見出し画像

パラノイド 

ネットフリックスのオリジナルドラマ


パラノイド

イギリスのドラマです。


いやぁ、
これ最高でした!

精神医療や精神疾患に興味のある方にはおススメです。


殺人事件を発端にしたドラマですが、

登場人物が、

精神科医
製薬会社
刑事
精神疾患患者
元精神疾患患者


とにかく、
登場人物がみんな変なんです!


イギリス流ブラックユーモアなんでしょうか。

精神医学批判のブラックユーモアも
含まれてる。

日本では作れないドラマですね。

日本精神医学界や、
精神疾患患者の団体とかから、
クレームつくでしょうし。


事件を解決する刑事達も、
みんな変なんです。

3人の刑事が主役かと思われますが、

もうすぐ40歳になる女性刑事ニーナは
頭の中が男のことでいっぱい。

結婚したい
子供が欲しい

それはいいけど、
異常に偏執的で妄想が入っており嫉妬深い。

年配の男刑事は、
不安症を抱えてます。

クスリ(ベンゾジアゼピンの抗不安薬と思われる)を飲むシーンが度々出てきます。

もう1人の若者男性刑事は、
母親が精神疾患患者。

またこの母親が色気狂い精神疾患患者で
強烈なババア。

そんな母親に育てられたので、
アダルトチルドレン。

冒頭に殺人シーンが出てきますが、
犯人の男は統合失調症

曲者の精神科医も出てきて、
精神医療の怪しさと杜撰さも十分に描かれてます。

しかも、
この精神科医、
患者の女性に手を出すタチの悪い奴
(日本でも現実にそういう精神科医います)

しかも、
手を出す精神疾患患者が、
みんなオーバー60歳なんじゃない?
という
熟女マニア。

見ていて気分悪くなりました。

せめて、若い綺麗な女優さん使って欲しかった。

そして、
謎の元精神疾患患者の女性
登場します。

どうやら断薬して精神医療とも縁を切って、
自助会なるものに参加してます。

少し宗教じみてます。
この女性もオーバー60歳と思われるのに、
このドラマでは、
セクシーどころを演じてます。

50代の頃に、
元主治医の精神科医と関係を持ち、
裸の写真を握られてるのが弱み。

ミニスカート履いてキスシーンしたり、
セクシー演技します。

本当に勘弁して欲しいわぁ。

でも、
この元精神疾患患者の初老女性の
セリフが身震いするほど素晴らしいんです!

日本ではありえません。

わたしが感激したセリフをご紹介します。

左から
不安症の独身中年男性

偏執的妄想的異常に嫉妬深く、
殺人事件おってるのに男のことばかり
頭にある女刑事。

母親が色気狂いの精神疾患。
異常な育てられ方したのでアダルトチルドレン
の若い男性刑事。

登場人物の平均年齢が高い!

でも、
すごく面白いドラマでしたよ!

レビューでは、
変な登場人物ばかりと評判よくないけど、

精神医療やメンタル界隈にハマった人には、
リアリティ満載だと思います。

変な人ばっかりだもの。

特に偏執的な人多いですよね。

ちなみに、
パラノイドの意味は偏執病・
偏執的です。


病的に偏執的になる原因として、
ストレスや向精神薬(クスリ)
があるそうです。


なるほど、
メンタル界隈や減薬断薬界隈に、
偏執的な人が多いのは、
向精神薬が原因なのね。

これ、本人は案外自覚なくて、
さらに恐ろしいです。


さぁ、
このドラマの中のシーンの紹介です!!


不安症の中年男性に、
どうやら抗うつ薬が処方されてたようです。

抗うつ薬で攻撃的になる!

いいですね、
さすがイギリスのドラマです。
斬り込んでます。

原因は薬よ!!

ドラマの中で、
抗精神病薬、抗不安薬。

専門的用語が出てきます!

なんと!
アカシジアが出たー!!

アカシジアですよ!

日本のドラマで、
アカシジアなんて単語でることあります??

すごいマニアック

この女性が
元精神疾患患者。

もう断薬して精神医療とは縁を切ってます。

自助会にハマっております。

セクシー役所です。

私がこのドラマの中で、
役をもらえるとしたら、
この女性役かぁ。

なんか、嫌だわ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?