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エモすぎる同窓会『ハリー・ポッター20周年記念 リターン・トゥ・ホグワーツ』

【個人的な評価】

2022年日本公開映画で面白かった順位:7/53
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:☆☆☆☆☆(配信のみ)

【ジャンル】

ドキュメンタリー

【原作・過去作、元になった出来事】

・映画
 『ハリー・ポッター』シリーズ(2001-2011)

【あらすじ】

世界的大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの20周年を記念して製作された特別番組。ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンをはじめ、主要なキャスト&スタッフがシリーズ終了後初の再会を果たした。

シリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開から20周年を祝し、新たなインタビューやキャストの対談、製作陣による考察、原作者のJ・K・ローリングによるコメントなどを通し、今まで明かされることのなかった『ハリー・ポッター』シリーズ製作の舞台裏に迫る。

【感想】

こんなエモい同窓会あるのかって感じでしたね。シリーズのファンにしか刺さらないと思いますけど、シリーズのファンなら絶対に観て欲しい作品です。『ファンタビ』最新作のために、先週からずっと『ハリポタ』シリーズを1作目から観返していたんですが、その流れでこのドキュメンタリーは熱かったです。

<語られる撮影裏話>

通常のドキュメンタリーと同様、本作は監督やキャストへのインタビューや対談形式で進行していきます。そこで、スタッフたちが1作目を作るときに、ハリー・ポッター役のキャスティングで苦労した話や、撮影現場が楽しすぎて仕事という感覚がなかったキャストのこぼれ話など、撮影秘話を聞けるのはファンとしてうれしいですね。まるで小・中学校時代の思い出を語っているように、みんなが懐かしさと楽しさに溢れているのが印象的です。

また、当時抱えていた想いなんかも赤裸々に語ってくれるので、本編を観るだけでは知ることのできないキャストの心情を知ることもできました。特に、エマ・ワトソンが降板しかかってた話は驚きでしたね。最後まで演じ切ってくれて本当によかったです。

最後の撮影が終わった後に、メイン3人が感極まって泣いちゃうところとか、もらい泣きでした。そりゃあんなに楽しそうな撮影が10年も続いて、それが終わるとなると寂しい気持ちにもなるでしょうね。

<キャストたちの成長>

このシリーズはほとんどが子役がメインの話なので、作品を重ねるごとに彼らの成長が見れるのも楽しいポイントです。途中から子役じゃなくなって、立派な大人になりますもんね。みんな1作目とラストの8作目では顔も背丈も大きく変わりました。特に、ネビルを演じたマシュー・ルイスが一番変わりすぎだと思います(笑)

<亡くなられた方たち>

残念ながら、キャストやスタッフの中で亡くなってしまった方も少なくありませんでした。1作目と2作目でダンブルドアを演じたリチャード・ハリスや、スネイプを演じたアラン・リックマンは有名かもしれませんが、他にも杖を売っていたオリバンダー役を演じたジョン・ハートや、マルフォイの母を演じたヘレン・マックロリーもこの世を去ってしまいました。でも、作品もそこに生きるキャラクターも未来永劫残り続けますから、このシリーズは次代にも伝えていきたいですね。もし、僕にも子供ができたらぜひ見せたいです。

<そんなわけで>

正直、シリーズを全部観ていて、さらにファンじゃないと、まったくもって響かない内容ではありますが、シリーズが好きな僕からしたらとても楽しめる内容でした。尺も102分と短いのでサクッと観れちゃいます。アマプラで!


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