「コミュニケーションが苦手なあなたへ」~HSPが考える、コミュ障のためのがんばらない処方箋 day6~
みなさん、こんにちは! ほいみん です。
コミュニケーションについて、本日は6回目ですね。 目を通してくださっている皆様、どうもありがとうございます。
前回はコミュニケーションとの向き合い方について どうすればコストを下げることができるか、 期待値などの点からお話をさせていただきました。
では、コミュニケーションスキルを実際に改善するには、 どんなことに取り組めばいいのでしょう。 具体的にお話をしていきたいと思います。
まずは、クエスチョンから。 人には付き合うタイプが2種類しかありません。誰と誰でしょう? う~ん、だれだろう...? 難しく考えないでくださいね。 答えは... 「他人」と「自分」ですね。 人はこの2つのタイプの人と付き合うしかないのです。 (前回の流れで若干、哲学的な要素が入っていてスミマセン...)
では、次のクエスチョンです。 人がコミュニケーションを取るときに、もっとも大切な相手は、 次のうち、どちらでしょうか?
① 自分
② 他人
そう、もうお分かりですよね。
答えは①「自分」です。
なぜかって? 付き合う相手はいくらでも変えることができます。 相手のことがイヤだったら付き合わなければいいだけの話ですから。
でも、自分の場合、そうはいきませんよね。 生まれ持った素材(この言い方がいいのかどうか、わかりませんが...)と、 一生、付き合っていくしかないのです。
とくに、HSPの場合、自分と付き合うのが上手ではありません。
感情表現が苦手なんです。(正直、いまでもぼくは苦手です)
これを言ったら、笑われるんじゃないか。 バカにされるんじゃないか。
あれこれ考えてしまって、人前で感情を表せないんですね。 だから、自分の意見を堂々と言ったり、好き嫌いをハッキリ言ったりする人を見ると、羨ましくてしょうがありませんでした。
どうすれば感情表現が上手になるのでしょう。
実は、トレーニングで改善できます。 では、何から? まずは、感情を出す習慣を少しずつ身に付けていきましょう。
他人に対してではなく、自分自身に対してです。
さぁ、どうしましょうか?
これも当たり前に過ぎるかもしれませんが... 日記が一番早いんですね。
日記というと、 メンドくさいんだよね... 書くことがないんだよね...
続かないんだよね... といった声をよく耳にします。
そのお気持ち、よくわかります! ぼくも、いつもそう思ってますから(笑) でも、こう考えてみたらどうでしょう。 メンドくさいんだよね... → できるだけラクに書けばいいじゃん! 書くことがないんだよね... → その日の気分を書けばいいじゃん!
続かないんだよね... → 三日坊主でもいいじゃん! こう考えればハードルが一気に下がりませんか。
たった一行でいいんです。
楽しかった😊 悲しかった😢 ムカついた💢
もしくは 〇、△、✕ などで気分を表すなど...
大切なのは、自分に対して正直に感情を表すことなんです。
ぼくも感情を表現することが、なかなかできませんでした。
亭主関白の父親のもとで、顔色を伺いながら育ったので、 気持ちを表に出すことが慣れていないんですね。 「大人になる」=「感情を抑える」と教え込まれてきたこともあります。
でも、そんなことないですよね。
楽しそうに生きている人は、みなさん感情表現が豊かですし、 高校からのぼくの親友も、これはスキ! あれはキライ! と 自分の好みをハッキリ主張するタイプです。
感情を抑えることに慣れてしまうと...
自分が見えなくなり、
自分の行きたい場所がわからなくなり、
自分のことが理解できなくなる。
自分自身が自分のいちばんの理解者であることを、やめてしまうんです。
これって、とても怖いことだと思いませんか。
他人に判断を委ねるということは、 社会の価値観に人生を預けてしまうこと。 人生でいちばん大切なのは、
居場所や立ち位置を、自分で考えて判断することなのに...
そうならないためにも、途中でやめてもいいから、 とりあえず一日だけでもチャレンジしてみませんか。 そうして書けたら、まずは自分をほめてあげましょう。
ぼくはカレンダーにシールを貼っています。
100均のシールで十分です。
書けても書けなくても、まずは貼ってみましょう。
ぼくは買ってきた星のシールを、 〇の日は「ゴールド」 △の日は「ブロンズ」 ✕の日は「シルバー」 と使いわけています。(順番ちがうんじゃない、と言われそうですね)
幼稚園生みたいですが(笑) 楽しいですよ!
成果が目に見えると、自然とモチベーションも上がりますし、 自分のクセもわかってきます。
週明けはイマイチだな~とか、
週末に向けてアガっていくな~とか (ホント、典型的ですね笑) そうして少しずつ感情を表すことに慣れていきましょう。
「感情日記」、「気分日記」、「一行日記」... 呼び方はなんでも構いません。 けれど、一日でもいいので試していただけるとうれしいです。
では本日はここまで。 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。!
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