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【学び直し】大人になったからこそ勉強をしたい理由がたくさん見つかる【リカレント教育】

学び直しという言葉をご存じでしょうか。
言葉の通り、「大人になってからもう一度何かを学ぶ」ことです。
今回は、学び直しについてまとめながら考えを述べていこうと思います。

私はまさに、この学び直しの当事者です。
社会人経験の中で新たな分野へ方向転換をしたいと思い、踏み切りました。
私は退職後に大学院を修了しました。
現在は学んだことをもとに働きながら、もっと学びたい内容を見つけ、日々勉強中です。また、新たなスキル習得のための進学も決まりました。
私の友人数名からも「学び直しをしたい」という相談があったため、所見を記します。

学び直しを考えている方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。


リカレント教育とは

「リカレント教育」とは、元来はいつでも学び直しができるシステムという広い意味を持つものであるが、キャリアチェンジを伴わずに現在の職務を遂行する上で求められる能力・スキルを追加的に身に付けること(アップスキリング)や、現在の職務の延長線上では身に付けることが困難な時代のニーズに即した能力・スキルを身に付けること(リスキリング)の双方を含むとともに、職業とは直接的には結びつかない技術や教養等に関する学び直しも含む広義の意味で使用する。

総務省 平成30年度版 情報通信白書より

社会人が今の業務を遂行する上でもっとスキルアップしたい!というのが【アップスキリング】、新しい職務やキャリアに必要なスキルを学び直すことを【リスキリング】といいます。

私が経験したのは【リスキリング】の方です。
分野を超えてキャリアチェンジがしたくなり、理転しました。

日本は「学び直し」をする人が少ない

文部科学省は、学び直しを推進しているようです。
労働生産性が高い国と比較して日本は学び直しをする人や機会が少なく、それが時間当たりの労働生産性が低い一因となっているとのことでした。
同様に、日本で起業や転職などが少ない要因でもあるそうです。

でもそんなことを言われても、
「何か勉強したいけど、何から手をつけたらいいか分からない…」
「転職を機に別分野のスキルを身に着けたい」
など、わからないことだらけだと思います。
そもそも、自分の意志を深堀りして情報収集するのにも時間がかかりますし、周りにも学び直しをしている人が少ない状況です。一歩踏み出すのも苦労します。

こんなサイトを見つけたので共有します。

文部科学省事業で開設・運営しているウェブサイトなので、変な情報商材や情報の正確性もわからない怪しい運営団体ではないです。
様々な大学主体の講座の紹介サイトなので、きっかけづくりに最適です。
オンライン開催や夜間開催が多いので、仕事後の時間にも受講できるかと思います。

現状維持は嫌だけど、どんな選択肢があるか分からないという方におすすめです。

無料公開されているリソースを有効活用する

ネットで検索すると、様々な無料公開されたリソースが見つかります。
いきなり高額な学費を払って学校に行かなくても、空き時間に無料で気になる分野の雰囲気を知ることもできます。

YouTubeでも、様々な方が学問系の動画をアップしています。
ただ、注意が必要なのは「情報の正確性」です。
大学の教員が公開しているものや、学会主催のものであれば信頼度が高いです。
手元に関連する書籍やテキストがある場合は、情報の正確性を確かめながら学ぶのもおすすめです。

繰り返しになりますが、無料のリソースには、不正確なものもあるということを認識したうえで使用することをお勧めします。

まずは無料のものや単発の講義へ参加し、より深く学ぶ決心がついたら進学する選択をしてみてもいいかもしれません。

一度きりの人生、思い切って行動

進路選択をしなければいけない高校生、大学生の時は、人生の方向を決めるのにはあまりに未熟だと思っています。
一度社会に出て、内面も経済面もある程度成長すると、見える世界が変わってきます。
進路選択の時には思ってもみなかった分野に興味を持ったり、新しい夢が見つかることもあります。経済的に当時チャレンジできなかった選択が可能になることもあります。

一度きりの人生なので、やりたいことが見つかったら舵を切ってみてもいいのではないかと思います。頑張り次第で意外とどうにかなる気がします。「なんか違うな」と思ったらまた舵を切るのも悪くはないです。

【参考サイト】


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