見出し画像

適切な広告配信をブロックチェーンで実現できるのか?

広告業界でのブロックチェーン活用は試験利用から結果が徐々に出てきています。

今後どのように変化していくかに注目です。

日用品大手のユニリーバーのメディアトップはブロックチェーンを活用して広告を効率的に運用できるなりつつあると発表しています。

試験的な取り組みを通じて広告主との契約にかかっていたコストを削減し、適切に広告を提供する仕組みがシステム上で可能になると伝えています。

画像1

2019年のAd TransparencyレポートによるとLucidityというブロックチェーンスタートアップが試験的取り組みでブロックチェーンを活用して広告主によりメディア購入の仕組み提供をスタートしていると発表しています。

方法としてはアプリ内で広告を提供するサービスプロバイダーを承認し、ブロックチェーン上に書き込みます。

そこから実際に掲載されたインプレッションデータをブロックチェーン上に書き込みます。

最終的に計測したデータはアプリ上での全体で計測していたインプレッションに対して65%の正確性であるということがわかりました。

実際に計測しているデータにボットなどが含まれることもあり、今後は適切に広告が配信されているのかを確認していく必要があります。

広告業界ではブロックチェーンの登場によって大きく変化が起こる可能性があると発表しています。

Brave browserというサービスでは広告を視聴することによってリワードトークンがもらえるような新たなユーザー体験を提供します。

機能面ではデジタル情報の保護などの観点からより情報を安全に管理するニーズは広がっていくだろうと考えられています。

AdEx Networkと呼ばれるAdTechスタートアップはイーサリアムブロックチェーンを活用したデジタルアドネットワークの開発を進めています。

これまでにスタートして2ヶ月で900万のトランザクションを達成しています。

オープンソースのプロトコルを採用し、広告主から全体でデータを管理できる仕組みを提供するとともに、ネットワークがスケールするようにオフチェーンで管理を行います。

広告マーケットでのブロックチェーン採用事例は今後も増えていく可能性があるので注目です。

コラボゲートではブロックチェーンとビジネスの研究会、新規メンバーを募っています!気になった点は気軽にコメント、ソーシャルでご連絡お待ちしております!

10月9日には京急さんと一緒にモビリティの新規事業ブロックチェーン勉強会を開催します!ご興味ある方は是非ご参加ください!


ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!