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1年前のお正月(闘病記)

※他ブログからNOTEに引越し中なので
過去に書いた記事です


改めて

あけましておめでとうございます🎍

昨年はコロナで世界中大変な一年でした。

今年は世界が少しでも幸せと日常を
取り戻せるといいですね✨


新年早々ですが、
闘病記です。

長い1年間でした。。。


2020年12月に、
ずっと実家で暮らしていた私は、
5日間ほど自分の家にお試し帰宅しました。

過去ブログに
その時のことを書きましたが、

三敗二勝といった感じのお試し帰宅でした。


そして
年末に再び今度は1人で関西から
関東に移動してお試し帰宅にチャレンジしました。

正直、
12月上旬のたった5日間のお試し帰宅が、
散々だったので、
我が家なのに帰りたくありませんでした。

怖かったのでしょう

でも
主治医や家族に、
どんどんチャレンジしていかないと、
いつまで経っても良くならない!

と諭され、

渋々のお試し帰宅を再度チャレンジすることになりました。


2020年4月1日に、
メイラックスを1錠からゼロにした後、
強烈な離脱症状に襲われました。
(医師による減薬指導の元です)

反跳性不安が本当に酷く、
何も理由がないのに、
脳が強烈な不安と恐怖や焦燥感を勝手に
感じるのでした。


それでも
年末頃には
その反跳性不安が弱まってきてることにも、
気付いてました。

満を辞して、
1人で新幹線に乗り移動することに決めました。

思えば、
向精神薬を飲み始め崩れ始めてから、
私は1人で新幹線に乗ることができなくなってました。

何年かぶりの1人での新幹線移動です。


私にとっては大チャレンジでした。


新大阪駅で、
自分が、
ちっとも不安がってないことに気付きました。

新幹線の中でも不安に襲われることもなく、
ごくごく普通の人でした。


ずっと
新幹線に乗る時は、
頓服薬のベンゾゾアゼピンや
メジャートランキライザーを飲んでいたのです。


何も向精神薬を飲まずに、
普通に新幹線に1人で乗車できたことに
感動しました。


薬を飲んでいた時は気づけませんでした。


自分は心を病んでしまったから、
病気だから、
不安発作が起こると思ってたのです。


断薬して初めて気づけました。


薬のせいで不安が強くなっていたことに。
薬のせいでパニック発作が起きるようになったことに。
薬のせいで焦燥感が強く出てたことに。



薬の正式な添付文書を読み、
副作用一覧に「パニック発作」「不安」の
文字を見つけ、
さらにその思いは確信に至りました。


お正月のお試し帰宅は、
家族が家にいる5日間ほどを予定してました。

不眠はまだ酷く、
手足の痺れ痛みも強く、
口の中の症状も不愉快極まりなく、

家族とスーパーに買い物に行っても、

平衡感覚がおかしいままでしたので、
スーパーの床がうねって見え、
食品の陳列棚も歪んで自分に倒れ込んでくるように見えました。

知覚神経がおかしくなってたのでしょう。


お正月早々に、
目の前に真っ黒い点々が現れ、
飛蚊症を発症しました。


目も本当に離脱症状で影響を受けました。


身体はまだまだ酷いものでしたが、

あらためて
訳の分からない不安が皆無ではないけど、
比べ物にならないくらい弱まりました。

本当に嬉しかったです✨


脳が勝手に不安、恐怖、焦燥感を
感じるということは、
本当に恐ろしい体験でした。



12月上旬の5日間のお試し帰宅は、
散々な感じでしたが、
約1ヶ月後の年明けのお試し帰宅では、
身体は辛いものの、
不安が弱くなり精神的にも落ち着いてきました。

思い切って滞在を延長して、
2週間近く我が家にいました。


家族全員が仕事や大学に出かけ、
1人での留守番にチャレンジしましたが、
少し不安なものの耐えることができました。



調子がマシな日は、
簡単な料理も作ることができました。

私は向精神薬で過鎮静になり、
痴呆症のようになってしまい、
料理が作れなくなっていました。


やっと簡単な料理が作れるようになったのです。

息子は
「お母さんの手作り料理を俺は2度と食べれないと思っていた」

悲しそうに言ってたことがありました。


娘は

「お母さんが台所に立ってる姿を見ることになるなんて信じられない」

言ってました。

夫は何も言いませんでした。

私の家族は
西洋医療を信じていて精神医療も信じてました。

(息子は実は精神薬が犯人と
 気付いてたようですが、
 どうしようもないと諦めてたそうです)


夫に至っては、
減薬断薬に反対でした。

情緒不安定になる、攻撃的になる、
鬱になる。

恐れてたようです。


向精神薬で逆に
情緒不安定になってる、
攻撃的感情的になる、
鬱になってる。


説明しても、
信じてもらえませんでした。




でも
薬を抜いて、
確実に私のメンタル状況が良くなってることは、
誰の目にも明らかでした。



言葉で説明してわかってもらえなくても、
回復してる姿を見せることほど、
説得力のあることはないのかもしれません。



2週間頑張って、
我が家に滞在して、
手応えを掴んで、
また実家に戻りました。


まだ通院してましたし、
病院に行かなくてはなりませんでした。


夫と息子が東京駅まで送ってくれました。


1年前の私はまだ精神科に通院していたのです。

もう遠い昔に感じます。。。

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