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更年期

久しぶりに中学時代の友達と会ったと、
先日の記事に書きました。
(2021年3月の記事です)

やはり
会話は私たちお年頃の
「更年期」のお話になりました。


半世紀生きてきたわけですが、
その友達は、
私の友達の中で1番性格がいい友達と思ってます。

「本当に優しい人、悪意のない人、
 素直な人」

って
こういう人なんだろうなぁ、って人です。

友達は昔からそうですが、
とても細くいかにも身体が弱そうな感じです。

実際に
更年期でかなり不調だったようです。

ずっとお腹も弱くて、
1週間のうちお腹の調子がいいのは2日間くらい。

若い頃から不眠気味で、
夜中の3時ごろ起きてしまい、
そのまま朝になることも多々あるそうです。

更年期が1番酷い時は、
もう家から外に出れなくなるんじゃないか、
というくらいだったそうです。

容姿は昔からとても可愛らしい彼女。

いまも可愛らしい華奢なおばさんになってました。

でも
正直久しぶりに会って
なんか小さくなったな、
大丈夫かな?
細くて小さくなった彼女に、
心配なレベルの弱々しさを
感じてしまいました。

でも
この彼女

カラダの不調さも
淡々と明るく話すんです。



「でもなぁ、わたし、
低調なまま、
こんな感じで長生きすると思うねん。
100歳まで生きると思うわぁ」


何度もニコニコしながら言うのです。

飲んでる薬は
ビオフェルミンと、
忘れてしまいましたが整腸剤だけ。

「寝れない時って、
どうしたら寝れるかなぁーって、
いろいろ試したけど、
お布団の中で
手首とか足首をグルグル回していたら、
寝れることもあるんよ」


穏やかに言ってました。


私は
「えらいよねぇ、
そんな昔から不眠だったら、
普通は、
その辺の医者に寝れないって訴えて
睡眠薬もらって飲むよね」


言ったらキョトンとしてました。

でも
私のその考えの方が間違ってるんでしょうね。


ついついメンタル世界の人達と接することが多かったので、

睡眠薬を飲んでる人は多い!


思い込んでました。


でも世の中、
寝れなくても睡眠薬なんかに
手を出さない人の方が多く普通
なんですよね。


この彼女
昔から人の悪口を言わない人でした。

もちろん人の評価というか、
感じた意見は言います。

意見と悪口は違いますからね。

普通に
〇〇はちょっと酷いなぁ、
ぐらい言うことはあっても、
それだけです。

なんでそうなんやろうなぁ、、、、

で終わり。

「人の悪口を言わない」

こういう人って本当に魅力的です。

彼女
ここ20年近く、
教育現場の小学校で働いてます。
教室の中で子供の勉強の補佐をしてるようです。

教師のお手伝いですね。


ついわたしは教師の悪口を言ってしまいました。

教師ってろくな人いないよね。
メンタル病んでる人も多いし、
いい教師なんかと出会ったことほとんどないわ。

て。

彼女

そうやねん、
でもなぁ
周りが悪いねん。
特にいまは保護者がうるさくてねぇ。
見ていて可哀想やなぁ。
もっと教師を大切にしてあげないと
いけないと思うわ。。。



言ってました。


ハイ
反省しました。

わたしはついつい辛口に切り込むことが
多々あるので。



話は逸れましたが、
更年期ドンピシャの年頃の私たち。

まぁ
もうピークは超えてるのかしら?


今から思うと、
わたしが心身のバランスを崩して、
心療内科に行き、
薬を飲み始めたあの時、

まさに
更年期症状がかなり入ってたのかもしれません。

更年期鬱ってやつかもしれません。

あそこで、
愚かにも
精神医療の世界に入っていってしまった!


これが最大の失敗だったのかもしれません。


更年期症状といえば、
基本的には女性ホルモンの減少などにより、
自律神経が乱れまくる。

自律神経失調症
です。


離脱症状で、
普通こんな自律神経失調症ありえないわよ!

というくらいの劇的な激しいレベルを
体験しました。

ホットフラッシュなんてもんじゃない
レベルの滝のように吹き出す汗。

おかしいでしょ、
っていうくらいのめまい

まぁ
書き始めたら20行くらい費やすので、
書き連ねませんが、

すごいことになったわけです。

きっと
お年頃的に今もいわゆる更年期症状って
続いてると思うんです。

でも
あの激しい自律神経の乱れを経験したので、
まったくもってわからなくなってます。


本物の精神病。

統合失調症や双極性障害1型って、
普通は若い頃発症します。

どんなに遅くても30代じゃないかしら。

もちろん例外のレアケースもあるでしょうけど。

普通
アラフィフで
統合失調症や本物の双極性障害を発症ってないですよ。


これから
もし精神科にお世話になるとしたら
「認知症」ですよ。

更年期うつ
定年後うつ
老人性うつ

こんな言葉を精神医療界は作ってますが、
どれも原因あるし。
薬では治りません。


原因をちゃんと明らかにして、
その原因をどうにかしない限り、
治りません。


わたしは
40歳になった頃から
「更年期」というものを非常に恐れてました。

耳学問に偏りがちな私は

予習しとかなくてはと、
更年期症状を経験した人達の本など
読み漁ってました。

そして
わたしが更年期になったら
女性ホルモン療法をする!

と決めてました。

美容にも良いらしいし。
いつまでも若々しくいたいから、

って思ってました。


でも
向精神薬で、
とてもとても痛い目にあったので、
女性ホルモン療法にも手を出す気は
起きなくなりました。
(ホルモンとか中枢神経伝達物質とか、
いじるのはハイリスクすぎます)


でも
女性ホルモンは補充したいですよねぇ。


ざくろジュースと豆乳を飲みまくるしか
ないのでしょうか。

誰か安全ないい方法教えてください。




この友人の彼女

とても大きな不幸に過去見舞われました。

偶然にも同時期にドイツに住んでた時、
彼女は第一子の女の子をドイツで産みました。

産まれた女の子は生後1ヶ月もたたず亡くなりました。
生まれながらにその赤ちゃんは全身癌だらけだったのです。

帰国後、
彼女の家に遊びに行くと、
家中にお札が貼られていて少し驚きました。

彼女は何もそのことについて言いませんでしたが、
やはり何か悪い物に憑かれてると
感じてたのかもしれません。

銀行員だった旦那様は、
その後退職して学校に通い、
医療関係に再就職しました。

不幸ってその後の人生を変えると思います。

そして
それはその人次第で、

いい方向にも
悪い方向にも

どちらにも変わっていく
と思います。

彼女はその後2人の男の子に恵まれました。
でも
昨日言ってました。

子宮が丈夫だったら、
もう1人産んでたわ。
ドクターストップがかかったからなぁ。
次男も最後は3ヶ月入院して寝たきりで
出産したからなぁ。。。

やはり
女の子が欲しかったのかもしれませんね。

性格の良い穏やかな彼女。

こころなしか、
お顔が観音菩薩のようになってました。

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