無駄に壮大なルパンだった『ルパン三世 THE FIRST』

2019年公開映画202本中103位

ルパン三世シリーズ初?のフルCG映画。
だけど、普通にルパン三世でした。
可もなく不可もないルパン三世でした。

キャラクターの表情は豊かで、ノリもアニメのまま。
なので、よくも悪くも、これフルCGにする必要あった?
という気がしないでもない。。。

とはいえ、細かいところまで作り込まれているので、
CGのクオリティは高いし、
8月に観た『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』も踏まえて、
いずれ山崎貴監督は日本のドリームワークスになるんじゃないか
って気がしないでもない(笑)

さて、肝心のお話ですが、
今回は、ブレッソンダイアリーという、
ブレッソン教授が大事なことを記した日記を巡る冒険譚です。

その日記の中には、古代兵器エクリプスについて書かれており、
途中からもはや『インディ・ジョーンズ』や
『天空の城ラピュタ』みたいな感じになってきて、
ものすごい壮大感出てました。
そんな壮大さ、ルパンにいる?っていうと謎だけどwww

そして、そのエクリプスについては、
ルパンと今回のヒロインであるレティシアの祖父の代から続くもので、
孫がそれを受け継ぐという流れは、
長い歴史の持つロマンみたいなものも感じられたので、
個人的には好きでした。

とはいえ、最初に書いた通り、よくも悪くもルパンなので、
ルパン好きな人なら観てもいいし、
そんなルパン興味なかったら観なくてもいいという感じです。

ちなみに、ここでいうよくも悪くもというのは、
いい意味でアニメと同じ感じなのは安定感があり、
悪い意味だと、せっかくフルCGになったのに、
別に新鮮さは感じず、普通のアニメのままでよかったんじゃないか
ってちょっと思っちゃうところね。

峰不二子のおっぱいがアニメよりも縮んだように感じたけど
気のせいかな。。。

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