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呪われている

この数年間は、
「呪われてる」
としか思えない年月でした。


家の近くにお墓があるから?

5年前に京都の伏見稲荷のお稲荷様の横で
ふざけた写真を撮ったから?

はたまた
知らぬうちに山で無縁仏の石でも踏んづけたのか?

なーんて
考えたこともありました(笑)


この数年間、
どれほど厄除け寺にいって
厄除け祈願したことでしょう。


お寺・神社⛩にも、かなり行きました。


うつ病と診断された翌年の初詣では、
有名な神社で一万円も払って、
御祈祷してもらったりもしました。
(無駄な出費でした)


やっと
「呪い」が解けたと
思ってました(笑)


ところが

「まだ私は呪われてる!」

思う出来事?事件?が起きました。



その日
傾聴ボランティアの月一の定例会に
出席してました。


前回の定例会では最前列に座りながら、
気絶して居眠りしてしまいました。

今度は後列の隅に座ったら、

代表者さんから、

こっち!こっち!
もっと目立つところに座って!


言われて

またしても最前列のまん真ん中に
座らされてしまいました。

やはり
眠くて眠くて耐えるのに必死でした。


そんな時、
資料が配られました。


A4用紙15枚程のボリュームある
資料です。

その資料に目をやった時、
私の眠気は吹き飛びました。


ナント
そこには
「精神保健福祉士ボランティア・
 フォローアップ講座」



書かれてました。


たまげました!
びっくり仰天です!


私はお年寄りの話し相手になる
「傾聴ボランティア」していて、
その定例会に出席してるのに、

何故
精神保健福祉士ボランティア??


なんでも
隣の市では、
精神保健福祉士ボランティアの活動が
盛んで、
我が市も進めていきたい。

故に
私達も
精神保健福祉士ボランティアになるべく、
その「講習会」に参加して勉強して
ボランティアしましょう!


いう内容でした。


それから
2時間近くこの話題での定例会となりました。
15枚の資料は全てその資料。


講習会には
精神科医や精神保健福祉士・社会福祉士が
参加して講習してくださるとのこと。


そして
私の市では、
芸術家を支援する
アーカスプロジェクトなるものがあり、
市に芸術家が多く住んでます。


我が市の壮大なる計画は、

アートと精神医療の融合!
らしいです。


オーマイゴット!


精神障害者の心をアートでケアする。
精神障害者の心をアートで治す。
アートを通じて元気を取り戻す。

そして
その資料には
精神科医のコメントが書かれてました。


「自分は以前は、
精神医療はエビデンスに基づいた
科学的アプローチ、
いわば薬の治療が有意義で、
アートなどのエビデンスのない治療法には
懐疑的でしたが、

今はエビデンスに基づかない、
患者一人一人に寄り添うアプローチも
効果があるかもと思うようになりました」

とのことです。

資料を読んでる私は

怒りでプルプルしてきました
(笑)


何が
精神薬による治療がエビデンスに基づいた治療だ!!

お前がエビデンスという言葉を言うのか!


みたいに
心の中で叫んでました笑



精神障害者は「生き辛さ」を抱えており、
家に閉じこもりがちで、
コミュニケーションが少なく、
社会との繋がりが希薄で孤独に苛まされてる。
 
なので
皆さん
精神保健福祉士ボランティアしましょう!


その為に
来年から
精神科医や専門家が一回1500円でしてくれる
講習会に5回参加しましょう。



いうお話しでした。


最前列に座っていた私は、


「ブログのネタにしなくちゃ!」

思い
せっせとメモを取ってました(笑)


定例会が終わったあと、
代表者の人に呼び止められました。


「○○さん、すごく丁寧にメモしていて、
興味があるみたいですね。
ぜひ○○さんには、
精神保健福祉士ボランティアをしてほしい。
さらに別に〇〇大学に行き、
勉強もできます、どうですか?」


言われてしまいました。


どうやら、
わたしにかけられた「呪い」は、
まだまだ解けてないようです。


そんな講習会に出たら、、、、


「精神科医」に向かって、
喧嘩を売ってしまうかもしれません。

「なにがアートでケアじゃ!
 精神薬どうにかしなさいよ!」

「なにがエビデンスに基づいた科学的治療法じゃ!」


殴りかかってしまうかもしれません(笑)


そもそも
「精神障害者相手のボランティア」
キツイです。

「向精神薬飲んでるから治らないんですよ!」
とか
言っちゃいそう🤭
ヤバイ!


それにしても

なにの「呪い」なんでしょう。


どうして、
神様はわたしを精神医療ジャンルに
お導きになさるのでしょう。

誰か
「呪い」を解く方法を教えてください。


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