、
近所中に響き渡る大声で叫んだら、
気持ちいいかな?
 
な〜んて思ってしまいます。。。。

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