ブロックチェーン活用で法律の仕組みは変化するのか？
ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。
コラボゲートでは3月26日に「未来志向型イントラプレナーコミュニティ」という新たなコミュニティのキックオフ飲み会を開催します！興味のある方はご参加ください！
今回はリーガル分野でのブロックチェーン活用に関連した取り組みを紹介します。
フランスの裁判所書記官はブロックチェーン技術を活用した企業の情報記録を行うと発表しました。IBMはその中でHyperledger Fabric技術を活用しプラットフォームを作成を行います。
このソリューションで記録を行うことで制度に関連した企業情報のやり取りが円滑に行われることと、フランス域内でビジネスを行う企業の登録情報を効率的に記録する事が期待されています。
Artificial Laywerの記事によるとリーガルテック分野で起きている課題としてサービス導入者へ適切に利用を促せていないという課題が存在しています。実際に導入に至らない状況だと販売まで繋がらず、利益を出せていないというのが普及に大きく影響しています。回答者の11%は話ができる担当者との交渉が必要と答えているように、法律家や専門家、担当者コミュニティを育成するなど適切な入り口へのアクセスが技術を浸透させるためには重要です。
Legal Nodesは分散型の法律家ネットワークを世界中で作っています。世界中でバラバラに活動している法律の専門家が案件ごとに集まり、法律的な観点から現在変化の激しい各国の法律課題に取り組みます。
法律家のネットワークを作る事で、各国における最適な法に基づいたアドバイスを行う事ができ、特に最新技術の分野でビジネスを展開する際にはネットワーク情報が非常に重要になるため、世界各国の専門家を組織化する事で幅広く対応が可能になります。
ブロックチェーン技術は幅広く活用されていく事が期待されていますが、既存の法律の枠組みと上手くリンクしていく必要があります。
今後法律のあり方が大きく変化していく中で最新情報をネットワーク上で獲得する事と、その情報をビジネスに生かしながら技術を契約書の取引などだけで活用するのではなく、法律家のネットワーク構築など新たな仕組み作りをベースとして展開していくことも重要です。
本日のトピックは以上で終了です！
ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです！気になったら気軽にメッセージください！