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拡大する食の安全性とIBMブロックチェーンの取り組みとは?

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今回は食品小売企業が取り組むブロックチェーンを活用した事例を紹介します。

ネスレとフランスの小売大手カルフールはブロックチェーン技術を活用した食品トレーサビリティの仕組みをIBMが提供するフードトレーサビリティプラットフォーム上で展開を始めました。これはMouslineという商品で活用されるマッシュポテトがネスレの工場からどの流通経路で運ばれたかをトラッキングできるようにQRコードを活用して消費者が確認できるというものです。

このサービスを活用することで、製造日の確認や品質管理のパラメーター、保存期間や保管場所などの情報を消費者が確認し商品の購買判断を行うことができるようになります。

Transparency Market Research (TMR)が調査したデータによると、食品安全性に関するビジネスマーケットは世界的に成長傾向です。2025年までに13億ドルまで成長し、2017年の6億ドルマーケットから大きく伸長しています。食のサプライチェーンで発生する病原菌などの問題は感染症被害などを拡大する恐れがあり、今後はこう言った感染経路の特定と防止が非常に重要なポイントになります。

IBMのフードトラストソリューションはレタスのトラッキングを目的とし、アメリカのスーパーマーケット大手アルバートソンズを新たなメンバーとして迎え入れ、合計で80のブランドがこれまでに参加したことになります。

今回の参加を通じて新技術を活用した食の安全性をサプライチェーン上で担保し、いかに早く課題を発見しオペレーションしていくかが今後のサプライチェーンのあり方になっていくだろうと考えられています。

Drakes Supermarketsは肉の流通企業Thomas Foods Internationalと組み、IBMのフードブロックチェーンソリューションを活用したサービスを展開していくよう現在進めています。数ヶ月の試験プログラムの後に、新たなサービス展開も検討していく予定です。

店頭で販売しているアンガススコッチのステーキを試験的に4つの農場からトレースするという試験をIBMの技術を活用し実際に記録として残すことに成功しました。

食の安全性の分野ではIBMが様々な試験プログラムを通じて、徐々に改良を進めてきており今後は実事例なども期待できます。

本日のトピックは以上で終了です!

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